tY:近況129(Color Classic、Ethernet とか) [他]
とうとう Color Classic + 575 ボードに Ethernet カードを入れた。 Color Classic を使っている頃は FD で十分だったんです。 ネットはモデムだったし。
なぜ Ethernet カードを入れたいと思ったかというとデータのコピーのためです。 ずっと前に SCSI接続の2GBくらいの外付けHDDも手放してしまい、まあそれがあったとしても他のPCでは使えないとか、とにかく Color Classic の中をコピーというかバックアップしたかった。
今どきの USB も使えない Color Classic。
色々考えて Macmini G4 と LAN でつなげば良いのだと考え、購入して27年程経ち、ついに Ethernet カード導入に踏み切りました。 以前、シリアルポートの Local Talk で 68K Mac 同士をつないだことありますが、ついに Ethernet です。スピードは 10M です。速い!!
見つけたのは Farallon のカードです。
でもこれを挿すと PicPom のカードが挿せない。ああ CS用が欲しかった。 でもこれならオリジナルの 68030 ボードでも使えるから良いとするか。
その前に Color Classic 側を LAN につなげやすいようにしようと思い、7.6 で動いているところに、元のシステムを上書きせずに Mac OS 8 を新規インストール。元のシステムが残るところがすばらしい。Mac OS 8 なら Web 共有があるから最悪それでファイルは見えるようになる。
そこで使うのがでっかい Apple CD300。なんで買ったかというと、Color Classic が出てちょっと後くらいからよく雑誌に CD-ROM が付いてきたり、Myst なんてゲームをやってみたかったからですねえ。今でも全然終わってませんけど。エッチな本にも CD-ROM が付いてました。Yellow とかヌードを集めた CD-ROM もあったし、CDドライブが広まった理由の半分はエッチ需要ではなかろうか。自分が買ったのはミシャとか新潮文庫のCD-ROMですけど。
Apple CD300 に 8.0 のCDをセット。8.0 をインストールして、さらに 8.1 にするアップデータをインストール。
懐かしの 8.1 が立ち上がる。OS8 になってウィンドウとかの見栄えが変わりましたけど、Finder のメニュー操作にマウスずるずるドラッグしなくてよくなったのは好きな点です。メモリ食いとか色々言われてますけどけっこう好きです。68040 で動く最後の OS ですし。
さあ Ethenet でつなぐにはどうしたらいいんだっけか? いかんせん初めてのことなのでちょっと考える。 まずは電源を落としてボードを引き抜いて Farallon のカードを挿すかあ。
挿して入れる。ちょっとムフフだが、とにかく挿して入れる。
Color Classic で電源を入れる。そして Farallon のドライバーをインストール。メディアは FD。たぶん入れなくて OS8 のシステムだけで動きそうですけど。
Macmini G4 と LANケーブルでつなぐ。手持ちがストレートしかなかった。昔なら直結だとクロスが定番でしたが、どうでしょう。
次はファイル共有というのを設定してみる。 今回は Macmini G4 をサーバーにして Color Classic を接続したい。 Macmini G4 の MacOS X のバージョンは Tiger 10.4。 MacOS X の設定は簡単で、File Sharing をチェックすること。ついでに Web もチェック。 本体の IP アドレスは手打ち設定していないので、それらにチェックすると勝手にアクセス先のアドレスが表示される。File Sharing なら afp://~ とか、Web なら http://~ とか。 ただこれは手打ちで決めておかないと Macmini G4 に電源を入れる度に変わるので、ちゃんと手打ちしといた方が良いんでしょう。
Macmini G4 に USB 接続の外付けHDD つなぐ。外付けHDDはパーティションを2個に区切っていて、それぞれ Macmini HD2 と MacPortable HD という名前。フォーマットは MacOS Extended。 これも Color Classic 側でマウントできるか試したいんです。
今度は Color Classic。OS8 のコントロールパネル から セレクタを起動。そして Appleshare へ。 Macmini G4側でアカウントを作ろうかと思いましたが、今のアカウントのままログイン。
つなげたいものにチェックを入れます。外付けのHDDも表示されています。
いやあデスクトップに表示されましたよ。カードを買って無駄ではなかった。
試しに Color Classic 内の 30M くらいのフォルダを MacPortable HD にコピーしてみる。コピー状況が表示されコピー終了。
Macmini G4 で MacPortable HD の中を見ると・・・入ってないというか見えない?。眠いので深く考えずそのままシャットダウン。 次の機会に電源を入れてみると、MacPortable HD の中にコピーしたフォルダが表示されました。一度外してまた挿したら良さそう。デスクトップファイルの関係でしょうか。 しかし挿すとか挿入とか挿すとか挿入とか、PCはエッチだ。
やってみたかったことの一つが Macmini G4 の CDドライブを Color Classic で使うこと。それができれば超でっかい Apple CD300 を出さずにすみます。
MacOS X では DVD_or_CD_Sharing_Setup.dmg をインストールすると DVD/CD Sharing という設定が追加されます。それをチェックすると他の Mac でも光学ドライブが使えるというものですが、もしかして古いMacには関係ないのか? と思いながらチェックしときます。
MacMini G4 にCDをセットする。
Appleshare では サーバーとなっている Macmini G4 側のつなげるものが表示されます。Macmini G4 に CD が挿入(・・・)されていればその CD も表示されます。それにチェックを入れると無事デスクトップに CD がマウントされました。
これは MacUser 付録の CD。MacOS8.1 のアップデータが入っているので、MacOS8.0といっしょにとってあったんですねえ。偉い。 この頃はよく付録の CD に各メーカーがソフトのアップデーターが収録されていました。
この CD にはこんな感じ。
試しに MacOS X 側の DVD/CD Sharing をオフにしても、Appleshare で見えてマウントできました。
ついでに『Myst』をやってみます。Macmini G4 に『Myst』の CD をセット。
Appleshare でマウントさせました。
できました。これは12インチ対応だったんですよねえ。
『GADGET』をやってみます。Appleshare で選んで
マウントして実行、ってなんだかエッチ。某PC系サイトの『ガチくんに』もなんだかエッチ。
これは13インチモニター以上、つまり VGA というか 640×480 対応だった。 この CD-ROM を買った頃は 13インチモニター一体型の 575 を使っていたんだなあ。
『L-ZONE』をやってみます。
これも13インチモニター以上でした。 ついでに『神々の怒り』もやろうかと思いましたが 13インチモニター以上だったのでやめました。 『Star Trek』は12インチにも対応していたなあ。『Total Distorsion』はインストールが必要なのでやめる。
しかしどのゲームも途中までしか終わってない。数十年経過するのに・・・
バックアップで一番の問題は FD の容量以上のものをコピーできないこともありますが、800K の FD 問題もあります。外付けの USB FD でも 1.4M は読んだり書いたりできますが、800K は使えない。今のところ800K の FD を読めるのは Color Classic しかないので手放せない。一度 Color Classic でイメージ化して、そのファイルを 1.4M FD にコピーして Macmini G4 に移したりしてましたが、LAN で送れば簡単です。当たり前ですけど? 今さらですけど? シリアルケーブルは送受信のターミナルとかめんどくさいし、コピーする手段が FD しかなくて辛かったところ、LAN 経由で色々送れるので速い。手始めは FD のイメージ作りか。
システムは 7.6 の Color Classic をひさびさに立ち上げた時、電池切れは予想していたとはいえ、日付を 2021年にセットできないことにおどろいた。
徳川いれずみ師 責め地獄 [DVDやら映画やら]
吉田輝雄さん+石井輝男監督目的で見る。タイトルロールからしてドバーっとやってくれます。なんといっても最初のシーン。半狂乱な女性が墓を掘り起こしてまで探しているのはカギ。何のカギかというと貞操帯のカギなんですねえ。映画の行く末を不安にさせる出だしです。与力や大黒屋の悪さを背景にした、いれずみ師の吉田さんと愛人の橘ますみさん、そして同じいれずみ師で兄弟子の小池さんたちのお話し。後から気が付いたが、DVDのチャプターリストが革命的。そのチャプターごとの説明が簡潔に書かれていて、しかも役名入り。最初にこれを見て入れば彫秀とか彫辰とか役名も漢字もすぐ分かる。話しの内容丸わかりで最初は見ない方が良い。いれずみ師のトップを争う彫秀こと吉田輝雄さんと兄弟子の彫辰の小池朝雄さん。人相のとおり小池さんの方がかなり悪。ちょっとというのはすべてが田中春男さん演じる与力鮫島と大黒屋の悪だくみだから。彫秀さんが魂込めていれずみを入れた由実を風呂に入れるんですが、どうも背中には何も彫られていない。なんでかなと思ったら、これがいれずみ試合ですべてが分かる。そんな彫り方もあるんですねえ。してやったりな吉田さんがかっこいい。いれずみを入れること自体が痛そうでタイトルどおりの『責め地獄』ですが、責めはそれだけではありません。縛ったり・吊ったり・ムチでしばくなど男女によるしつような責めが展開されます。そのひどい責めのほとんどをほぼオープニングで見られるというのが、出し惜しみなしの東映映画。特にノコギリ挽きはなんとも。最初は単純なSM的な責めかと思ったら、度を超えてただの残忍な人殺し。基本的に責められるのは女性ばかりですが、由美に手を出した男も女主人お龍にちゃんと責められます。このシーンがオープニングのお墓シーンに関係するんですねえ。責められる男の中で異色なのが女囚の中の由利徹さんと大泉滉さん。ちょっとだけかと思ったら、しっかりといれずみも彫られてます。責めばかりだとシリアスすぎて見ていられない人もいるだろうと考えたのでしょうか。特にかれんな橘ますみさんが演じるお鈴が彫辰に彫られたり、ひどい目に合わされて逃げた挙句の運命とか涙のシーンはあるものの、怒とうのクライマックスにそんな感傷もどこへやら。怒りに満ちたあの人の大爆発。斬るわ殺すわで大混乱になっても彫り物対決は忘れない。この彫技がすごい。まさかあんな彫り物があるとは! その前にモデルの質で勝敗は決まったようなもの。すごく幼そうに見えましたが大丈夫なんでしょうか。これで最後かと胸をなでおろしていると、あれよあれよと別シーンに移ります。そして見せてくれるのがこの映画最大のショックシーン。監督の映画『恐怖奇形人間』の人間花火を思い出します。あの映画みたいな派手さはまったくないですけど、昼間に静かに行わることが恐怖かも。やるなあ監督。長崎の異人街とかアヘン屈の様子も怖い。女の子をさらう馬車シーンがそう快。吉田さんの見せ場なのでけっこう長尺。吉田さんの狂気な笑顔と泣き叫ぶブロンドの女の子の対比が異常。さらったのはもちろんアレのため。演出なんでしょうけど、与力の顔の青さ加減が素晴らしい。長島監督のひげそりあとみたいで、ここまで青くされると何も言えません。橘ますみさんのお鈴がかれんさが光る映画。ちゃんと役者の方向性か、どんなシーンでもなるべく胸は出しません。ああ面白かった。
気が付いたひどいこと一覧
・はりつけの上、○に串刺しで血がドバー、ブシャー
・埋められて首だけ出して、その首をのこぎり○きして○ポロリ
・天井から身体を曲げて吊るされてベロベロされる
・いれずみを入れた女たちに囲まれてどつきまわされる由美
・縄でしばられ、逆さ吊りにされて棒で叩かれてグルグル回転
・縄でしばられ、吊るされて棒で叩かれてグルグル回転
・犬のように○に縄を付けてなめさせてその上どつくお龍
・腕をしばって吊るした女をさわったりなめたりチューしたりするお龍
・その女の口の中をワインで満たして溢れ出るワインを下で倒れている女に無理矢理飲ませるお龍
・女たちをガラスの床の上を歩かせて、上から下から品評会
・与力による女牢名主への超パワハラ
・お龍の男に天井からおりた縄に手を縛られ、台の上に寝かせられて足もしばられ、縄で叩かれ、猿ぐつわの上顔面をしばられてさわられたりなめられたりする由美。しかしお龍に見つかる。
・お龍が男の妹ゆきの脚をお座りみたいな形に縛られて逆さ吊り。背中をとがった棒で傷つけて○がタラー。回転させてまた刺す。
・男に唾をかけられて怒ったお龍が妹の○をブスブス
・さらに怒るお龍は由美のあそこに貞操帯(しかしそのカギを・・・)
・怒りマックスのお龍が男をメッタ打ち
・逆さはりつけの上、叩かれて回転
・腰辺りで吊るされて背中に○をたらされた上に回転 by お龍
・カギを探すのに墓を破った由美がはりつけ状態で海に浮かばされ、周りに油をまかれて火責め。煙は油で真っ黒
・カミソリで男の首を切っといて○がドバー。与力が自分でやっときながたお前がやったのだと彫辰にせまる超パワハラ(その罪は堀秀に着せられ島流し)
・長崎。鎖で腕を縛られ、吊るされて、茨で体を縛られて○がダラダラ(それを見ている西洋人と中国人。大黒屋は女たちをまとめて売り飛ばす腹)
・女をトゲトゲの点いた円盤台にはりつけて身体を・・・
・女を身体を伸ばすような台に拘束して身体を・・・
・女を身体を曲げるような台に拘束して身体を・・・
・しなる竹で○さき刑
予告編で登場した責め名
・女体逆さ吊り
・白人女の人間屏風
・女体凧あげ
・人間針ねずみ
・女体ワイン熟成
・三角木馬
・水車責め
・竹のしなりで空中股裂き
映画.com の紹介ページ(GEO ではアダルト扱いだった)