SSブログ

少女たちの羅針盤 [DVDやら映画やら]

冒頭の黒川智花さんを配した怪しいシーンから、怒る成海璃子さんの熱い青春シーンへ。少しばかし戸惑うが、成海さんをはじめ、少女四人組みたちの演技にたじろぐ。戸田菜穂さんも堅いが熱い。少女四人組みに感情移入が完了しているため、彼女たちを邪魔する女の子たちに腹が立ってたまらんくなる。しかし、悪いのは彼女たちだけではなかったんか・・・と、その辺がミステリー。劇中劇については良く分からんが、熱い芝居だってことは伝わります。彼女たちの存在にくらべて男たちはみなさん間抜けです。特に大人が。それじゃこの物語の中で男女恋愛は無いのかというと、それに変わるもの・似たもの・衝撃・動揺をあたえるものがしっかりある。もしかするとこの話しは、「男抜き」を前提にした物語だったのかと思えるほど。かといって女性ばかりの不自然さが無いところがすばらしい。女性ばかりではなくて、短い時間けど石黒賢さんとか眼に残る男優を見せているせいか。成海さんの熱い存在感が光ってしまうが、彼女含め、性格・容姿がばらばらな少女四人の配役が良い。草刈麻有さんの静かさも魅力。ミステリーと青春が同時に描かれる、熱い映画でした。面白かった。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-219647.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。