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愛の戦士レインボーマン サイボーグ軍団編2 [DVDやら映画やら]

サイボーグ軍団編は音だけ聴いていると、「オバQ対レインボーマン」とか、「グレート・ブリテン対ミスターK 」に思えてしまう。考えてみるとレインボー合体の技というのは、いちばん人気があるだろうダッシュ7を常に登場させるためのだったのだろうか。土の化身に変わらなくても、ダッシュ7のまま地中にもぐるときもある。
第47話 この回からロリータが活躍し始める。美女部隊がへってなってきたなあと思ったら、ゴッド・イグアナの仲間、バッド・シスター登場。最初に登場したガルマのようにマスクスタイルの人間顔。シスターと言いながら白人・金髪のおじさんに見える。「黒い星」とはボーグ・アルファを撃たれた痕のことだろう。ここでロリータがやることが極悪非道。部下からは「ヒステリー女」と呼ばれるロリータ。美女仲間がいなくなって焦っているんでしょうけど。ロリータは無線でボーグ化した人間に指示を出すが、これは銃弾に無線装置が仕込まれているためかも。タケシに立ち向かうのはレスリング仲間でトルコパンツ姿のヨシオカ。面白いところはゴッド・イグアナの立場。レインボーマンの敵だが、死ね死ね団には敵か味方か分からない。レインボーマンを救っているように見えてしまう。
第48話 夕陽に向かってキャシー・ダイアナ・ロリータの名を呼ぶオルガ。残った彼女は、ボーグ・アルファでサイボーグ化したバイク乗りの男性三人それぞれにキャシー号・ダイアナ号・ロリータ号の名をつける。なんて友だち思い。でもどうせなら男性ではなく女性ライダーにしてほしかった。ピエロの登場に江戸川乱歩さんを連想してしまう。バッド・シスターの次はミイラ・シスター。包帯ぐるぐる巻きの姿は今までいちばん怖くてリアルな悪役かも。彼女の最期もけっこう凝っている。追いつめられたダイアナがとった行動にちょっと感動だが、その姿はどうにも椿鬼奴さん。オルガ本人が鏡に映った自分の姿を見て叫んでしまうし、子供は「鬼が出た」と言うくらいだから間違いない。タイトルの「鬼面」とはこのことだったのか。この人はバイクにも乗るし、格闘シーンもスムーズで、かなりアクティブ。こうなると死ね死ね団、いや、ミスターKがどう出るかが見物。
第49話 美女軍団を倒されてしまって、めっちゃ怒るミスターK。死ね死ね団の目的は日本征服よりもレインボーマンを倒すことのみ。これは今の野党にも似ている。マスク姿のミスターK にむち打ちされるレインボーマンのシーンはレアかもしれない。でもわざわざマスクするのは、平田昭彦さん本人ではないせいだったりして。木の上に登ったりしちゃうし。ゴッド・イグアナとミスターK の初会話。妖術使いのドクロマン登場。ドクロマスクの歯の雰囲気が水木しげるさんのマンガっぽい。ミスターKがかなりアクティブな回。
第50話 今度はマスク無しのミスターK が野外で活躍。レインボーマンだけではなく部下にまで容赦がない。妖術使いのプライドをかけて対決するゴッド・イグアナとドクロマン。燃える火の輪がなんだか OK マークのオカモト製品に見えてしまう。子供たちが巻き込まれそうになったことに怒りが爆発したのか、レインボーマンがとにかく強い。ドクロマンをあっという間に倒してしまう。ミスターKは残りのボーグ・アルファを手にして手あたり次第に撃ちまくる。殺すものではないからちゅうちょなく撃てるのか。陸運局認定の自動車工場で修理待ちの車が VWビートル。そこでタケシは九州で会った新婚旅行夫婦と再会する。この二人に何か起こりそうな予感がするが、やっぱり起こる。カマキリ男登場。手がカマかと思ったら、手がカマを持っていた。そして話し合うゴッド・イグアナとミスターK。しかし抜け目ないのはミスターK。かくして敵は一丸となってレインボーマン粉砕に向かう。爆破シーンはどこかで見たことあるのはしかたがないが、ミスターKのミサイルによって東京にかってない被害が出ている模様。ミサイルを使うところはかの国そっくり。
第51話 大被害を受けるなか逃げ惑う人々。ミスターK はレインボーマンが出てこなければミサイル攻撃を続けるという。当然人々の中にはレインボーマンを差し出せという風潮になる。淑子さんから話しを聞いてミスターK の指定の元に行くレインボーマン。そしてカマキリ男とゴッド・イグアナとの対決。ゴッド・イグアナがめちゃくちゃ楽しそう。タケシは頑張るが足を負傷してしまう。ミスターKは「処刑台につけ!」とテレビ放送で追い打ちをかける。苦悩するタケシと淑子さん。ソフトフォーカスの中、歩道橋で抱き合う二人。言葉はないが表情だけでよく分かる。基地に乗り込むレインボーマン。戦闘員の他、ミスターK 自らも格闘する。しかしミサイルで人々の命を人質にされていてはミスターK の要求をのむしかない・・・。そしてタイトル通り十字架に向かう。
第52話 ついに最終回。思えばレインボーマンはいつも一人で苦悩していた。警察が出てきたのは最初の頃に少しだけ。十字架にはりつけにされ、過去の戦いを回想するレインボーマン。これもまた使命なのだと考える。ほんとうにかんじんな時にしかダイバダッタ師匠は出てこない。最期らしく戦闘員やサイボーグの数も半端ない。ゴッド・イグアナとの戦いに挑み、マントを破られ、流血するレインボーマン。死ね死ね団の一味もいなくなって平和になったかに見えたが、テープレコーダーによるミスターK の指令で残党たちが暴れる。死ね死ね団の旗とアメリカ国旗が同じカットに収まるシーンが意味深。その最後が日本の国旗。
おそらく戦いはまだまだ続く。がんばれタケシ。


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愛の戦士レインボーマン サイボーグ軍団編2
愛の戦士レインボーマン サイボーグ軍団編1
愛の戦士レインボーマン モグラート編2
愛の戦士レインボーマン モグラート編1
愛の戦士レインボーマン M作戦編2
愛の戦士レインボーマン M作戦編1
愛の戦士レインボーマン キャッツアイ作戦編2
愛の戦士レインボーマン キャッツアイ作戦編1


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愛の戦士レインボーマン サイボーグ軍団編1 [DVDやら映画やら]

開始早々からほとんどダッシュ7ばかり。今回はダイヤでも金でもとにかく盗んで日本経済を破滅させる作戦か? 倒しても倒してもキリがない死ね死ね団たちにタケシはほんとうにまいっている様子。
第40話 タイトルロールでは淑江さんとみゆきしかクレジットがない。もう母親は出ないのか?「もしスーパーニトロンが東京で爆発していたら・・・」そんなダッシュ7のモノローグで始まる。破壊された東京と平穏な東京のカット。世の中は平和。しかしモグラート事件は人々への教訓になった。淑江さんとみゆきは笑っているが、タケシはミスターK のことを考えると不安になる。ダイアナ・キャシー・ロリータ・オルガたちを集めるミスターK。ミスターKはオルガを残してドクター・ボーグのいるアフリカ行きを指示する。新たな武器を体得するためというが、本当は・・・。そして死んだイグアナの母、ゴッド・イグアナが登場する。娘のイグアナよりもダイバダッタに似ているような。ミスターK とオルガが見る地図に描かれている地名がひらがなオンリー。漢字無し。バイクのオルガがかっこいい。波止場シーンの BGM のギターが素敵。レインボーマンの前に、指パッチンとアイビームで立ちはだかるはキャシー。そこにゴッド・イグアナも現れて・・・
第41話 クレジットに母親たみの名を見つけて安心する。指パッチン+アイビームのキャシー。もしかして指パッチンは発電装置なのか? ゴッド・イグアナに追いつめられるダッシュ7。なんとか振り切るもヨガの眠りへ。この回の目玉はなんといってもキャシーの涙。その色は何と・・・。単なる「サイボーグ」ではなくて「人間サイボーグ」というのがミソ。ヤッパの鉄は健在。今度の彼は牛乳配達、自転車とハンドルに下げた牛乳袋がなつかしい。キャシーがアクションシーンではミニスカートでないのが残念。防犯センサーの網を吸い取る装置や排気ガスに文字が浮かぶとか、小技がかっこいい。ゴッド・イグアナでピンチになって次回。
第42話 レインボーマンがやりで刺されてしまうのは初めてではないだろうか。負傷しながらも死ね死ね団を追いつめてやると決めたタケシは九州へ向かう。これがサブタイトル「~1000キロ」のことなのか。その前に淑江さんへのあいさつも忘れない。タケシの服装がロジャー・ダルトリーさん風。歌を歌って平和にしている若者たちと戦いに向かうタケシ。人間サイボーグとなったオルガとロリータ登場。フェリー上で、人間サイボーグを見てしまった新婚夫婦を助ける。別れたと思ったらまた出会うので、これは何かありそうだなと思わざるおえません。
第43話 前回からバイクを乗り回すタケシ。これは仮面ライダーの影響だろうか。ダイアナがサイボーグらしい銀色のジャケット。ギターを持ってホテル周辺を観光する新婚夫婦。人間サイボーグに追われていたことをすっかり忘れている。なんとホテルのショーで「僕だって人間だ~♪」を歌わされるタケシ。ホテルのロビーとかで黄色っぽい画質に変わるが、どうやら字幕が出るカットに限って変わっている様子。ケガが治らず術が使えないタケシ。久しぶりにダイバダッタの姿を見るが何もしてくれない。示現流の剣の師匠の元を訪ねるタケシ。どうやらおじいちゃんらしいが、「もう年だろ」とみくびって負けてしまい、「あせるな、雑念を捨てて無心になれ」と諭される。そして無心になったときダイバダッタが・・・。人々を救うと再び決心する姿は、九州という土地柄「西郷どん」とダブる。ロリータと戦うレインボーマン。月の化身登場。
第44話 開始早々ダイアナ対レインボーマン。フェリー登場。その甲板に立つ人はなんと淑江さんにみゆきに母。どうやら示現流のおじいちゃんに会いに来たようだ。ドクター・ボーグが修理したダイアナとキャシーと戦う。二人のサイボーグだから「アベック作戦」。やはり1対2は苦戦する。土の化身ダッシュ6登場。ヨガの眠りの中、ダイバダッタ登場して眠りながらの修行開始 。「人」「地」「天」の試練を受け、ダイバダッタがレインボーマン ダッシュ7となり、ダッシュ1から6までが登場。そして受けた新技が「合体の術」。おじいちゃんを含め家族団らんのタケシ。しかし楽しく食事をしていても気になってしまうのは死ね死ね団のこと。淑江さんと踊っていてもキャシーやダイアナの姿が見えてしまう。そして登場するキャシーとダイアナと合体の術で戦うのだ。
第45話 黒焦げになってしまったダイアナ。復しゅうを誓うキャシーはダイアナを担いで基地に戻る。彼女を追って基地に入るレインボーマン。すんなり目的を遂げられるわけでないのは当たり前。基地の中でドクター・ボーグが作っていたものは人間をサイボーグにするクスリ「ボーグ・アルファ」。その人体実験の過程がグロい。人間の身体が金属になるのだとしたらほとんど錬金術ではないだろうか。赤色の白熱電球がなんだかなつかしい。いくら辛くても母親や淑江さんたちを見送りたいタケシ。彼女たちはほんとうに遊びに来ただけだった。ミスターKとドクター・ボーグの関係がなんだか感動的。キャシーの戦いぶりも見事。
第46話 ドクター・ボーグの基地は壊滅して終わりと思ったが・・・そんなことがあるはずはない。ここからがミスターKのほんとうの計画らしい。彼が語るサイボーグとは機械ではなくて、命令に従う超人のことなのだろう。九州編は終わってここから東京物語。アツアツなタケシと淑江さん。「失敗したら死刑!」を言い渡されるダイアナ。いつの間に彼女はリペアされたのだろうか。ボーグ・アルファは金色のアンプルかと思ったら、そのまま銃弾に使われているところがすばらしい。ダイアナがもう少しというところゴッド・イグアナ登場。なんとか抜け出してダイアナと戦ったと思ったらまたゴッド・イグアナ。なかなか戦いの内容が濃い回。
最終シリーズにして美女軍団4人が輝く話し。戦いのために変ってしまった自分に苦悩する姿がすばらしい。高樹蓉子さんと藤山律子さん、そして曽我町子さんファンにはたまらないシリーズ。冷える。


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愛の戦士レインボーマン サイボーグ軍団編2
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シンドバッド 虎の目大冒険(SINBAD AND THE EYE OF THE TIGER) [DVDやら映画やら]

アラーを崇拝するヒーローの映画。今度のシンドバッドはさらに濃くなった印象。この人の父親がジョン・ウェインさんとは知らなかった。他の二世ではタイロン・パワーさんの娘さんも登場する。出だしは王の戴冠式だろうか。炎に包まれて女性が悲鳴を上げる。いったい何があったのかは後から分かる。叫ぶ女性がファラー姫。彼女のドレッドヘアーがかっこいい。それを解いた後の細かいウェーブのかかった長い髪が、後々はサラサラストレートヘアーになってしまう。「天パも直ります」とかシャンプーのCMに登場しそう。シンドバッド史上でいちばんきれいな女優さん。彼女の他にも女性が登場するという大サービス。前作まではヒロインは一人だった。悪役ゼノビアも女性だから、男・男・男の映画ではない。時代によって映画も変わるということか。エッチはないが、ほとんど裸状態のシーンもあって、今までのシンドバッドとはちがう。2作目ではダメ息子役だったカート・クリスチャンさんが、今度は別な地位のダメ息子を演じているのが面白い。この人はパパイヤ鈴木さんに似てる。彼の母親は魔術師ゼノビア。そして早々から3匹のクリーチャー対シンドバッド戦を見せてくれる。このクリーチャーは一見ドクロっぽいが、赤い大きな目が仮面ライダー風。この3匹との剣での戦いは、ストップ・モーションの見どころの一つだろうなあ。後から消すことは難しかったのだろうから、撮影のときには一人で戦っているのだろう。ゼノビアは息子のためなのか、今までとは違って自ら変身することをいとわない魔術師。彼女が作り出すミナトンがシリーズ史上でいちばんかっこいいクリーチャー。そのデザインはキカイダーとか仮面ライダー555あたりのオルフェノクな感じもするし、キカイダーにも出ていたサイのロボットな雰囲気もある。初めてまぶたが開き、指が動くシーンはゾクゾクしてしまう。ミナトンとはミノタウロスの意味合いなんだろう。鉄の心臓と青銅でできたミナトンはゴジラに対するメカゴジラ的存在。対ミノタウロス戦も見てみたい。ゼノビアたちは帆の無い船。その動力はミナトンで、ひたすら漕ぐ。疲れを知らない彼はスーパーエンジン。ミナトンがスパイをやっつけるシーンはこれでもかという始末の付け方で残忍。船内でメランシアスとゼノビアの二人のシーン、ゼノビアは小さいし、ヒヒは騒ぐし、メランシアスは巨大バチに襲われるとか、ダイナメーションがかなりいそがしい。巨大なセイウチは「妖星ゴラス」みたい。メランシアスは賢者という設定だが、けっこうバカ。自分が頭が良くて他はバカと思っているので油断しすぎるのだろう。氷の神殿では像が氷で覆われているが、それがビニールに見えてしまうのがなんだか幸せ。クリーチャーとはいえないが、シンドバッドたちに同行するヒヒもストップ・モーション。クリーチャーは、他にもでかい原始人に、ラストのでかいアレと盛りだくさん。アレがまるでクマのようで、マッチョな筋肉の躍動がなまなましい。ファラー姫はほとんどへそを出しっぱなしふだし、中東や東洋っぽいものが出てこない、なんだかとてもアメリカンな雰囲気のシンドバッド物語。それだからこそ、シンドバットにはターバンが必要だったのかもしれない。シリーズ通して語られるのは善の力と悪の力。そのどちらかに人間が加担することで運命が変わる。面白かった。目玉シーンをこれでもかと見せる予告編も面白い。


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シンドバッド 黄金の航海(SINBAD BATTLES THE CREATURES OF LEGEND)
シンドバッド 7回目の航海(THE 7TH VOYAGE OF SINBAD)


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tY:近況105(G700 マウス と キーマクロ と M-XGL20DLBK マウスとか) [他]

ELECOM のマウス M-XGL20DLBK を試しながら、G700 のマクロキー(マルチキーマクロ)についてももう一回考える


Ctrl や Alt キーなど、キーボードのキーマップを変更して使っているのは以前からだし、AutoCAD LT のメニュー操作を登録して、IME の切り替えは気にせずにちゃんと使えた覚えがある。
ふと考えると、LGS、つまり Logicool Gaming Software を導入してからものしれない気がしてきた。
G700 購入当初は SetPoint Software だった。その後、G シリーズ、つまりゲーミングマウスは Logicool Gaming Software が標準になった。今さらですけど。
SetPoint のページを拝見すると、対応 OS には Windows10 も含まれていた。おそらく G シリーズ以外は SetPoint が使われ続けているのだろうか。でも最終更新が 2015年 というのが気になる。

SetPoint - Logicoolサポート http://support.logicool.co.jp/ja_jp/software/setpoint

そこで LGS をアンインストールした。サイズは 300M 以上あったのか。

LGS02.jpg

そして SetPoint をインストール。

LGS03.jpg

起動させるがダメだった。カスタマイズするタブが表示されない。G シリーズは対象外だろうから当たり前。サイトの対象機種にも記載はなかった。

LGS04.jpg

LGS を再インストールして。もう一度考えてみる。
AutoCAD LT で新たに作成した「複写・移動・プロパティコピー」のショートカットキーを確認する。
複写: CTRL + ALT + C
移動: CTRL + ALT + X
プロパティコピー: CTRL + ALT + Z

LGS07.jpg

キーマップはこうしていた。

LGS09.jpg

左側の Ctrl キー入れ替えとかはありがちな設定。その他に 右Altキーを「半角/全角」にしていた。英語キーボードでの IME オン/オフ ショートカットは、Alt +「半角/全角」。これをちょっとだけ Mac風にするため。
ここで、IME オン/オフのショートカットを Ctrl + Space に変える。本当なら Alt + Space にしたいところ。

LGS08.jpg

これに合わせてキーマップも変更。右Altキーと「半角/全角」を元に戻す。

LGS10.jpg

このキーマップで「複写・移動・プロパティコピー」のショートカットを キーストロークに登録してみる。色々試してみた結果、変更したキーマップでは「複写」は Alt + LeftWindows + C になった。

LGS05.jpg

しかし・・・これは試してみなくても、右Altキーと「半角/全角」のキーマップを元に戻したので、右側の Ctrl や Alt キーを使えば普通に登録できるのだった。「複写」は Right Control + Right Alt + C でとても簡単

LGS15.jpg

IME オン/オフは Right Control + Space。

LGS06.jpg

ショートカットキーの場合は、IME がオンかオフかを気にせずに使えるが、困ったこともある。
例えば複数のオブジェクトを選択した状態で右クリックメニューから「複写」などを選ぶと、選択済みのオブジェクトが複写の対象になる。
しかし、ショートカットキーで「複写」を実行するとオブジェクトの選択済みが解除されてしまう(ことがある)。これでは作業がもたついてしまう。

今までは「COPY」、「MOVE」といったキーマクロを作成していた。
「COPY」文字列の例。

LGS21.jpg

コマンドラインに文字列「COPY」を送信することで「複写」は可能だが IME がオンだと「COPY」の「CO」で「こ」とか、「MOVE」の「MO」で「も」に変換されてしまう場合がある。ここはなんとかキーマクロでメニューから実行してみたい。

AutoCAD LT の「複写」メニュー操作は「Alt + M + Y」。キーマップを変更しているので、Alt は LeftWindows だった。そこで「LeftWindows → M → Y」と登録してみる。キーマクロでは LeftWindows は LGui。

LGS14.jpg

これは IME がオフなら無事実行できそうだが、オンだと M と Y が日本語変換の対象になってしまう。また、コマンドラインに入力されたりする。
そこで頭をひねって、こんなキーストロークにしてみる。これは「LeftWindows と M 同時押し → Y」ということ。これなら M は日本語変換されないだろう。

LGS11.jpg

そしたら IME オン でも無事実行できた。
そういえば前もこうしてたんだったか?と今さらながら思い出す。
「移動」は「LeftWindows と M 同時押し → V」。

LGS12.jpg

「プロパティコピー」は「LeftWindows と M 同時押し → M」。

LGS13.jpg

これで IME を気にせずに実行できるようになった。しかし LeftWindows とか LGui とか、ややこしいので、キーマップを変更していない右側の Alt キーを使って登録しなおす。
「複写」は「Right Alt と M 同時押し → Y」。

LGS16.jpg

「移動」は「Right Alt と M 同時押し → V」。

LGS17.jpg

「プロパティコピー」は「Right Alt と M 同時押し → M」。

LGS17.jpg

ついでに「繰り返し」も設定する。これはショートカットで設定する。
繰り返し: CTRL + ALT + R

LGS19.jpg

キーストロークは右側のキーを使う。

LGS20.jpg

「複写」とかはマウスの右クリックメニューでも選べるが、画面上の場所によってはポインタの移動が遠くなるし、早い操作だとクリック間違いをしてしまう。だからボタンに登録できれば楽で確実。繰り返しなどはトリムを繰り返したい場合とかに便利。

マクロキーとかの問題が解決してしまった。よろこばしいのか残念なのか、これで M-XGL20DLBK の利点がひとつ消えてしまった。
大きさでは M-XGL20DLBK かもしれないが、ポインタの操作具合とか、やはりメインは G700 だった。しかし販売が終了したマウスに固執するのもどうだか。

でも Windows + Ctrl + C で画面がカラーとグレイのトグルになるとは思わなかった。

YAMAHA トランスアコースティックギター


音の違いが分かりやすいムービー。

Yamaha LL-TA TransAcoustic Demo - Reverb & Chorus Actuator Effects - YouTube



YAMAHA / FG-TA Vintage Tint FGTA


YAMAHA / FS-TA Vintage Tint FSTA


YAMAHA / LL-TA Vintage Tint LLTA


YAMAHA / LS-TA Vintage Tint LSTA




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シンドバッド 黄金の航海(SINBAD BATTLES THE CREATURES OF LEGEND) [DVDやら映画やら]

前作から十数年経ってからの第二作。相変わらず魔術師に会ってしまうシンドバッド。今度の悪役の名はクーラ。前作にくらべてかなり悪っぽい。邦題は「黄金の航海」だが原題は「伝説の怪物と戦うシンドバッド」。ターバンにヒゲをはやしたシンドバッドには相棒に近いよき部下でいて、その名はラシッド。一見70年代長髪ロックスターな感じ。70年代の映画だから当たり前か。彼がターバンを巻いていないのは、他の部下たちと見た目で分からせるためだろう。中盤で目指す場所まで来てしまうという展開の早さがすばらしい。クーラは悪役だが、魔術をかけるときにそれなりに苦労しているようなので、少し同情してしまう。木製の航海の女神を操るところはかなりつらそう。字幕の「マラビア」は「アラビア」のことかもしれない。愚息ハロウンがほとんど子役的な存在。「アラーの神を信じよう!」と言ってパンツ丸出しになるハロウンのシーンで遠慮がちに笑うマリアンナがかわいい。ストップ・モーションは小さい人コウモリ、船首の木製航海の女神、そして6本手の女神像、半人半馬で単眼尾のケンタウルス、背中に羽根を付けたグリフィン。その姿は「緯度0大作戦」を連想させる。マリアンヌの手のひらや秘密の場所の入口にあるシンボルとかに描かれている目が「20世紀少年」っぽい。航海の女神の背中に施された剥がれた痕が生々しい。人コウモリがクーラの腕に乗るシーンがリアル。6本手の踊りと剣対決が圧巻。ケンタウルスの最期の血の様子とかけっこう怖い。クリーチャーを通り越して、剣だけど戦うシーンもある。クリーチャーたちのダイナメーションも格段の進歩を遂げているが、背景の合成とかも前作と比べればずいぶん違う。カラー映像自体もきれいになっているので、以前のままでいけなかったのだろう。それでも今と比べて十分に粗い画質とクリーチャーのストップ・モーションがほどよく合わさって、全三作の中ではいちばん出来の良いのダイナメーションかも。役者の一作目、女優の三作目、ダイナメーションなら二作目といったところか。善と悪は永久に戦い続けるが、そこに人間がどう手を出すかですべては決まる。それがシンドバッドシリーズの世界。面白かった。晴れ。


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シンドバッド 虎の目大冒険(SINBAD AND THE EYE OF THE TIGER)
シンドバッド 7回目の航海(THE 7TH VOYAGE OF SINBAD)


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シンドバッド 7回目の航海(THE 7TH VOYAGE OF SINBAD) [DVDやら映画やら]

ダイナメーションによるシンドバッド第1作。シンドバッドといえばターバン+ヒゲだが、ヒゲの無いシンドバッドがかっこいい。シンドバッドがただの海賊では無くて王子であることがよく分かる。シンドバッドの偉いところは、部下思いで何とか助けようとするところ。何かトラブルに出会ったり人が命を失くしたりすると「アラーの思し召し」で片づけたりすることもあるが、これも頭を切り替えてさっさと前進しようという前向き思考かもしれない。パリサ姫の庶民的顔立ちが面白い。女優系というより演芸系な雰囲気。困った事態なのに「シンドバッドといられれば幸せなの」とのんきなことを言ったりするが、顔のせいかなんだか憎めない。シンドバッド対魔術師の物語だが、悪い奴は悪いとはっきりわかる顔立ちがそう快。ランプの精、ジニーはこの物語の重要人物の一人。男の子というのが面白い。ジニーの、呼ばれてもうれしくないというような顔が秀逸。勝手に呼ばれて命令を押し付けられるんじゃ当たり前か。ひどいことを仰せつかったこともあるだろうし。彼の話しによれば、彼は元々人間で本名はバラーニ。どんなことがあってランプの精になってしまったのかは分からない。ジニーは命令を受けると「ハイ」ではなくて「やってみます」と答えるところが印象的。登場するストップ・モーションは、巨人のサイクロプス、双頭の巨大ハゲワシとそのヒナ形態、ドクロの剣士、ドラゴン、そして魔術師によって蛇と合体させられた女従者。特典映像で姫が小さくされるシーンの撮影方法が説明されていて、そんな地味なやり方だったのかと衝撃。ドクロとシンドバッドが剣で戦うシーンがすばらしい。ドクロのストップ・モーションと合わせるシーンは8拍子というのが面白い。そこに音楽が乗れば、テンポの良いダイナメーションによるアクションシーンになるわけだ。ラストのジニー/バラーニの笑顔、そしてみんなも笑顔になって終わるエンディングがまさに映画。布の耳栓はロウを付けるとさらに聞こえなくなるのだなあ。ゴジラとか日本の特撮がすごいとか言うが、製作期間が異常に長くともストップ・モーション/ダイナメーションもまたかっこいい。ずいぶん前にテレビで見た通り、やっぱり面白かった。晴れ。


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シンドバッド 虎の目大冒険(SINBAD AND THE EYE OF THE TIGER)
シンドバッド 黄金の航海(SINBAD BATTLES THE CREATURES OF LEGEND)


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ホラー映画の作曲家が作り出した悪夢の音を奏でる楽器「Apprehension Engine」 - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20170708-sounds-of-the-nightmare-machine/


Logicool G700 ワイヤレスマウスの代わりに、エレコム 8ボタン M-XGL20DLBK を使ってみる


EX-GUltimateLaserマウスLサイズ - M-XGL20DLBK http://www2.elecom.co.jp/products/M-XGL20DLBK.html


G700 とか G700S をオークションで探してみるが、なかなか落札できないし予算が見合わない。自動落札されているときりがない。即決なら 15000円 ~ 20000円 くらいから買えそうだが、なんだかな。
G700 がでかいと思う時があって、代わりのものを探してみたら ELECOM のこれだった。

エレコム ワイヤレスマウス 無線 2.4GHz レーザー 8ボタン チルトホイール Lサイズ ブラック M-XGL20DLBK

エレコム ワイヤレスマウス 無線 2.4GHz レーザー 8ボタン チルトホイール Lサイズ ブラック M-XGL20DLBK




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店頭で触ると、G700 より小さい様子。L・M・S のサイズがあって、L サイズを選んだ。

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Logicool で例えるなら、G300S が G700 っぽくなった感じに思える。

Microsoft インテリマウスのクローンというジャンルがありますが、これは G700 クローン? と思うほど形状が G700 っぽい。それが選んだ理由ですが。

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前モデルの M-XG3DL だと、上から見た先の部分の傾斜が左から右に下がっていてさらに似てくる。

エレコム ワイヤレスマウス 無線 2.4GHz レーザー 8ボタン チルトホイール Lサイズ ブラック M-XG3DLBK
ELECOM(エレコム)

エレコム ワイヤレスマウス 無線 2.4GHz レーザー 8ボタン チルトホイール Lサイズ ブラック M-XG3DLBK




もしかして G700 に似すぎなので M-XGL20DL のように右から左への傾斜にしたの?

見た目は似ていても、ボタンの数も違えば、キーマクロの登録もできない。カウント数は 1600 と、G700 の 5000 にくらべれば格段の差。G700 はラッチ付ホイールとフリーホイールの切り替えができるが、それもない。

エレコムにはマウスボタン設定のため、「マウスアシスタント」というプログラムがある。

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AutoCAD LT で「複製」は、コマンドラインで "COPY"。 G700 ではこれをキーマクロで登録していた。
M-XGL20DL はキーマクロは登録できないが、キーの組み合わせは登録できる。「任意キー」で メニューバーのキー操作 "Alt" "M" "Y" を設定したら同じことが可能。「移動」なら" Alt" "M" "V" を設定する。

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つまり 「任意キー」はマウスでメニューバーをクリックする組み合わせを再現できる。しかしキーは3つまでが残念。Excel の「書式の貼付け」は、"Alt" "H" "F" "P" になるので、最後の "P" が足りない。「形式を選択して貼り付け」なら "Alt" "H" "V" "S" なので "S" の分が足りない。Excel なら VBA とかで設定できるから良いですけど。

意外なところは、G700 のキーマクロで AutoCAD LT に "COPY" を送信する場合、前もって日本語入力を "あ" から "A" に切替えないといけない。COPY コマンド用に Ctrl+Alt+C というショートカットキーを設定し、G700 のキー組み合わせで設定しても、AutoCAD LT 上では、なぜか画面がグレーとカラーの切り替えになってしまった。しかし M-XGL20DL の「任意キー」の場合は日本語と英語の切替えが不要だった。これは良かった点。

キーマクロについて色々考えた:tY:近況105(G700 マウス と キーマクロ と M-XGL20DLBK マウスとか)

分解能カウント数が少ないと思ったが、G700 でも普段は 1500 で使っていた。特に重量が軽いせいかマウスの移動が苦にならないので1500以下で使っても問題無さそう。

G700 のフリーホイールによるスクロールは、フライングカーソル機能で完全ではないが代替できる。この機能の面白いところは、ずっとスクロールし続けるわけではなく、だんだんと遅くなって止まるところ。フリーホイールも最後には止まるので、それを模しているのだろうか。しかし慣れないうちはフリーホイールの方がすばらしい。どうしても早いスクロールが必要なら、ボタンに PgUp や PgDn キーを割りつければ良い。CAD を使用しているとズームイン・ズームアウトで手グセのようにホイールをぐるぐる回していると、突然フライングするので動揺する。

良くない点は両サイドの滑り止め加工。使い始めは良いけれどだんだんべた付く。べたつき具合で手が離れずらい。最後にははがしてしまうかも。特に親指側は。これは G700 のように梨地仕上げが良い。

設定できる機能に「プロファイルの切替え」が見つけられなかったのが残念。そしてカウントの切り替えができないところ。マクロキーの登録もできないし、この辺りは「ゲーミングマウス」ではないせいかも。

良いところはサイズ。店頭で使ってみて良かったのがここだった。G700 より短い。そしてちょっと低い。薬指と小指を置く位置が明確になっている。G700 はフォルムがなだらかだが、M-XGL20DL では角が付けられている。あとは重さ。同じ単三電池1本の G700 と比べてとても軽い。G700 が重すぎともいえる。横幅はどちらも似ている。しかし指でつまむ幅は M-XGL20DL のほうが広い感じがする。G700 はインテリマウスに近くて、マウスを薬指と小指でしっかり支えられる。M-XGL20DL はかぶさる感じで疲れないが、ボタンやポインタ操作にちがいが出てきそう。

かぶせ持ちをするとして、左上のボタン2個は、奥のボタンが無理なく押しやすい。
親指側の手前のスイッチは関節部分を使えば押しやすい。奥側は指の腹で押すようになるが、力を入れるとマウスがぶれる。手のひらの指の付け根辺りでマウスを押さえつけ気味に持つと押しやすくなった。あとは常に薬指と小指を意識すること。
G700 みたいに下から上に押し上げるボタンだとぶれない。そうするともう少し高さがあった方が良くて、G700 の高さは正解なんだと思う。あと二つくらいボタンが欲しいが、親指側はこれ以上ボタンがあるとさらに押しづらそうなので、G300S のように中指側にもボタンが欲しい。

AutoCAD LT を使っていてオブジェクトのハンドルをポイントしずらかったり、スクロールボックスでポイントしたつもりがその下になってしまったりする。選択されたオブジェクトのハンドルの上にマウスを置いて、赤くなるのをちょっとだけ待てば確実につかめる。G700 のときはほとんど待たなかった。
これはマウスソールのすべり具合もありそう。マウスパッドによるものかもしれない。残っていたエアーパッドを貼り付けると良くなったような。G700 の重さになれていたので、マウスを動かす力かげんによるものかもしれず、その分スピードを遅くするとか色々試してみる。もしかしてクリックしたときの反動でずれているのかも。そうするとやはり重量だろうか。それともこの辺りがゲーミングマウスである G700 との性能差なのか。

数日使ってみるが、滑り止め加工にがまんができなくなる。だんだんべた付いてくる。滑り止めの上に紙テープを貼ったりしてみたが使いづらい。
結局滑り止めゴムを剥がす。

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けっこう強力に貼り付いていて簡単には剥がれない。カッターナイフを使ったりして剥がす。当たり前だがキズがついてしまう。剥がれ残りもあり。エタノールとかで磨いたが、つけてしまったキズが取れるはずはないのであきらめる。本体表面には滑り止めのゴムが食いつくように細い溝や凹みがついていた。滑り止め加工の厚さは1mmくらいあって、剥がした状態で持つと確実に幅がせまくなった。
そこで手や指の触れるところに1mm以上の厚手のフェルトを貼った。これがすばらしいが夏は暑そう。

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小指を置く場所にもフェルトを貼った。

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しかし小指が疲れるのではがす。通常の状態から小指側の滑り止め加工を取り去った状態になって、少しだけ幅がせまくなる。これだけで指の疲労度が変わるものか。

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しかしこれで保証も切れてしまった・・・もしかしたらゴムの上から何か貼れば良かったかもしれないが、どうせ劣化するゴムならない方が良い・・・と思う。

使っているとマウスの軽さがどうもしっくりこないので、分解して中に物を入れて重くすることにする。
ソールを全部剥がす。エアーパッドを貼ってあるのでもう不要。ソールはけっこうしっかり貼ってあって糊が残る。

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Y字ネジなので、Y字ドライバーが必要。

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上。

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下。

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マウス上のグレーの部分も外れる。

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ワッシャーとか手持ちのものを貼っていく。結局ワッシャー2枚、ナットを5個くらい貼り付けたはず。

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大失敗したのが、赤丸の部分をねじ取ってしまったこと。

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マウスの上下がなかなか閉まらないのは、これがじゃまをしているのだと思ったため。しかし、これは基板を押えるもので、これがないと電源スイッチが下側に押し付けられず、ON/OFF できない。この部分にはゴムを重ねて基板を押さえることにした。

ソールを剥がした後をきれいにする。元通りにはなったが、使ってみたらちゃんとボタンが機能してくれたので安心する。

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G700 の重量には届かないが、マウスの操作がしやすくなって、手を放したときもずれにくくなった・・・と思う。
これでまたしばらく使ってみる。でもボタンがあと2個欲しい・・・。

ボタンの数で 14 ボタンのゲーミングマウス "DUX" も考えた。

エレコム ゲーミングマウス 有線 14ボタン 3500dpi ハードウェアマクロ対応 M-DUX50BK



G502 も考えたが マクロキーがちょっと不安。

ゲーミングマウス ロジクール G502RGB DPI切り替えボタン プログラム可能ボタン ウェイト調整 高精度ターゲティング



G603 はワイヤレスだけれどもチルトホイールでないところが残念。Logitech なのにフリーホイールも無い。

Logitech G602 ロジクール G602 ワイヤレスゲーミングマウス [並行輸入品]



色々考えたが、チルトホイール付きでボタンのカスタマイズができるワイヤレスだとこのマウス一択だった。
滑り止め加工が気にならない人なら良いマウス。これだけは店頭で触ってみないと分からない。同じスペックでも今度はフェイクレザーとか梨地仕上げとかにしてほしい。マウスとしての機能は良いのにもったいない。
小指の疲労を考えると、横幅が少し狭い M サイズが良かったかも。M サイズにして滑り止めの部分にべとべとしないものを貼ってあげればちょうどよくなったりして。


Fender Mustang Bass のアーティストモデルがかっこいい。



Pawn Shop Mustang[レジスタードトレードマーク] Bass | Fender Bass Guitars: https://shop.fender.com/ja-JP/electric-basses/mustang-bass/jmj-road-worn-mustang-bass/0144060390.html


The JMJ Road Worn Mustang[レジスタードトレードマーク] Bass | Artist Signature Series | Fender - YouTube




Fender / JMJ Road Worn Mustang Bass Daphne Blue Rosewood




Fender YouTube チャンネルの Star Spangled Banner がかっこいい。



The Revolution Continues | Star Spangled Banner | Fender - YouTube



吉田拓郎さんが使っていたアコースティックギター。エフェクト効果を持つらしい。楽器店で試してみたい。



トランスアコースティック[トレードマーク]ギター: https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/ac_guitars/ta_series/index.html#product-tabs

Yamaha TransAcoustic Guitar - FG-TA/FS-TA - YouTube



YAMAHA / FG-TA Vintage Tint FGTA


YAMAHA / FS-TA Vintage Tint FSTA


YAMAHA / LL-TA Vintage Tint LLTA


YAMAHA / LS-TA Vintage Tint LSTA




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地震列島 [DVDやら映画やら]

日本語字幕とコメンタリー付き。日本語字幕は漢字の名前を知ることができて助かる。出だしの縄ばしごで降りるシーンは本人か吹き替えか? それはコメンタリーで分かる。見事なまでの地震対策と不倫啓発映画。地震映画と大人の恋愛と家庭事情が紛れ込んでいるのが素晴らしい。地震だけでは映画にならないと考えたのだろうか。しかしそれが不倫愛とは大人の世界。チャプター4で登場する多岐川裕美さんがきれいすぎる。ラスト近くの顔が汚れるカットもシャワーシーンに見えてしまう。多岐川さんが登場すると架空の世界に見えてしまう。エッチ無しの心の不倫。一線を越えてませんなんてゲスな言い訳が失礼な純愛。二人で外出するときの多岐川さんの表情が何ともいじらしい。こんな不倫は良い不倫。多岐川さん演じる富子は陽一にライターをプレゼントするが、後々のライターの使い道が悲しい。映画の宣伝のカットも、多岐川さんが崩れた建物にしがみついているのが多かったような。このチャプター4、及び14での陽一のセリフが、この映画の目的のすべてを語っている。このチャプター4での大滝秀治さんの顔のつやがみずみずしい。予知会に進言してもらちがあかない陽一は、防災の一環として色々研究開発を続ける。地震の際の避難経路研究は素晴らしいとしても、「燃えない何とか」は考えつかなかった。学者さんだから研究資金国や寄付なんだろうが、そんな研究をして大丈夫なのか? 二人の不倫の間に入って何とかしようとするのが永島敏行さん演じるルポライター橋詰。幼なじみの富子に対する思いだけではなく、壊れたマンションを彼女の元まで行こうと行動する姿が素晴らしい。必死に助けようとする橋詰に向かってもうろうとした富ちゃんの口からもれる名前がせつなすぎる。橋詰が富ちゃんを奮い立たせようとかける「~のために」もちょっと切ない。ラジオの放送が途切れるのにいら立ってラジオ本体をぶち壊してしまうヒゲの人がひどい。ミニチュア特撮なのは分かってしまうが、炎に水に爆発と迫力いっぱい。上から人が落ちてくるのが怖い。羽田空港で飛行機に問題が無いのに関わらず、滑走路が波を打って飛行機を破壊させる様子は、埋め立てによる液状化?と思ったら、特典の中野監督インタビューでもそう語っていた。古い耐震基準での直下型とというのはほんとうにひどいことになりそう。オーディオコメンタリーに参加しながら、ほとんど忘れている勝野洋さんがお茶目。しかし、さすがに水攻めシーンの水の汚さは覚えていた様子。今日も水の中かと思いながら撮影に出かけたそう。このシーンでは松尾嘉代さんも大変な目にあっていたようだ。実際の地震で流れてくる水はドロや砂どころか、下水とかゴミとか色々混ざっているんだろうし、臭いもひどそう。ワンシーンしか登場しなかったが、気象庁の偉い人役の山崎努さんがかっこよかった。明日の事は考えない官僚たちの唯一の良心。関東大震災を予知した川津宗近さんがナゾ。研究所の壁にはその人らしい写真が飾られている。婿に入った妻の父らしいが、こんな堂々と言い切るんじゃ実在する人?と思ってしまう。純な不倫とはいえ、呼び鈴を鳴らしてドアを開けてもらった後、何も言わずに部屋に入る陽一の態度はいけないなあと思う。色々考え事をしているんだろうとは思いますけど。仕事場だろうか愛人の部屋だろうか、タバコをいきなり吸いだすのもご時世。しかも火は勝手に点けてくれる。陽一の保証人のような予知会丸茂教授に、総理大臣、嫁の母親といった老世代と、若い陽一の世代が対決する映画でもある。嫁の母親にいたっては孫にまで反抗させられるから世代の隔絶は広がるばかり。「仮に地震を予知できても止められない」にはそうだなあと納得する。極限状態の中、陽一に対する妻の感情の変化、それでも間際には富子を思い浮かべる陽一、そして大事な人の最期を感じてしまうなど、極限まで愛を忘れない人間たちでだった。面白かった。冷える。


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アカルイミライ [DVDやら映画やら]

オダギリジョーさんの頬の絆創膏が、日本の国旗に見えてしまう。りょうさんのオフィスが初代 iMac だらけ。出てくる人みなさんがちょっと変わっている。ユージは今なら病気にされそう。激した時と穏やかなときの話し方の差が怖い。ほとんど破れてしまった服装は彼にしか着こなせない。最後はマモルの父親を諭すような口調になる。成長もあるが、何よりも目的が達成したからだろう。最初はユージとマモルが同一人物かと思った。マモルが出て行ったあと、鉄パイプを持ったユージが向かった先も同じだったから。その後でユージが何度も電話をかける様子は、まるで自分がしてしまったかのようなたじろぎよう。水槽の電気を止めに来たのもユージではないか。おしぼりタオル会社の55歳の社長がユージとマモルに話しかけたり頼みごとをするところは、若い奥さんとの緩衝役になってほしい、もしくは奥さんと似た感覚を覚えたいからだろうなあ。正社員にしたいのは若い奴を使っていることを奥さんに見せたいがためだろうし。臨時ボーナスの件は頼みごとを断りづらくさせる目的。二人の部屋にまでやってくるのは奥さんと距離を置きたいためか。玄関でさりげなくタバコを捨てるところがデリカシー無さすぎ。その前のユージから CD を受け取る様も。社長が部屋にいるときのユージの表情が秀逸。おしぼりタオルの夫婦関係を印象付けているのは、娘の勉強机を持っていた帰りに窓から見える風景。それを見ながら「嵐が来るかも」と口にするマモル。それが何を意味するのかはあとあと分かる。ユージにクラゲを託した時から決めていたのか。マモルの針金が巻かれた指先は人々を狙う銃口、それともユージを指すのか。なぜマモルは事件を起こしたのか。その辺は観た人にゆだねられる。おしぼり社長もなんだかなあだが、人にやたらと趣味について聞く奥さんにイラっとする。マモルの父親の接し方がちょっと変な感じ。エンディング近くとか、車のシーンで2コマに別れるところが面白い。真ん中にはマモルがいるように見える。最後は息子を失くした父親が息子によって殺されてしまったかと思ってしまった。ソファに座った浅野さんの動かなさが怖い。ユージの姿がないラスト、そして若者たちの着たTシャツのゲバラが印象的。劇中の音楽も良かったが、エンディングの曲が見終わったあとの印象にぴったりはまっていた。終わってみると、おしぼり社長が話す「70年代」を思わせる映画。もしかして藤竜也さんが出ているせいもあったりして。でもエッチなシーンは無い。これはすべての若き野郎どもに見てもらうためだろうなあと思う。未来が見えるとか、マモルが登場するとか、監督ならではの世界。見るほどに何かに気が付いた気になる映画。面白かった。晴れ。


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マシン・ヘッド/ディープ・パープル(Classic Albums: Machine Head, Deep Purple) [DVDやら映画やら]

アルバム「マシン・ヘッド」の制作について第二期メンバーが語る。内容が50分くらいで短いと思ったら、DVD メニューの落書きみたいなのが実は「→」ボタンで、ボーナスが30分くらい入っていた。以下敬称略。
1 Introduction
ロジャーはヒッピーだとか、オーケストラとの共演など、性格も音楽の方向性が違う5人とかの話し。
2 Highway Star
挿入されているサイケなバックを施したビデオはライブみたいだが、歌詞とかギターフレーズがなんかちがうような。サンバーストの Fender Strat は後々ヘッドが欠けてしまうやつだろうか。名作 "In Rock" の後のプレッシャーの中で作られた実験的アルバム "Fireball" についても少し語られる。
3 Smoke On The Water
曲の題材となった火事の映像や写真におどろく。この曲の重要なところはやはりダッダッダーのリフ。リッチーがピート・タウンゼントさんから「シンプルなら客はついてくる」と言われたことを話す。ジョンが「リッチーのリフは楽器店で人々を怒らせる子供のリフじゃない」って話すのはホメてるようなどうなんだか。
4 Pictures Of Home
アルバムを録音した場所はホテルというのは知っていたが、湿気がひどい場所だったらしい。でも写真を見るとかなりリラックスしてレコーディングしているようにも見える。ロジャーが気持ちよくベースソロを弾いて見せてくる。ベースは Viger だった。ジョンの「クロマティックで時間を稼いだ」が面白い。
5 Space Truckin
ミキサー卓でトラックを重ねていってドヤ顔のロジャー。リッチーが「テレビのバットマンを見て似たようなリフを考えようと思った」とはおどろき。そういえば似てなくもないような。「単純で印象的」というのは "Smoke On The Water" にもつながる。そしてギランの話す "Keep on Truckin" の広告に科学技術の話し。彼の貢献度もけっこう高そう。ヒットするだろうと思っていたがそうでもなくて、リッチーはレコード会社を「成功すると『我々』、失敗すると『君たち』になる」と皮肉る。おなじみになってしまった1973年ライブ。大いに盛り上がっているがすでにボーカルとベースの脱退が決まっていたのが悲しい。
6 Never Before
ジョンいわく「いちばん人気が無い曲だがメンバーは好きだった」。そしてリッチーも「皆が一番だと思っていた」と話すメンバーお気に入りだろう1曲。古い映像ではリッチーがギターを踊るように弾いている。これはボーナスでも収録されている PV の一部のようだが、プロモーションで使いたいほど押しの曲だったんだろう。ロジャーがミキサー卓で「ビートルズのようなコーラスだろ」と話す。
7 When A Blind Man Cries
ラストをリッチーが好んでいない曲で終わらせるのが嫌味。彼がどう思おうが、なんだかんだとソロギターがかっこいい。手を抜いているかもしれないが。オーケストラのときにしろ、「嫌がっても協力的」なのがリッチーなのかもしれない。さすがプロ。マシン・ヘッドには収録されなかったが、バンドの内情を語るために重要な曲みたい。
8 No Smoke Without Fire
ロジャーが説教じみた歌や麻薬や社会の歌はいやだと話すのが好印象。
9 The Beast
ジョン・ロードのキーボード、ハモンドオルガンについてメンバーが賛美する。普通に弾くと間抜けな感じ。色々考えてレズリーをつなぐ。タイトルの "The Beast" は、繊細なハモンドを最終的に Marshall につなぐことで作り出される「荒々しさ」とか「野獣」を意味している様子。
10 Make Everything Louder...
「民主的なミキシング」について語る。みんなが自分の音を大きくしたがる話し。ギランが音を上げたときにリッチーが文句を言う時の例えが面白い。
11 Black Night
ロジャーはリッチーの弾きはじめたリフがリッキー・ネルソンの曲みたいで、最初は白けてしまったと話す。彼は自分たちはアルバムのバンドで、ポップスバンドではないから。そこにリッチーがシャッフルのリズムを入れ、二人のイアンが加わる。ほとんど即行で酔っぱらいながら作った曲。ジョンの歌詞の適当さ加減が面白い。"Space Truckin" といい、ギランの書く歌詞はアホみたいなものが多いかもしれない。Black Night の PV をひととおり。
12 Keep On Space Truckin'
この1973年ライブのビデオは他の DVD にも収録されているが、いつ見ても観客が面白い。曲の始まりは "Comon'! Comon'!" のところのリフからだったとジョンが話す。そしてライブで曲の後半で弾いているようなフレーズを聴かせてくれる。
13 Maybe Leo's Off Beat
ロジャーがジョン・レノンさんの曲を聴いて書きたくなったらしい。そういえばレイジーの他にこの曲も本編には入っていなかった。
14 Break A Leg, Frank
"Smoke On The Water" の歌詞で歌われている "Break A Leg" についてギランがちょっと話す。
15 Roger's Machine Head
ロジャーがアルバムタイトル「マシン・ヘッド」の由来について語る。
16 Never Before' Original 1972 Promo
本編でも一部挿入されているモノクロというかアカクロ PV。当時の映像はリッチーの細さが印象的。Fender Strat が大きく見える。ギターを抱えたアクションは、ペイスの話すところの「バレリーナ」のよう。語るラストカットがジョン・ロードさんというのが何とも。
本編でもボーナスでも「レイジー」が取り上げられていなかったのが残念。リッチーは「ヒットするには内容は関係ない、ラジオプレイだ」と話すのが印象的。リッチー、ジョン、ロジャーさんたちは一人で話しているのに対してギランさんとペイスさんは二人で話しているのはなぜか。雪・冷える。


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黒い画集 あるサラリーマンの証言 [DVDやら映画やら]

黒い画集の第一弾。日本語字幕付きがうれしい。人の名前がよく分かる。タイプライター音がするタイトルロールがかっこいい。劇場で聴いたらゾクゾクしそう。松本清張先生は手書きなんでしょうが、作家本人がタイプを打っているよう。暑い日を十分暑くというか熱く感じさせるふにゃふにゃのアスファルト。車が走るたびにタイヤの跡がつく。主人公石野の様子が自身のモノローグで淡々と簡潔に紹介される。月給が家族手当含めて75000円、税金その他で手取りが57740円。そして月二回のボーナスが400000円。部署はともかく、さすがは課長だけあっていい収入。直属の部長でもある重役の竹田には可愛がられ、最後には部長くらいになれるかもと期待している。へそくりは株式課長による仕手でねん出。帰りには暑さしのぎにビールのジョッキをおかわりし、パチンコで50円を元手に味の素とピース三個。新大久保駅で降りて自分の家に帰るのかと思いきや・・・彼の給料に見合わないアパートへ向かう。待っていたのは愛人・会社の OL 千恵子さん。ぱっとしない風体でよくやるなあと思ったら、人にバレないように離れて歩いたりかなり慎重。そういえば冒頭の石野のモノローグのシーンで彼のデスクに書類を持ってきて頭を下げて戻る OL がいたが、彼女が千恵子さんだったのか。そうだったらあまりに何気ないシーンで上手い。慎重にやっていた石野だが道を歩いていれば誰かに会うもの。そこから石野課長のビビりが始まる。ちゃんとほんとうのことを話せばよかったものを。ビビって愛人に引っ越しさせるがこれがまた逆効果っぽい。最初のアパートの方がよほど安全に思える。事態はどんどん悪化気味。石野の奥さんの様子をみると、ちゃんと話せば一応は分かってくれる気もするが、やっぱり千恵子ラブな石野。面白いのは中盤で警察に白状するところ。石野とその家庭がどんどん崩れ去っていくのだが、まだ映画半分も残っているのにもう破たんして時間は大丈夫?と心配してしまう。警察側が西村晃さんと平田昭彦さんというのがナイス。平田昭彦さんは同じシリーズの「寒流」では色好きの最強上司役だった。平田さんが石野に事件内容を説明するシーンで挿入される現場写真が本物っぽくて怖い。被害者の夫が「電送人間」の中丸忠雄さん。多数の警察官で入り乱れる現場で、死んでいる妻を目の前にしながら話しを聞かれる様子が痛々しい。あとは一平ちゃんこと西条康彦さんもほんのちょっとだけ出ていた。容疑者の杉山の職業は保険外交員だが、仕事のノルマとか、色々きびしいようで、映画「狼」で登場した新人外交員たちの話しを思い出す。石野、あなたはいったいどうすんの?というサスペンスがメインだが、千恵子が移ったアパートの青年二人、千恵子に言い寄る会社の青年と石野の意識の違い、そして両者の間でうまく動く千恵子たちの関係も印象的。いつの時代も現代っ子は存在するのだった。面白かった。寒い。


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黒い画集 ある遭難
黒い画集 第二話 寒流


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ブリティッシュ・パンク・インヴェンション(BRITISH ROCK-READY FOR THE 80'S / PUNK ROCK ITS AFTERSHOCKS) [DVDやら映画やら]

ボブ・ゲルドフさんの姿がチャーミーに見える。ボブがパンクの熱狂の後の生き残りについて語る。彼は既存の体制を批判するパンクもまた体制となり派閥になったと言う。体制化したら後は袋小路。政治的思想を吠えまくったあげく妥協したら無様としか言えない。ダムドは話題作りにステージで裸になった。バンドの中でもクラッシュは新たな音楽を吸収することで生き残った。
Sex Pistols - God Save The Queen:
Fender アンプに書きなぐられた "Sex Pistols" がかっこいい。スティーブ・ジョーンズさんは 白い Les Paul Custom と シド・ヴィシャスさんは 白ボディ+黒ピックガードでローズ指板の Fender Precision Bass。PV 撮影のせいかシドやスティーブが笑い合うのがほほえましい。シドはベースを割と高い位置で弾いている。ボブ・ゲルドフさんは、ライブはともかくとしてレコードはめちゃくちゃかっこいいと話す。
The Clash - London Calling, Poilce & Thieves, Complete Control:
ジョー・ストラマーさんは白ボディにローズ指板の Fender Telecaster。Front PU が光って見えないので、もしかしたら Esquire かもしれない。ストラマーの名の通りの激しいストローク。ミック・ジョーンズさんは黒いようなワインレッドっぽいような Les Paul Custom。背後には Boogie のアンプが見える。ポール・シムノンさんは白ボディ+黒ピックガードの Precision Bass。照明の都合ではっきりと見分けられないがネック裏にストライプが見えるのでメイプルワンピースだろうか。ポールのベースの低さ加減がかっこいい。彼らが襟を立ててプレイしている姿を斜め後ろから見ると The Mods に見えてしまう。挿入される別ライブシーンでは、ミックが チェリーレッドのダブルカッタウェイ Les Paul Jr. を手にしている。網シャツのポールのベースが映っていない。
The Boomtown Rats - Someones's Looking at You:
野外ライプっぽい。アコースティックギターと P-90 の Les Paul Standard。トラビス・ビーンっぽいベース。ボブ・ゲルドフさん曰く、「ラッツにはスタイルが無い」。スタイルは音楽やバンドをつまらなくするらしい。
SPIZZ ENERGI - Virginia Plain, Where the Captain Kirk:
多くのバンドがライブハウスでプレイする話し。その中の一組がスピッツ・エナジー SPIZZ ENERGI。その後アスレティコ・スピッツ80 Athletico Spizz 80 と名が変わった。"Virginia Plain" は言わずと知れたロキシー・ミュージックのナンバー。引きの映像がなくてよく分からないが、Bass はヘッドの形が Shergold か Hayman っぽい。ギターはダブルカッタウェイでバイディング付き。ヘッドの形状が Rickenbacker っぽい。バンドサウンドが Joy Division に近いような。特にベースがかっこいい。
The Jam - Eton Rifles, David Watts:
77年 ロンドン、100 club でのライブ映像。ブルース・フォクストンさんは ファイヤーグロー の Rickenbacker Bass。ポール・ウェラーさんは遠くではっきりみえないが、ファイヤーグロー の Rickenbacker 330 だろう。ジャムもパンクの生き残りに成功したバンド。Eton Rifles / David Watts では ジェットグローの Rickenbacker 330、メイプルネックに黒ボディ+黒ピックガードの Precision Bass。サウンドはともかく、ポールの歌いっぷり弾きっぷりがひたすらかっこいい。Rickenbacker を低めに構えたスタイルもかっこいい。60年代に Rickenbacker を手にしていたピート・タウンゼントの姿の数百倍かっこいい。スタンドマイクに両手を当てて歌っている最中、ギターから出るノイズとかフィードバック音がまたかっこいい。コーラスしながらベースを弾くブルース。止まらない手。ブリッジ寄りをピック弾きする様子もよく見える。ジャムといえばモッズ。そして四重人格の音楽を背景に映しだされるのはブライトンの砂浜とモッズたち、そして敵対するロッカーズの映像。
Secret Affair - Time for Action:
ネオモッズ・バンドといえばシークレット・アフェア。ギターは バタースカッチの Telecaster。ベースは黒い Rickenbacker。彼らは現代のモッズを、栄光を求めて正装する「グローリー・ボーイズ」と呼んだ。
The Police - Regatta De Blanc, The Bed's Too Big Without You:
全米進出して成功を収めたポリス。マイアミのコンサートの様子。スティングさんが手にしているのは Ibanez のフレットレスベース。アンディー・サマーズさんはおなじみのサンバーストのバインディング付ボディでローズ指板の Telecaster。彼らの音楽はスチュアート・コープランドさんのドラムというか打楽器とディレイギターにスティングの「イエーイエー」とか「ヨーヨー」発声でできたサウンド。アンティは「白人がレゲエを大衆化させるのは、60年代のブルースと同じで皮肉な現象だ」と話す。"The Bed's Too Big Without You" でのディレイを駆使するアンティのプレイが見物。スティングのベースも面白い。
The Specials - Too Much Too Young, Guns of Navarone, Gangsters:
工業都市コヴェントリーから登場したスカ。Too Much Too Young を子供たちに向かって歌う。ギターは 黒ボディにメイプルネックの Telecaster。画像が鮮明ではないが Custom。もう一人は Les Paul Special っぽい。ソロやオブリガードはほとんどこの Les Paul。印象的なベースラインはオリジナル Precision かと思ったが、PU の雰囲気からして Fender Telecaster Bass っぽい。当時は「ナバロンの要塞」がロックになるとは思わなかった。"Gangsters" では子供から大人までステージの上がって踊ってしまう。
The Selecter - Murder, Too Much Pressure:
"Murder" はレコーディングで歌を入れている様子。"Too Much Pressure" ではバンドそろってレコーディング。ギターはブロンド+メイプルネックの Fender Strat ラージヘッド。ノリノリなベースはネックの後ろしか見えないが Jazz Bass だろうか。
Madness - The Prince, Swan Lake, My Girl:
コヴェントリーに対してロンドンではマッドネスがスカをプレイしていた。フロントがハムバッカーっぽいナチュラルの Telecaster と 黒にメイプルネックの Precision Bass。"Swan Lake" はその名のとおり「白鳥の湖」。
The Clash & Ian Dury - Sweet Gene Vincent:
クラッシュとイアン・デューリーのゲリラライブ。出番の無い時は石のように動かないサックスプレーヤーが面白い。コントロール部だけ残してピックガードを取り去ったサンバーストの Precision Bass。ブリッジ寄りに Jazz Bass PU を追加している。ミック・ジョーンズは ローズ指板の Telecaster。ステッカーとかが色々貼られていて、もしかしてジョー・ストラマーのものだろうか。
Ian Dury - Hit Me with Your Rhythm Stick:
イアン・デューリーはタイトルに合わせてドラムスティックを持って歌う。汗だらけの彼は、ロッキー・ホラー・ショーのティム・カーリーにも見えたりする。サックスを二本加えて吹くプレーヤー。ギターはダブルカッタウェイの Les Paul Special。
The Pretenders - Brass in Pocket, Stop Your Sobbing:
白ボディ+黒ピックガードでメイプルネックの Precision Bass。コリーナボディだろう Gibson Flying V。タバコを手に歌うクリッシー・ハインドは白にローズ指板の Telecaster。"Stop Your Sobbing" はキンクスの名曲。リハーサル風景にレコードの音を流しているのかと思ったら生バンドサウンドみたい。キンクスのレイ・デイヴィスさんのコメントが入る。メジャーな曲でないところがうれしかったらしい。
Gary Numan - Down in the Park:
ストーンズの曲の名前でもあるベガーズ・バンケットというレーベル。ここでゲイリー・ニューマンが見れるとは思わなかった。デビッド・ボウイのようなシアトリカルなステージ。テクノっぽいが生ドラムがバンド感を増してくれる。
The Kinks - Attitude:
ラストはなんとキンクスのライブ。ベースは Fender Mustang Bass に見える。ギターは黒い Les Paul。「今でも貧しさについて曲を作れるか?」という質問に、「今でもみじめだから問題ない」と答えるレイ。「すべてを手に入れて何も持っていない」とはなかなか言えることではない。レコーディング卓が財産だと言い、"Brass in Pocket" にひっかけてか、レコーディング卓が「ポケットには入らない」とは憎い。
もしかしてずっとボブ・ゲルドフさんのガイド? と思ったら The Boomtown Rats の曲あたりで終わってくれた。自主制作みたいなツートーンのタイトルロールがかっこい。The Jam、The Police、Gary Numan、SPIZZ ENERGI、The Pretenders がかっこよかった。映像はあらい。でもまた見たい。面白かった。


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