SSブログ

Zの回路 復讐の裏ゴト師 [DVDやら映画やら]

岡田奈々さん目当てで見る。小顔で目がでっかい。大人になっても可愛さ無双。彼女はパチンコ台を作るセントラル電工の常務秘書。ツンツンした態度でコンタクトを試みるのは、パチンコ業界を離れた名プログラマーの藤竜也さん。元セントラル電工の天才エンジニア。藤さんといえば映画「ワイルド・ジャンボ」とかワイルドだろう?な役を想像しがちですが、プログラマー役というのがめずらしい。だから特別腕力が強い男ではありません。どっちかというとダメな人でしょうか。でもパチンコのプログラム開発は超一流。セントラル電工は新台開発のために彼の腕を手にいれたい。そのために岡田さんが藤さんに近づくんですねえ。この映画は続編らしく、最初の映画では藤さんが陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を晴らしながらもセントラル電工を離れるまでを描いているようです。なかなか話しがややこしくて、藤さんは前回で家族と別れ、なんと妻は自分を捜査していた刑事と子連れで再婚してしまったらしい。いったいどういう経緯があったのか。その刑事が野草大好きの岡本信人さんなので、けっして腹黒さによるものではないと信じたい。岡本さんの部下が船越英一郎さんかと思ったが、よく見たら『いいとも青年隊』(だったか?)の久保田篤さんだった。なんか姿と口ぶりが船越さんにむちゃくちゃ似ているんだよなあ。藤さんが最後に設計したパチンコ台『Z1』が電波ゴトの標的にされる。セントラル電工は新台『Z2』の設計が難航。そこで元社員の藤さんを引き入れようとするが、過去にひどい目にあった藤さんは首を縦に振るはずもない。しかし・・・と色々あってまた引き込まれる藤さん。しかしパチンコ関係の業界には新台は出て欲しくない人もいます。そうしたパチンコ利権というか勢力の奪い合いの話しなんですね。話しの中で「国際問題にも発展する~」なんてセリフがあるので、パチンコ業界が、とある国の人々によって作られたのは周知の事実とされているのでしょう。舞台となるパチンコ店ニューライトって、エンドクレジットにも登場するからきっとほんとの店なんだろうなあ。色々あって乱暴されてしまう岡田さんだが、乱暴中のシーンは無し。でもボロボロの姿で床に落ちたあるものを隠すところ、そして富士山に助けられた後の化粧っ気の無いシャツ姿がちょっとエッチ。色々ありますが、パチンコプログラマー藤さんのプログラミング作業の様子も見物。使っているキーボードに刻印が無いように見えますが気のせいか。ドットインパクトプリンタが打ち出すプリントを眺め、図面を見て、現品も見ながら肌着に首タオル姿で一心不乱に作業する藤さんの汗がまぶしい。裸の ROM がインサートされたりして、ハイテク感を見せてくれます。使っているのはモニターを見る限り NEC の PC-98 っぽいです。彼のデスクには ATARI らしいハンドヘルドPCがありました。そんな藤さんの姿を見つめる岡田さん。きっと自殺してしまった恋人をの姿を重ねているのでしょう。ちょっといじらしい。ラストはこんなパチンコ屋があったら良いなという展開。だいたい会社の偉い人は藤さん一人に作らせるのがリスクと思わなかったか。予想した展開の中で、奈々さんのラストだけはちょっと意外だった。藤木悠さんのやせた姿が痛々しい。PC-98 と藤さんと岡田奈々さんを見る映画。

GEOの紹介ページ

https://rental.geo-online.co.jp/detail-188889.html



共通テーマ:映画