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ルームロンダリング [DVDやら映画やら]

大傑作。テレビドラマで見たことがあったので見る。音楽がすばらしい。部屋に入るなり、慣れた調子で玄関上のブレーカーを入れたり、ガス湯沸かし器を確かめるミコの動作がプロ。ミコの描くスケッチが悲しい。スケッチだけれどファンタジーの中では最もリアルに見える。そのミコが絵を描くときのカタルシス、それを盛り上げる音楽に高揚する。オダギリさんの子供相手のサッカーの上手さにおどろく。池田さんの大人顔にカワイイ顔にブス顔が面白い。渡辺えりさんの顔アップシーンに動揺する。感動のシーンであの人も見えていたのだなあと知る。言わないところがえらい。「人間の方がよほど怖い」なんてありきたりなセリフだなあとなめてはいけない。終わってみれば受け入れることの強さというか勇気とか第一歩的なお話し。ちょっと感動してしまうので困る。美人が泣くせいもありますけど。最後、ミコがキミヒコへ話す内容は本当か否か。後から気になってくる。エンドロールのスケッチブックが素敵。黒字に文字だけのスクロールが無いところがすばらしい。オープニングのスケッチブックの飛出し加減と対をなすような。恐怖とサスペンスにホラーシーンがメリハリを付ける。不思議ちゃん的な世界だけでは終わらなくてすばらしい。雰囲気で分かりそうだけど、田口トモロヲさんによる『ルームロンダリング』の説明は必要だったんだろうなあ。でも話しの中でそのセリフだけが浮いてる気がする。「天国なけりゃ救われない」は名言。テレビ付きラジカセがなつかしい。面白すぎ。

GEOの紹介ページ

https://rental.geo-online.co.jp/detail-469633.html



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tY:近況124(DELL Precision M6800 とか) [他]

面白かったページ。

ウェブブラウザ草創期に消えていった多数のブラウザたち - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20190528-web-browsers-early-history/

キッズのためのギター。

Kids' Guitar Reimagined https://loogguitars.com/

DELL Studio XPS 1645 を Windows10 の新しいバージョンにアップデートするがどうにも塩梅良く動いてくれない。 バッテリを交換したり、ACアダプタもダメになって替えたし、キーボードが割れたりしてしまったこともある。

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それに CAD の描画も遅い。特に JW-CAD の。 それで前から探していた DELL Precision M6800 を使うことにした。4年近く前の PC ですけど。もちろん中古。

Dell Precision M6800ワークステーションの詳細 | Dell 日本 https://www.dell.com/ja-jp/work/shop/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/precision-m6800/spd/precision-m6800-workstation
Dell Precision M6800の実機レビュー | ドスパラ大百科 http://dospara-daihyakka.com/review/dell_precision_m6800.html
Precision M6800レビュー:17.3インチ液晶搭載のワークステーション/パソコン徹底比較購入ガイド http://www.get-pc.net/review-Precision-M6800/index.htm
デル Precision M6800[M6700後継]<レビュー有> http://www.sd-dream.com/pasocompass/uni/PrecisionM6800_1309171324.html?cat=%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E6%9C%89

ここで探しました。

中古ノートパソコン専門 PCフレンズ|総合評価4.5!楽天出店15年の老舗店!
https://www.rakuten.ne.jp/gold/stb-leasing/

届いた状態。中古の店で同じ機種をまとまった台数扱っている場合は、おそらくレンタルとかリース落ちだと思います。そういうのはたいてい大事に使われているので状態の良い場合が多い気がする。オークションよりは安心する。 それに17.3インチとか、でかいPCは会社から持ち出したりしないだろうし、大きな傷みがないのではと考えます。

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プライマリに入っていた500GBのHDDを取り出す・・・が、どこかで引っ掛かっていてなかなか外れなかった。

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SSD に交換する。120GBですけど。

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SSD をプライマリの場所に入れる。

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元々の 500GB HDD にセカンダリ用のマウンタを取り付ける。しかしマウンタとHDDを止めるネジが無かったので、プライマリ側から2本拝借する。

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ここがセカンダリ用 HDD の場所。

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無事 BIOS で認識されました。 2.5インチHDDのプライマリ、セカンダリの他、mSATA 用のスロットもあった。 DVDドライブもHDDに替えられるらしい。

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今度は肝心なキーボードを取り換える。DELL や HP の古いPCの良いところは純正・サードパーティ問わずキーボードが手に入ること。これは Eathtek というブランドの交換用キーボード。対応する型番に M6800 は入っていなかったが、M6700 で使えれば使えるはずというチャレンジ。 並行輸入されたそのままの状態っぽい姿で届く。なんだか少し曲がっている気がするのは気のせいか。

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US キーボード。キーボードも色々あって安いなあと思うとスティックポイントやバックライトが付いていなかったりする。

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横から見ると見事に波打ってました。静かに手で直す。 せめて 「取り扱い注意」とか "Handle with care" とか書いとけば良いのに。

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キーボードのグリルを外す。

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上が元々のキーボード。下が US キーボード。どうやら白いフラットケーブルを移さなきゃならない・・・とは知らなかった。

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フラットケーブルを移して、

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PC本体に挿して、

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納める。なんとかはまってくれた。

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この PageUp と PageDown キーの位置が微妙。慣れないとちょっと横にいくつもりがワープしてしまう。

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メモリも増やす。元々 8GB 入っていて、これに 8GB をプラスして 16GB にする。メモリは新品にした。

シリコンパワー ノートPC用メモリ 1.35V (低電圧) DDR3L 1600 PC3L-12800 4GB×2枚?204Pin Mac 対応 永久保証 SP008GLSTU160N22

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バックカバーを外してメモリを装着した。

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Studio XPS 1645 を入れていた エレコムの 16インチ用バッグに 17.3インチの M6800 を入れてみる。入ることは入るが、キツキツ。

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それで 17.3インチ PC が入るバッグを手に入れる。こんな箱で届く。なぜこれにしたかというと 1000円ちょっとだったから。

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余裕で入る。

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青いクッションが入っているスペースはタブレット用らしい。

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CoolBell という名前。見事に中国製。

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このバッグの黒。購入したときはタイムセールだったのか 1078円だった。

CoolBELL 17.3インチ PC収納 A4対応 ビジネスバッグ 2WAY ブリーフケース メッセンジャーバッグ ショルダーバッグ 多機能 ノートパソコンバッグ ナイロン 通勤 通学 オシャレ メンズ (パープル)

最後は液晶のフィルムを貼る。左側のアンチグレアタイプを貼る。右のは最初に買ったグレアタイプ。くっきり映って色がよく分かりますが、やっぱり反射が多いのでアンチグレアにした。

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親切にクロスやアルコール洗浄布、液晶を浮かしたり、ペタペタとホコリを取るためのシールなどが付属してました。

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鎌倉グループ「PCフィルター専門工房」の保護フィルム。貼りやすかった。 以前は Handspring Visor みたいな小さい画面でも貼るのに苦労していた覚えがあります。

「PCフィルター専門工房」17.3インチ 16:9 貼り付け失敗無料交換 液晶保護フィルム ブルーライトカットフィルム 光沢仕様 指紋防止 気泡レス 抗菌

「PCフィルター専門工房」17.3インチ 16:9 貼り付け失敗無料交換 液晶保護フィルム ブルーライトカットフィルム 超反射防止 アンチグレア 映り込み防止 指紋防止 気泡レス 抗菌

最後の最後がゴム脚でなくて布脚。排気を少しでもよくしようと思い、浮かすために脚を貼る。最初は右のゴム脚で浮かしていたが、机面によっては引っ掛かって取れそうになるので、布脚にした。PC 本体に重量があるので普通に使っていれば動かない。動かそうと思うときには滑るように動くので助かる。

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グラフィックスカードのせいか AutoCAD LT に JW-CAD の描画が速い。XPS も早かったが、グラフィック性能が有効に使われていなかったと思う。 M6800 にもモデルがあるらしく、今回は AMD FirePro が入ったもの。モデルの中ではいちばん安価ですが、JW-CAD のハッチング描画の速さは以前とはまったくちがう。 なんでもっと前に替えなかったかと思う。

テンキー付きのノートPC は初めて。身体の中心をキーボードのトラックパッドの中心にしないと打ちずらい。ノートPC本体の中心に身体が位置しないところが新鮮な感じ。自然と画面の右側がサブディスプレイ的になるところが面白い。

新しいノートPCはキーボードの換装が難しそうだし、光学ドライブが付いていなかったりする。そうした面でもひと昔前の PC は色々いじれて面白い。 分解もしやすい。2本のネジを取るだけで外れるバックカバーが良い。

16インチにくらべて画面も広くなる→字がちょっと大きくなる→目にやさしい。小さいディスプレイに戻れなくなる。



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空想特撮怪獣 巨人創造LEDX [DVDやら映画やら]

登場人物すべてに名前のテロップが出るので助かる。ストリートで詩集を売る皐世羅と書いて「さつきせら」と読む女性。瞳がめちゃくちゃ大きい。そしてトリオのバンド。スマホを壊した黒丸メガネの某国潜入工作員の半田乙。すごい歯並び。話している言葉がわけわからん。テレビの逃走中みたいな人に追われる秘密結社工作員の山村甲。彼は「変身!」と言ってでっかいレッドエックス ブラボーに変身・・・という出だしでタイトルがドーン。そして隠れる女性と何かを探しているチームの班長、某国諜報員シャベリン。この人はもしかして武蔵拳さんでしょうか。出だしは諜報戦っぽい。次に映るのはある家でのインタビューシーン。インタビューされるのは元SAM隊員のおじさん、安田と立花二人。安田はソガ隊員っぽい。二人をインタビューするのはフリーライター真田。SAMは自衛隊発足と共に作られた怪獣対策専従チーム。二人が見せる若かりし頃のSAMの写真がなんとも。SAMと怪獣の歴史が語られ、転機は1966年。人型の巨大生物「ライン」が登場したこと。そのシーンとは別に諜報戦が続く中、今度は風呂上りみたいな 元SAM隊員木村が加わって語られる巨人「ライン」の正体。なんと軍と吉田博士による巨大化研究にまでさかのぼってしまう。そう思ったら大学の研究室シーンに移る。木島研究室、木島教授のメガネがウルトラアイっぽい。彼女と研究員の篠井は怪獣と人類の相違性を DNA とかミトコンドリアとか色々を科学的に研究していた。映画はゴジラから始まった怪獣とウルトラヒストリー風な話しをノンフィクション的に描いていくことを目的としているのかも。さらに「なぜ人間が巨大化するのか?」とか「なぜ怪獣が日本にやってくるのか?」「なぜ3分程度しか活躍できないのか?」という疑問に決着もつけたそう。その裏で「某国とも仲良くできるさ」なんて意味も込められているのかも。元SAM隊員 金本の妻 史代がいとも簡単に国家機密を提供したり、冒頭で逃げていた女性が現れてそれぞれのシーンのつながりが見えてくる。どうせなら怪獣が現れる理由を不思議ちゃんではなくて学者に追及してほしかった。白黒写真に写る巨人ラインのムキムキ具合がすばらしい。音響弾という設定がエコで面白い。リポーターの名前が滝沢馬琴。元SAM隊員のインタビューシーンでのナレーションのネタバレが面白い。X粒子とかXユニットが巨人の肝らしいが、Xユニットが3台あるところがミソ。街が破壊されないところもエコ。性別と巨大化時の外観に差が見られないところが面白い。スーツアクターのきくち英一さんが登場する。皐世羅も吉田葵役の人はどちらもモデルさんらしい。ちょっと変わった怪獣映画だった。

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日本暴行暗黒史 異常者の血 [DVDやら映画やら]

モノクロ。タイトルロールの音楽の悲しさかげんがすばらしい。警視庁捜査一課の部長刑事サクマタダオ。彼のモノローグで話しは始まる。列車の車中で彼に話しかける人が素人っぽい。故郷に向かっているサクマは故郷をかなり嫌っている様子。何だか嫌な経験があるらしい。回想される事件が粗いフィルム映像っぽい。女性が胸をはだけて逃げる様子がゲリラ撮影っぽい。暴行未遂容疑でカンバラヨシオを逮捕する。そのときからサクマタダオの中で故郷で起きた忌まわしい事件がよみがえる。それは明治時代の長州藩から始まる。なんだか『武士道残酷物語』を思い出させる展開。
明治時代 長州藩: 百姓ながら剣の達つゲンシチが首に縄で座っている。これが刑務所みたいなものだろうかと思ったら、騎兵隊の馬小屋だった。「種馬め」とか色々あって馬のような扱いをされるのだが何てひどい仕打ち。そこに恋人サチが訪ねてきたあたり少しの間カラーになったりする。この後も時々カラーになる。そしてゲンシチのうっぷんが爆発するのだが、ふんどしを猿ぐつわにするところがすばらしい。色々あってゲンシチは死ぬが、その亡がらを名主のカンバラヨイチロウが更に斬る。なぜならゲンシチが彼の妻を彼の面前で犯したから。頭がおかしくなった妻はゲンシチの子を宿していた。子供はカンバラヨイチと名付けられる。なるほど、こうして血がつながっていくのかな。
大正時代 山口県: カンバラ家当主ヨイチは女性に暴力を振るい、犯しまくって、さらには命まで奪っている様子。人々は人狼(ひとおおかみ)と噂して恐れるが、ヨイチの所業とは思わない。これがゲンシチの血だとサクマは言う。ゲンシチだってひどいことをされたからひどいことをしたわけで血のせいにするのはおかしくないかと思ったが、サクマは「呪い死にしたゲンシチの霊が乗り移ったのだ」とも言うのでこれにはちょっと納得。しかしこのヨイチがひどいことをしているときの顔が怖すぎ。ちょっと『フランケンシュタイン対地底怪獣』のフランケンシュタインの怪物にも見える。ヨイチの出自を知るのは血のつながらない親のヨイチロウだが、彼もういない様子。このヨイチの最期はけっこうあっけない。彼の子は妻コトや気の触れてしまった女中モトに宿る。モトの子供はカンバラ家の小作人サクマに預けられる。モトが枕をオンブしてはしゃぐ姿が痛ましい。
昭和 初年: カンバラ家の跡取りはコトが産んだヨキチ。モトの子はヨシコ。清純そうな二人によって、ヨイチの血は消えたかのように見える。勉強会の帰り道、ヨシコを襲う先生をあやめてしまうヨキチ。あっけなくやってしまうところが天性のものか。その後でヨシコとヨキチはムフフ。このエッチではロマンチックな BGM だが考えてみたら二人は異母兄妹。ヨキチは逮捕され獄中で病死。ヨシコが宿したヨイチの子供はカンバラ家の養女となる。ヨシコは夫を迎え、産まれたのだ刑事サクマ。なるほどなあ。
昭和19年: 愛したヨキチを失くし、二番目の夫は戦死。そして残された息子タダオも戦地を送らねばならないヨシコ。その歓送会では終始うつむいている。その夜はヨシコとタダオが、つまり母子が・・・となるがどこまでいったかは分からない。更にはカンバラ家の養女となったユキがタダオに好きだったと告白する。そして身体で愛し合う二人。すべては純な心からとはいえ、もうわけわからん。このユキがゲンシチのヨキチの血をつなぐことになり、タダオは悩む。しかしそれがヨシコの望みだったというところが面白い。彼女は役目を終えたかのように自害する。
現代: 対峙するサクマタダオとカンバラヨシオ。そしてタダオの衝撃の告白。
タダオがどのようにしてゲンシチの血を継いでいることを知ったのか? それは色々あったのでしょう。シリーズもののようで、続きが見たいです。映画『血の群れ』の予告編が重かった。その他の予告編も面白い。『さらば相棒』が見たくなった。

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