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ブレイド2(Blade II) [DVDやら映画やら]

マーベルのキャラクターとは知らなかった。眼を離していられない。テンポが速くて面白かった。清々しいほどの裏切りストーリー。ブレイドがヴァンパイアたちを追いかけるときの、縦横無尽なカメラアングルが良い。当時のCGクオリティかもしれないが、ブレイドの倉庫で、ニッサ他一名と戦う動きがクレイアニメっぽくて面白かった。新種と思われるノーマックたちのアゴのキズは何かなあと思っていたら、あんな風に開くのね。開いた中のディティールを映画の中でニッサが説明するが、考えた人は楽しかったにちがいない。脳は止まっても心臓は動くといった設定があるが、ヴァンパイアは光が苦手という定番はずっと引き継いでほしいと思った。そうじゃないと勝てそうにないので。ラインハルトを演じるロン・パールマンの悪役っぷりが爽快。本当は彼がブレイドでも良かったりして。ブレイドの他、ドニー・イェン演じるスノーマンが使う剣が日本刀っぽい。平気でセメントの塊とかを刀で受けたりするのもすごい。これは2作目だが、1作目を知らなくても十分楽しめる。エンディング近くのブレイドとニッサが二人きりの場面は、ヴァンパイア映画の定番かもしれない。ジョシュ・ハーネットとメリッサ・ジョージの「30デイズ・ナイト」も似た感じ。愛する者・敬愛する者を送るラストにふさわしいシーン。ああ面白かった。

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パプリカ(Paprika) [DVDやら映画やら]

アニメだった。筒井康隆さん原作。絵柄が良い。きれい。ノートブックがアルミの PowerBook。キーボードのバックライトもちゃんと点いてる。歌詞のはっきりしない音楽が良い。アニメの歌詞やメロディは、内容にそぐわないものが多いので。声優さんが良い。声優ではないけれど、江守徹さんも良い。さすがナレーターとか声の仕事を多くこなすだけあります。人の夢に入り込む・操る・征服する、そんなことができる機械DCミニを中心に話しが進む。テーマは科学力のエゴというところか。なんだか普遍的そうで筒井さんぽくなかったりして。でも面白い。それは千葉とモラル知らずの時田の対比とか、時田の説明に対して千葉に翻訳を頼む所長の程よい科学者ではあるがIT系ではない程よいアナログ感とか、粉川刑事の8mmに代表される絶対的アナログ感など、登場人物の性格的豊かさによる。しかし、なによりもアニメ映像か。想像された夢の世界の緻密な描写に圧倒されます。この夢のめちゃくちゃ加減に筒井さんらしさを感じる。冒頭のパプリカが次から次へと場所や乗り物を替えていくシーンはスピード感があって良い。いちばん良いなあと思ったのは、小山内が下方に吸い込まれていく床に墜ち込んでいくところ。面白かった。


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陸軍中野学校 [DVDやら映画やら]

市川雷蔵さん演じる椎名次郎誕生の物語。現代劇の雷蔵さん。クールなところが良かったんでしょうか。加東大介さん演じる草薙氏曰く、参謀本部は頭が古くて固くて世間からずれているために、そこから離れて優秀なスパイを作るための学校らしい。だから、スパイ活動をがんばる彼らのじゃま者、それは陸軍参謀本部。スパイ活動の実績を作ろうとするものの、秘密であるはずの情報が意外なところからもれていた・・・というのは鉄板パターンとなって次作に続く。もう定番なので怪しそうな人はすぐに分かるが面白い。やっぱりブリブリ言わせていた人がアチャーというのは清清しくて、気持ちが良いもんです。いつの間にかいなくなった次郎を探す小川真由美さんが切ない。彼女はゴージャスだが、薄幸な役が似合ったりする。一作目の見所は、スパイ養成の過程かと思う。養成授業では、変装術などスパイ活動でありそうな技術の他、窃盗犯から犯罪方法を習ったり、女性をものにするために集団で訓練したりしてます。精神的に脱落する人も出てきますが、その辺りの集団劇は「赤軍か!」とちょっと思ったりする。「映画は大映」、良い言葉です。でも雷蔵さん無くして、大映は成らずだったのかもしれない。

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バックビート(Backbeat) [DVDやら映画やら]

ビートルズ初期、スチュアート・サトクリフの物語。2000年前の映画だったのか。オープニングの戦後イギリスを見せる映像が秀逸。始まるぞという気にさせます。スチュアートは絵を描くが、あまりに抽象的な絵では、ヌードモデルになった身もつらい。バンドメンバー、つまりビートルズの面子はそっくりではないけれど雰囲気は100点。主人公のスチュアートについてはよく知らないが、ジョン・レノンは、ほんとにこんな感じだったんではないかなあと思わせる。ポールの目元・口元の再現度が高い。ジョージはもうちょっと甘い顔だったらと思うが、あまりに似ていては主役のスチュアートが埋もれそう。1960年、ハンブルグに渡ってのライブ活動。スチュアートがいるということは、彼がベースを弾くので、ポールはまだギターを弾いている。ドラムもリンゴではなくてピート。ジョンはちゃんと短いスケールのリッケンバッカーを弾いている。案外リーゼントに良く似合うギターかも。フロントでジョンとポールがノリノリなのに対してスチュアートはクールというか恥ずかしいのか、それとも自信が無いのか、動かなかったり、背中を向けたりしている。印象的なのは、アストリッドが野外でバンドメンバーを撮影するシーン。よく知られるハンブルグの頃の写真は彼女が撮ったものもあるんだろう。最後のテロップにも書いてある。スチュアートはアストリッドと出会い、バンドから心が離れていく。彼女の芸術性と恋に溺れてしまったか。彼の世界の中心は絵画であり、バンドはさほど重要でなかったか。はっきりしろよと言いたくなるが、その辺のナイーブさの物語がこの映画なんでしょうねえ。彼のことを映画にする必要はあったのか?と言われれば、無いと思う。しかしビートルズの下積み時代に色を添える意味で、それとジョンの性格を語る上で必要なのかも。この映画を観る限り、ジョンはアストリッドに嫉妬しているように思える。男女間でのジョンの立ち振る舞いも見もの。ジョンだけでなく、ポールの演奏技術に対する真剣さも引き立たせている。面白かった。


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ジャージの二人 [DVDやら映画やら]

もちろん鮎川誠さんが出ているから観た。大楠道代さんというか安田道代さんにおどろく。浮気された息子(小説家らしい)と仕事をしない父親(カメラマンらしい)が田舎で暮らす話し・・・だろうか。鮎川誠さんと堺雅人さんの組み合わせが珍しい。共通点が無さそうだがとりあえず二人とも九州の出だったか。難解な映画。時折見える山と雲の風景がきれい。雲が噴火煙のよう。この映画でジャージは重要なようだ。ジャージに着替える場面もスローモーションでゆっくり撮られている。ついでに名前と職業まで紹介される。なぜジャージなのか。その理由は「寒いから」だ。その他にも「家の中はジャージに決まっている」「だらだらの象徴」「子供のメタファー」など。もっともそれらしいのは、二人の一体感をあらわすものか。二人が住む携帯電話が通じない場所への関所は、コンビニ「ミニストップ」。携帯電話の電波が届く唯一の場所、畑の真ん中が現世との連絡場所。でも固定電話はつながっている。息子はその場所を知ると、ニコニコしながら妻に電話をかけるが切られる。息子が考えるに妻は浮気をしているっぽい。切られたあとでニコニコから険しい顔に変わる。ついでに帰り道に迷う。まるで迷宮に入ったようだ。奥さんの腕組みをよけたり、奥さんに携帯電波スポットを教えないとか、奥さんの携帯を勝手に見たりする、この息子のみみっちさは何か。二人は天気予報を見ながらその場所の涼しさに悦にひたる。二人が居る場所は孤立している。父親が程ほどの長さの薪に拘る理由は何か。オカダさんはいったい何しにきたのか。時々たずねてくるオオヤマさんは何を表しているか。彼女は死神かもしれない。偶然にも父は魔女と言っていた。野菜をもらった家では「包丁・チェンソー研ぎます」が黄色くハイライトされていたのが不気味。いちばん充実しているようなのは、独り立ちした奥さんだなあ。難しかった。


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光の雨・連合赤軍事件 [DVDやら映画やら]

高橋かおりさん目当てで借りた。最後のナレーションを聴いて、原作が盗作とかで話題になったのを思いだした。高橋かおりさん観たさがなんともいえんことに・・・。当時のことを現代の若者が演じることによって感じる違和感。その違和感を強調させるために、効果的な構成ではなかろうか。演じる側には狂信的なカルト的集団と感じる者もいるだろう。確かにおかしい集団。そのおかしさゆえ、当時の人々は、まともに事実を伝えられないのではないか。わけがわからない犯罪であるから、伝えることなど何もない。よく実験系・収容所系とでもいうか、集団心理による事件を描くホラー映画があるが、そんな感じにも見える。事実を基にした恐怖映画。倉重役では山本さんが出ているが、彼が今やっていることとかわらない感じかも。言い方や口ぶりは違えど、自分の理想のためには何かしでかしてしまいそうなので、あまり近づきたくない役。特筆すべきは上杉役の裕木奈江さんか。幼さが見える顔立ちではあるが、目付きが狂気。狂気というか凶器。役と劇中役の関係が、単に役というのではなくて二重人格のそれに見える。それは浦川さんにも通じる。彼女のエッチなシーンはファンタジー的要素がまったくなく非常に現実的。そうかと思えば、満月を見て、それにそのシーンを重ね見てしまう。これらは劇中役での行動ではあるけれど、なんだか怖い。顔もけっこう怖いが。おそらく倉重が出てこなければ、みな静かに抜け出し、運動は挫折していたかもしれない。「自己批判は倉重により論破された~」といったナレーションが気持ち悪い。倉重と上杉たちが犯したしたことは、自己の隠蔽のための罪に他ならないでは。今の政治家、特に野党がみんな彼らに見える。人は自分の罪を隠すために他人を断罪するんではないかなあ。そんなこと言うと、罪の無い人はいないとかで「はい、論破」になるんだろうな。ああ疲れる。揚げ足はいやだ。素に戻った倉重と上杉の最後の独白でさらに疲れる。そして最後のナレーションでダメ押し。更には「フィクションです」のテロップで沈没。なんだかものすごく嫌な気分にさせられる。阿南メイキング監督の存在があいまい。高橋かおりさん目当てが、ちょっと辛くなった。でも高橋さんの他、浦川役の川越美和さんが良かったので救われた。最後、池内さんが上杉を見る眼差しも良かった。疲れた。


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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程


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エレキの若大将(Campus A-Go-Go) [DVDやら映画やら]

エレキ観たさで借りてしまった。やっぱりエレキは良いですなあ。TEISCO 提供のエレキ合戦ではみなさん TEISCO で、プロになったら、YAMAHA に MOSRITE。この辺の差が憎い。若大将が青大将の車に積んである TEISCO ギターを見て「高いの使ってんな」が清々しい。このギターがケース無しの裸というのもまた憎い。アイビーシスターズがリード楽器店にやってきて、「G線が切れたから替えて」とギターを持ってくる。そのとき、聞き取り間違いでなかったら、「弦は Gibson ね」と頼みます。ギターは TEISCO でも弦は Gibson なのよという意地らしさ。なんかの本で SMOKY を歌ってらっしゃる方が、Gaban の SG に Gibson の PU が付いていたことについて「俺はヘッドに Gibson と書いてあるほうが良かった」と言っていた。そうだよなあ、やっぱりブランドの存在は大きいなあ。もちろん映画の主役は若大将で、準主役は恋人と青大将。寺内タケシにジュリー藤尾、おまけに内田裕也さんといったミュージシャン、歌手の存在もニヤッとするところであるが、いちばんファンキーで目立つのは、若大将のおばあちゃんだろう。彼女の三味線と若大将のエレキセッションがとてもファンキー。若大将がどれだけ「ぼかぁ幸せだなあ~」の台詞を口にしようと、ニコニコしながら三味線を弾いている姿がいちばん幸せに見えます。エレキ合戦のテレビを観ながら踊るおばあちゃんは、「青春デンデケデケデケ」とか映画でよくあるシーン。しっかりお父上の上原謙さんも出てました。大学生が酔っ払って自動車事故やって、おまけに犯人身代わりとか笑ってられないとこですが、時代でしょうか、といって片付けてはいけないが突っ込んでもしょうがない。シリーズものの映画だと、家族構成とその役者さんが変わらなかったりするが、相手役の女性も変わらないというのが若大将の特徴か。面白かった。


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セックス・チェック 第二の性 [DVDやら映画やら]

大映映画である。メキシコオリンピックの陸上競技出場を目指す宮地コーチ。緒方拳さんである。社会人の陸上部のようである。砂場みたいな地面では練習するのも大変そう。冒頭からいきなり親友の奥さんを・・・なんてゲスなやつだと思ったら、激しく後悔したのか全力でダッシュ。出張中の親友がかわいそうである。奥さんも哀れ。そんなことは別のこととして、宮地は他部員そっちのけで、18歳のヒロコをオリンピックに行かせるためにつきっきりでコーチする。二人一緒に住み、「強くなるためには男になれ!」が持論で、無い髭まで剃らせる。剃ってるうちに、ほんとうに生えてくると言う。つまり男性ホルモンが増えてくるのだ。生理すらないほうが良いと言う。でもヒロコは自分の身体で気になることがあって・・・それが分かってからの宮路の行動がまたすごい。コーチの意見を信じるならば、スプリンターは人間ではない。獣です。女は男に引っ張られんと生きていけんとか、コーチの性格だけでもサスペンスとかホラー映画並みの怖さ。セクハラ要素満載で、これじゃテレビで放送できんだろうなあ。最後の小川真由美さんで恐怖のダメ押し。増村監督の戦争描写が激しい。この描写があって、この宮地コーチがある。傍目ではただの狂犬おやじの背景は、言葉の説明だけで済むかもしれない。しかしあえてそれを映像化してしまった。その辺が増村監督か。それがなければ、男女の単純なエッチ映画と揶揄されて終わりだったかもしれない。なんだか「赤い天使」を観たくなった。すごい勢いで観てしまった。さすがスプラッターではなくてスプリンター映画。面白かった。


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12モンキーズ(12MONKEYS) [DVDやら映画やら]

「ブレードランナー」の次に好きなSF映画。女博士役のマデリーン・ストウさんが素敵である。この後で、彼女が主演の西部劇を見た気がする。ブルース・ウィリスさんといえばダイ・ハードだったが、こんな映画にも出るんだなあと思った。でもSFとはいえ、彼の役どころはそれまでの映画とあまり変わらないか・・・。この映画のあとに「フィフス・エレメント」とかSF映画で良く出るようになった気がする。「アルマゲドン」では宇宙に行ったし。彼のSFだと「サロゲート」も良かった。世界が荒廃した原因を突き止めようと、ジェームズ・コールは地下から地上や過去に送られる。どの過去のどの時点に行くかは不確かなようで、戻った先で彼は少しの足跡を残す。それを女博士が見つけ、コールとの結びつきを深くしていく。それがハッピーになるか、それとも悲しい結末を迎えるか。一方、コールは彼の現在で、荒廃の原因と思われるものも見つける。それを過去でさがすのだが、皮肉なのは、彼が奔走している裏でその原因が着々と進んでいることだ。汗を流し、撃たれ、血を流し、一喜一憂するコール。苦労は必ず報われるというが、そればかりではない。その辺がSF「未来世紀ブラジル」も撮ったテリー・ギリアム監督の性格というか信念か。もっとも重要なのは、冒頭と最後のつながりだろう。タイムスリップものにはありがちなシーンかもしれないが、コールの人生がまた繰り返されるかもしれないことを暗示していて悲劇である。コールが同じ人生を歩むとは限らないが、幼少時の彼の記憶と同じものをだった場合、繰り返される可能性は高そう。ブラッド・ピットさんは、ちょっとキレ気味の活動家を演じている。下手するとコールと女博士よりも出しゃばりそうだが、ちょっと控え目な良い存在感。彼はこの映画にあまり必要なさそうだが、大事なペースメーカーでもある。過去と未来で聴く留守番電話も良かった。まだ携帯が無い世界だった。面白かった。


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12モンキーズのペーパーバック

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あばしり一家 THE MOVIE(ABASHIRI IKKA THE MOVIE) [DVDやら映画やら]

いきなりやられてしまう女の人がかわいそう。タイトルロールと一体になった一家の説明が、スピード感があって気持ち良い。原作マンガをうまく使っています。駄エ門役が身体のでかい菅田俊さん、五ェ門がイジリー岡田さんとか、原作のイメージの壊し方もまた気持ち良い。特に爆弾の吉三が、なべやかんさんというのがなんとも。クレーマーを逆に手ごめにするのはスカッとするが、肉まんにされてはかなわん。暴れようとすると頭が痛くなる菊の介たち。なんだか悪さできないような施術をされたらしい。おまけに記憶もないらしい。ニッポン番外地は極悪人が集まるところ。だから、まいちゃんがどれだけ可愛くても極悪人なのだ。なかなか面白い設定ではないか。対決シーンの手の抜き方が見事。ニッポン番外地と言わず、できれば普通の町中の人情を絡めた話しにしてほしかったが、こうなったのは、もしかして製作予算の関係だろうが。そういえば、まいちゃんはどうしたんだ・・・


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tY:近況23(Little Guitars / リトル・ギターズとか) [他]

「Little Guitars / リトル・ギターズ」という本の魅力は、Fender Duo-Sonic や Musicmaster もフィーチャーされている点です。好きなギターなので。

おそらく「リトル・ギターズ」は以下のようなものだろう。
  • セカンド・ライン
  • エコノミー
  • スチューデント・モデル(初心者・ビギナー向け)

今後も増補改訂とかされるのであれば、
  • Gibson ES-320TD とかのエコノミーセミアコ
  • 同じく Gibson の Kalamazoo ラインとか FireBrand
  • Rickenbacker Combo とか 425

も載せてほしい。
Gibson ES-320TD は、同社ムックの「Archtop Guitars / アーチトップ・ギターズ」にも載っていなかった。ちょっと不遇そう。
Martin のエレキが載っていたけれど、リトル・ギターズの意味には当てはまらなさそうな気がする。
Epiphone だと、WILSHIRE あたりはメインラインだと思う(セミアコ・フルアコがメインでソリッドがセカンドラインという考え方か)。
読んだ感じでは、発売当時の背景とかではなく「カタログ」本といった印象なので、それならとことん載せて欲しいです。

写真と読み物的価値があるとすれば、P-ヴァインの本が良いなあ。

美術面だと、この本が好きだ。

最近は Ritto Music の楽器本が少ない気がする。Rickenbacker とか Guitar Graphic なんかを復刊してもらえたらうれしい。インタビューとか、色々な版権の利用が難しいんだろうか。

Guyatone や YAMAHA の古いギターを一望できる素晴らしい BLOG ページがありました。

「ギターに溺れちゃってる!」って感じのタイトルだろうか。古いギターの写真とそのデモを見られる。アンプや録音のセッティングがどうなっているかわかりませんが、古い日本製のギターの音は他国に負けてないと思います。Atlansia Guitars の 林さんの記事もありました。


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エンド・オブ・ザ・アース(Rapture-Palooza) [DVDやら映画やら]

日本ではビデオのみだったらしい。面白かった。ほとんどのシーンでアナ・ケンドリックさんが観れるだけでも価値がある。ナレーションも彼女なので、聴き応えもじゅうぶん。幸せな映画。世紀末コメディという点では映画「26世紀青年」と似た感じか。冒頭で人々が突然いなくなった理由が面白い。仏教でいえば檀家さんはみな消えたという感じか。主演がアナさんかと思えば、下種なビースト役のクレイグ・ロビンソンさんとのダブル主演と考えて良いかも。借りたDVDでは日本語字幕しかなかったが、できるものなら英語字幕が欲しかった。ビーストの話す猥語や、アナさんの遠まわしなアレの言い方のチェックがしたいので。天災や人災ではなくて神と悪魔に翻弄される人類。最後は神と悪魔の戦いにもつれ込む。この対決が情けない。世紀末って、殻に閉じこもって、仲間しか受け付けない人間がいちばん適応力があるのかも。適応力って、周りになじむだけでなく、周りを拒絶することとも有りそうだから。あとはモラルと聴く耳だけあれば、案外良い奴らかもしれない。あと、アナのママに恋人の父、それからビーストの取り巻き。彼ら大人のダメさ加減がなんとも。面白かった。


TSUTAYA DISCASの紹介ページ
http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?pT=0&titleID=8001032113


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