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陸軍中野学校 [DVDやら映画やら]

市川雷蔵さん演じる椎名次郎誕生の物語。現代劇の雷蔵さん。クールなところが良かったんでしょうか。加東大介さん演じる草薙氏曰く、参謀本部は頭が古くて固くて世間からずれているために、そこから離れて優秀なスパイを作るための学校らしい。だから、スパイ活動をがんばる彼らのじゃま者、それは陸軍参謀本部。スパイ活動の実績を作ろうとするものの、秘密であるはずの情報が意外なところからもれていた・・・というのは鉄板パターンとなって次作に続く。もう定番なので怪しそうな人はすぐに分かるが面白い。やっぱりブリブリ言わせていた人がアチャーというのは清清しくて、気持ちが良いもんです。いつの間にかいなくなった次郎を探す小川真由美さんが切ない。彼女はゴージャスだが、薄幸な役が似合ったりする。一作目の見所は、スパイ養成の過程かと思う。養成授業では、変装術などスパイ活動でありそうな技術の他、窃盗犯から犯罪方法を習ったり、女性をものにするために集団で訓練したりしてます。精神的に脱落する人も出てきますが、その辺りの集団劇は「赤軍か!」とちょっと思ったりする。「映画は大映」、良い言葉です。でも雷蔵さん無くして、大映は成らずだったのかもしれない。

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