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tY:近況130(CAD と RDPとか) [他]

AutoCAD LT 2013 は正規なCDを持っていても、インターネット経由のアクティベーションができなくなってしまった。PC を買い換えてもインストールできないんです。

それで前から使っていた CorelCAD 2018 を使ったり、サブスクの AutoCAD 2023 を数か月使ったり、コストの関係から CorelCAD を 2023 に買い替えたりする。ちなみに CorelCAD 2023 は、AutoCAD みたいに 2台の PC にインストールできます。

ある日、リモートデスクトップ(RDP)というのがあるなあ、と考えた。

もともと使っていたのが Dell Studio XPS1645 で、それと LAN で直接つなげば RDP で XPS に入っている AutoCAD LT を使えるんでないか。

そう思ってやってみるとすんなり使えました。Windows10のRDPの方法はいろんなサイトで説明されているので大変助かります。ファイルのコピー・ペーストが面倒くさいですけど使えます。

RDP.png

ただし、グラフィックの関係か atiglpxx.dll ファイルの名前を変えたりして無効にしないとだめだったりする。具体的にはこんなエラーです。

AutoCAD の起動時に「LoadLibrary が エラー 87 で失敗しました」と表示される
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/AutoCAD-startup-error-load-liabrary-failed-with-error-87.html

このファイルのタイプを変えて解決する(解決なのか?)

RDP6.png

AutoCAD LT で XPS の ATIグラフィックを使えないので描画はちょっと遅い。使っているときは当然 XPS はカバーを閉じても良いように、スリープしたりしないようにバッテリー設定を変えたりする。

そんな風にしばらく使っていたら、なんだか AutoCAD LT の動きが変。それで XPS の電源を落としてまた入れたら、ピーピー音が6回鳴って画面は真っ暗。

色々調べたらグラフィック関連に問題があるらしい。たぶん通常通り立ち上がっているんでしょうけど画面に表示されない。 XPSもずいぶん使ったし、これで最後になってしまったか・・・と使うのはあきらめて CorelCAD 2023 を使う。

CorelCAD 2023 は動作が軽くて使いやすい。サイズの大きいファイルでも楽に作図・編集できるし、前は回転の時にコピーが無くて不満でしたが、2023 ではコピー付き。ブロックの編集もしやすくなっているし、使い勝手が良いんです。2018 を使っていて不満な点が無くなってます。3D を含め、マクロや LISP など、フルで使えるところも良いところです。 価格は7万円くらいするんですけど、年末とかある時期によっては、ほぼ半額セールみたいのをやっていて、2018 も 2023 もその時に入手しました。

RDP7.png

とまあ、しばらく AutoCAD LT はあきらめていたんですが、XPS の電源を入れて画面が真っ暗なまま RDP を試してみると、なんとまあつながるではないですか。

不思議なことに atiglpxx.dll を無効にせずに AutoCAD LT を立ち上げてもエラーにならない。デバイスマネージャーとかを見ても、ATI Mobility RADEON が見つからない。ATIのグラフィック自体が無いものなっている様子。

でもなんだかんだと使えて、どこか安心するのだった。


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