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シンドバッド 虎の目大冒険(SINBAD AND THE EYE OF THE TIGER) [DVDやら映画やら]

アラーを崇拝するヒーローの映画。今度のシンドバッドはさらに濃くなった印象。この人の父親がジョン・ウェインさんとは知らなかった。他の二世ではタイロン・パワーさんの娘さんも登場する。出だしは王の戴冠式だろうか。炎に包まれて女性が悲鳴を上げる。いったい何があったのかは後から分かる。叫ぶ女性がファラー姫。彼女のドレッドヘアーがかっこいい。それを解いた後の細かいウェーブのかかった長い髪が、後々はサラサラストレートヘアーになってしまう。「天パも直ります」とかシャンプーのCMに登場しそう。シンドバッド史上でいちばんきれいな女優さん。彼女の他にも女性が登場するという大サービス。前作まではヒロインは一人だった。悪役ゼノビアも女性だから、男・男・男の映画ではない。時代によって映画も変わるということか。エッチはないが、ほとんど裸状態のシーンもあって、今までのシンドバッドとはちがう。2作目ではダメ息子役だったカート・クリスチャンさんが、今度は別な地位のダメ息子を演じているのが面白い。この人はパパイヤ鈴木さんに似てる。彼の母親は魔術師ゼノビア。そして早々から3匹のクリーチャー対シンドバッド戦を見せてくれる。このクリーチャーは一見ドクロっぽいが、赤い大きな目が仮面ライダー風。この3匹との剣での戦いは、ストップ・モーションの見どころの一つだろうなあ。後から消すことは難しかったのだろうから、撮影のときには一人で戦っているのだろう。ゼノビアは息子のためなのか、今までとは違って自ら変身することをいとわない魔術師。彼女が作り出すミナトンがシリーズ史上でいちばんかっこいいクリーチャー。そのデザインはキカイダーとか仮面ライダー555あたりのオルフェノクな感じもするし、キカイダーにも出ていたサイのロボットな雰囲気もある。初めてまぶたが開き、指が動くシーンはゾクゾクしてしまう。ミナトンとはミノタウロスの意味合いなんだろう。鉄の心臓と青銅でできたミナトンはゴジラに対するメカゴジラ的存在。対ミノタウロス戦も見てみたい。ゼノビアたちは帆の無い船。その動力はミナトンで、ひたすら漕ぐ。疲れを知らない彼はスーパーエンジン。ミナトンがスパイをやっつけるシーンはこれでもかという始末の付け方で残忍。船内でメランシアスとゼノビアの二人のシーン、ゼノビアは小さいし、ヒヒは騒ぐし、メランシアスは巨大バチに襲われるとか、ダイナメーションがかなりいそがしい。巨大なセイウチは「妖星ゴラス」みたい。メランシアスは賢者という設定だが、けっこうバカ。自分が頭が良くて他はバカと思っているので油断しすぎるのだろう。氷の神殿では像が氷で覆われているが、それがビニールに見えてしまうのがなんだか幸せ。クリーチャーとはいえないが、シンドバッドたちに同行するヒヒもストップ・モーション。クリーチャーは、他にもでかい原始人に、ラストのでかいアレと盛りだくさん。アレがまるでクマのようで、マッチョな筋肉の躍動がなまなましい。ファラー姫はほとんどへそを出しっぱなしふだし、中東や東洋っぽいものが出てこない、なんだかとてもアメリカンな雰囲気のシンドバッド物語。それだからこそ、シンドバットにはターバンが必要だったのかもしれない。シリーズ通して語られるのは善の力と悪の力。そのどちらかに人間が加担することで運命が変わる。面白かった。目玉シーンをこれでもかと見せる予告編も面白い。


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