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怪獣のあけぼの [DVDやら映画やら]

寺田農さんのナレーションが良い。身長4.5mの大魔神。大魔神の撮影や動かし方の説明が貴重。ゴジラなど東宝作品については書物などが多数あるが、当時、大魔神にたずさわった方による証言は興味深い。ウルトラQに出ていた 「ボスタング」のオリジナル造型、「ラゴン」のオリジナルマスクにおどろく。なんだか歴史というか重みを感じます。桜井浩子さんがインタビューされるのではなくて、しているというのが意外で面白い。宇宙人の回はデザインの秀逸さに誇りすら感じてしまう。画家・造形家の高山良策さんの仕事を軸に怪獣・宇宙人の着ぐるみだけでなく、怪獣ブームの隆盛・衰退といった歴史を知ることができる良作。「なぜナレーションが寺田農さんなのか?」、その理由はディスク2枚目の後半で分かる。池袋モンパルナスと題した2話は、戦前の芸術活動を紹介する意味においても貴重な解説・対談ではなかろうか。高山さんが創作したかったものは絵だっだかもしれない。だが最期は造形に戻る。彼の語るその理由が実に明白ですがすがしい。全体を通して、高山さんが作り出したオリジナル造形が見られることがうれしいが、成田亨さんとの関係の回、そしてピープロの回が良かった。


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奇人たちの晩餐会(Le Diner De Cons) [DVDやら映画やら]

かなり前にテレビの深夜映画で観た。最初の列車内のシーンと最後にかかるジプシーっぽいギターを聴いて、なんだかピンときてしまった。それを確かめたくサントラ盤を探したら、ギターはフィリップ・キャスリーンと、案の定、ロマーヌだった。邦題だけならホラー映画に思える。「奇人」というよりは「バカ」に近いと思うのだが、「バカたちの晩餐会」ではひねりが無いと考えたのか。バカを招待して自慢するダメな男の話し。でもそのバカをコントロールしきれずに自滅してしまう。招待する側のピエールたちは、「おれは何でも制御できるんだ」的なところで、既に中二病。このブラックっぽい喜劇は、日本に置き換えても成立する舞台劇かもしれない。ピエールの妻クリスティーヌさんがきれい。派手さを抑えてこれだけだから、力を入れたらすごい美人では。ピニョン氏がとても、なんというか、チャーミングとでもいうんだろうか、なかなか憎めない男。列車の中で自分の作品の写真を「ねえ見て見て~」と言う感じで、前に座る乗客に見せるときの表情が子供のようだ。全体を通して感心したのは色使い。家具とかクッションとか、衣装、全体の色調、職場、居間かかわらず、どれもが普通でいて鮮やかに見える。単にリマスターとかの映像技術ではないと思う。静かに、でもはっきりと色感を主張しているようで、なんだか不思議。いちばんまともな人は、ピニョン氏の職場の女性だろう。この映画の唯一の良心といえる。列車の中で乗客が使っているのが、PowerBook。ごつさから考えると。PowerBook 3400 か、初代 PowerBook G3 か。列車のことはよくわからないが、冒頭の列車シーンは、鉄道好きには良いんではないかなあ。短いけど。コメンタリーが付いていたので、何か面白いことが聴けるかと思ったが、そうでもなさそうなので途中で止めた。でも本編はもちろん面白かった。


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奇人たちの晩餐会(Le Diner De Cons)のサウンドトラックCD

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ウェア WER(WER) [DVDやら映画やら]

服のことかと思ったら、おそらく「Werwolf」の「Wer」なのね。だってハルクみたいに、やたらと服をビリビリ破るもんだから・・・。フランスが舞台だが、メインは英語のようなのでアメリカ映画なんだろうか。ギャヴィンという男はどうもイラっとさせる。冒頭の数分で分かります。ケイトは別れて正解です。ケイトは捕らえられた大男・タランに対して人権オンリーの主張。ケイトの同僚、エリックは大男について何かを知っていそうである。実験を見る大男の母親も何かを知っていそうである。そしたら案の定・・・。最近は、カメラが手ブレしているような映像が流行なんだろうか。洞窟のシーンではもろP.O.V.っぽい。メガネを外したギャヴィンがウルヴァリンの人っぽく見えたりする。ヒゲもけっこう似てる。ウルヴァリンよりは小柄であるが、遺伝子云々という話しであれば、ギャヴィンも X-MEN と言えなくも無い。考えてみれば X-MEN もイケメンな外見もいれば、爬虫類や野獣の風貌と、けっこう差があってかわいそうな方々である。最後は事件のニュース映像で締めくくられるが、「なんでお前が?」と言う人がしゃあしゃあと話していて、これはたぶん続きが出来そうだなあと思わせる。なんか続編は「WERS」とか、複数になっていっぱい出てきたりして。人を叩きのめすとかの力はいらんけど、できればこのジャンプ力があれば良いなあ。


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死霊館(The Conjuring) [DVDやら映画やら]

ベラ・ファミーガさん見たさで借りた。事実に基づく話しらしいが、別にフェイクでも構わない。面白かった。教壇に立つ、ベラ演じるロレインとパトリック・ウィルソンさん演じるエド。霊的な透視能力者と悪魔研究者。その夫婦が語らなかった邪悪な事実。呪いの品の倉庫部屋には色々ある。日本の甲冑もあるが、それにはどんな悪魔が憑依したのか。ロレインがエドに「自分を責めないで」という。いったい何があったのか。印象的なのは、神父の言う、「子供たちは洗礼を受けていない」云々。洗礼を受けとかんと、悪魔払いしてくれんのか。お坊さんも檀家じゃないと悪霊退散はしてもらえんのかなあ。家族たちの話しなので子役がけっこう出てくるが、みなさん泣くは叫ぶは驚くはとてもお上手。特にエイプリルとクリスティーンに、ロレインの娘さん。上手いです。過去の家族写真や新聞記事を配置したエンドロールが良い。映画の余韻に浸れます。中だるみはないし、セリフも良い。運悪く?手伝うことになった警官と、エドの助手のユーモアもちょうど良い量。もちろんカメラも良い。悪魔祓いの本を取りに家を出入りするロレインと、子供を捜す助手がクロスするシーンが特に良い。そのシーンで逆さに映るロレインが3D的な感じで、これまた良い。ジェームズ・ワン監督の感性というか才能というか、彼は天才だと思う。映画「インシディオス」もよかった。とても面白かった。


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ベニーズ・ビデオ(BENNY'S VIDEO) [DVDやら映画やら]

ベニーが乗り降りするエレベーターのシーン。長い廊下を前にして、その扉が閉まるところが印象的。おまけの監督インタビューが秀逸。自分で考えろと監督は観客を突き放すが、彼の言葉にはヒントがある。主人公ベニーは幼い。だから彼の行動を思春期や幼年期の「わけのわからなさ」で語られることも多い。彼ら子供は、身の回り、つまり自分の世界をコントロールできていると考えている。これがわけのわからない行動に踏み出させる原因かもしれない。たとえば、ベニーにとっての「コントロール」は、彼が愛するビデオテープやビデオカメラ。彼は撮影することで、自分の世界をコントロールできていると思い込んでいる。今なら、SNSだか、FACEBOOKだか、LINEなんてものだろう。TWITTERもそうかもしれない。炎上したりして、ようやくコントロールできていないことに気がつくんだろう。ベニーはある事をしたあと、丸刈りにするが、両親がそれを見て嘆くのが新鮮だった。彼らにとって丸刈りは囚人を予想させるものなのか。これも何かヒントになるかもしれない。「白いリボン」に「ファニーゲーム」もこの監督だった。こんな映画を作るとは、なんとも恐ろしそうで、できればあまり付き合いたくない感じだが、インタビューの様子だと良さそうな人だった。ベニーの両親にしてベニーありか。辛いですが面白かった。


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青春デンデケデケデケ [DVDやら映画やら]

ベンチャーズで幕が開ける。すばらしい。彼らが来日したときのオフショットが楽しい。林さんの初々しい坊主頭。先生役の岸部さんがはく短いズボン。楽器屋さんの壁に飾ってあるビー・バップ・デラックスのLP。坊さんの息子を説得するときのコマ飛ばしが面白い。バイト風景がまるでミュージカルで楽しい。佐野史郎さんがワイルド。練習中の音にかぶる木魚が面白い。ビートルズの歌を練習しながらリンゴをかじるとこが憎い。23年くらい前の姿。林さん、淺野さん他、みなさん若い。佐野史郎さんはよその国の人みたい。顔の形が違っている人もいるような・・・。その中でも高橋かおりさんが輝いてます。林さんの初デート相手もきらきらしてますなあ。冒頭のラジオから流れるデンデケデケデケに衝撃を受けたとき、林さんは坊主頭だった。カツラには見えないので、もしかしたら冒頭シーンは、最後に撮影したんだろうか。配役が良い。特に林さんと尾美としのりさんの兄弟というのも上手い。ほんとの兄弟に見える。リード・ギターの浅野さんが「お腹の調子が・・・」とか言ってトイレに何度も行っていたので、もしかして病気か何かで最後は・・・などと勘ぐってしまった。遠くから撮ったり、近くから撮ったりと、バリエーション豊なシーンの数々。少しばかしノスタルジックにな音楽。とても映画的。というか映画か。おばあさんがノリノリなのはちょっとばかしやりすぎか。林さんたちがグヤトーンのギターにベースを使う中、彼らの後輩が Fender のギターを使っているのに驚く。ドルは360円だろうし、ジャズベースとか高かったんだろうなあ。南野陽子さんも出てました。面白かった。最後の演奏を遠くから観る高橋かおりさんが、それからお祭りの高橋かおりさんも、ついでに明石のタコからの手紙を受け取る高橋かおりさんも良いですなあ・・・。

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少女たちの羅針盤 [DVDやら映画やら]

冒頭の黒川智花さんを配した怪しいシーンから、怒る成海璃子さんの熱い青春シーンへ。少しばかし戸惑うが、成海さんをはじめ、少女四人組みたちの演技にたじろぐ。戸田菜穂さんも堅いが熱い。少女四人組みに感情移入が完了しているため、彼女たちを邪魔する女の子たちに腹が立ってたまらんくなる。しかし、悪いのは彼女たちだけではなかったんか・・・と、その辺がミステリー。劇中劇については良く分からんが、熱い芝居だってことは伝わります。彼女たちの存在にくらべて男たちはみなさん間抜けです。特に大人が。それじゃこの物語の中で男女恋愛は無いのかというと、それに変わるもの・似たもの・衝撃・動揺をあたえるものがしっかりある。もしかするとこの話しは、「男抜き」を前提にした物語だったのかと思えるほど。かといって女性ばかりの不自然さが無いところがすばらしい。女性ばかりではなくて、短い時間けど石黒賢さんとか眼に残る男優を見せているせいか。成海さんの熱い存在感が光ってしまうが、彼女含め、性格・容姿がばらばらな少女四人の配役が良い。草刈麻有さんの静かさも魅力。ミステリーと青春が同時に描かれる、熱い映画でした。面白かった。


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ゴスロリ処刑人 [DVDやら映画やら]

秋山莉奈さん観たさに借りた。そんな理由があっても良いですねえ。黒髪が黒い花びらのように散ってタイトルに変わるにがかっこいい。冒頭からヤクザさんたち相手に立ち回る処刑人。このアクションはどこまで吹き替えなんだろうか。KAMIKAZE集団との戦いは面白いが、昼間は明るくてゴスロリというキャラクターに合わないし、ちょっと安っぽく見えてしまう。やっぱり暗めの場所が良く似合います。冒頭から説明抜きにやりまくる処刑人。説明が無いのが良い。処刑の背景は、戦いの合間に少しずつ説明されます。五人のターゲットにやられた母には何か秘密があったようだ。レディ・エルとの対決は、エルがどうみても女子高生のようなので、どんなもんかと思ったが、けっこう緊迫した。ユキこと秋山莉奈さんのゴスロリ姿はよく似合っているが、「東京闇虫」のアイパッチ+レザー姿も捨てがたい。できるもんなら、戦いごとにファッションが変わると面白いかも。タイトルにそぐいませんが。武器はアンブレラ。アンブレラはゴルフやバットの素振りにも使えるし、武器にしても良いもんだなあ。刺せるし、銃身になるし、ガードにも使える。最後のターゲットは男だが、こいつの戦いっぷりを見ていると腹が立って腹が立ってしょうがない。それだからスカッと感も倍増します。この辺は映画の王道か。ママが狙われた理由の具体的説明や台詞はないものの、彼女の最後の姿を見ることで大体想像がつく。中島史恵さんはママ役がよく似合ってる。紙芝居のようなエンドロールが新鮮。役者名と役名が出ているのも良い。なぜユキは、ゴシックでロリータなファッションなのか。もしかして彼女はもうこの世の人ではなくなっていた。その辺りを父親の神父、柳憂怜さんはよく知っていた。なんて設定があったりするかもなあ。面白かった。


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昭和歌謡大全集 [DVDやら映画やら]

若者たちとおばさんたちの戦いであるが、熟女というジャンルがあるとしたら、その先取りっぽい話しかもしれない。そういえばテレビで観たことがあった。たしか深夜だったか。12年程前の映画であるが、鈴木砂羽さん、森尾由美さん、細川ふみえさんたちが既におばさんとして扱われている。時の流れは早い。森尾由美さんが南野陽子さんに見えてしまった。基本はやられたらやり返す、復讐の連鎖的映画。松田龍平さん演じるイシハラさんは、スギオカの仇はうったのだから次は無いと仲間を諭す。しかし「ああ正しいこと言ってるな」と思ったらいけない。最後の展開は、イシハラが悟り、行き着いた先なのだろうが、彼はなぜそんなことをしたのか。単純にミドリ会を確実に破壊するためだろか。色々理由を考えてみたが、それくらいしかわからない。たった5人くらいに対してあまりに大きな手段ですが、戦争とはそんなものじゃないだろうか。空爆も似たようなものだ。それも一人のおばさんの最期から始まったことに意味がある。金物屋の原田芳雄さんのおばさんに対する文句が半端無い。おばさんたち、ミドリ会は、女子会であり、協同組合であり、組であり、会社であり、国にも思えてくる。そんな彼女たちを破壊するのは、やはり最後の手段しかなかったか・・・とか色々考える映画ではなかった。どうせ歌謡なら、演歌対アイドルとか曲でも対決してほしかった。安藤政信さんって普通にしててもなんだか怖い。良く時代を何年先取りした映画とか小説とかいうが、それはノストラダムスの予言みたいなものだと思います。解釈しだいでどうにでもなるということ。原作は、今はカンブリアな村上龍さんの著作。最後の展開とか、筒井康隆さん風な気がしたのは自分だけだろうか。内容は違うが佐藤浩一さんが出ていた「大いなる助走」とかを思い出す。最近昼ドラにも出てた森尾由美さんを観れたことは良いことだろう、と納得させる。


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0093 女王陛下の草刈正雄 [DVDやら映画やら]

笑うところが多くて楽しい。気象予報士の方も開脚までしてがんばってます。MMは頭文字。スパイ道具を作る機関は本家が「Q」ならこっちは「九」。三歩進むと二歩下がる靴とか笑ってしまう。見えるはずのないものが見えてしまうメガネがほしい。「エスパイ」の草刈正雄さんが、ここまで楽しませてくれるとは、時の流れはわからないもんです。「復活の日」もかっこよかった。冒頭のホテルの部屋では切れのある格闘を見せてくれます。「弾は抜いといた」の連打がおかしい。特に「玉」が。オープニングはオースティン・パワーズっぽい色使い。水野晴郎さんが懐かしい。映画「マーズ・アタック」っぽい感じの宇宙人デザインが無駄に良過ぎ。「華麗なる刑事祭り」もポスターににんまりする。若手・ベテラン入り混じった、動きと言葉のスローモーション演技に笑う。この映画はくだらないが、大物俳優にくだらないことをさせることに意味がある映画。もうひとつの見所は、草刈正雄、麻有さん親子の競演。この映画がどういう評価を受けようと、親子の良い思い出になるんだろうなあ。人間暗証番号の諏訪太郎さんがけっこう重要だった。面白かった。


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ブリザード [DVDやら映画やら]

なぜ観たかというと、夏帆さんが出ていたからだ。あと柳楽優弥さんも。これは映画とかビデオではなくて携帯用のネット配信ドラマだったらしい。いきなりやられてしまう展開や。ほぼ10分間隔の「えッ!」という展開やフェードアウトも連続ドラマだったせいなんだな。なるほど。夏帆さんにはまだあどけなさが残ってます。柳楽さんの眉毛が怖い。人相だけでもあやしそう。次々と人がやられていく。しかしかわいそうと思えない。それはみなさんがけっこう非道な方たちだからである。見事なキャスティングで、これからの怪しい役を担いそうな方々ばかり。特にムク?と呼ばれるパニックに陥る設定の人は、別なドラマで志田未来さんをだます役だったので、見ているだけでもいやな感じ。ああイメージは怖い。仮面ライダーだった部長さんはだんだんダークサイドに落ちていく。ダメ押しは怪しさ満点の袴田吉彦さん。こんな配役であるから、逆に怪しく無さそうな人が怪しいんでは?と勘ぐってしまいます。しかしそれはどうでもいいことで、動機と事件のやり方が解明されていくことがドラマのポイントになります。そんなこと当たり前か。「まさか○○が!」という衝撃はないが、その辺、犯人役の人は良い演技をしています。この中でいちばんかわいそうなのは袴田さんか。大学生って怖い。DVDとはいえ、ネット配信ドラマというものを初めて観たが、役者さんが若いせいか、案外地上波のワイド劇場とかよりも面白いかもしれん。


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ポリス/エヴリ・ブレス・ユー・テイク(Every Breath You Take) [DVDやら映画やら]

ポリスのビデオクリップ集。ベスト盤を聴くつもりで借りる。改めて三人を眺めると、なんだか兄弟か親戚のように見えてしまう。背の低い兄のアンディ・サマーズに、顔の長い次男スチューワート・コープランド。そして弟がスティング。日本とかアジアツアーで撮った「ソー・ロンリー」が楽しい。トランシーバーを手に歌う姿は、ドラゲナイト。レス・ポールかと思ったら、Aria Pro の PE を弾いているアンディ・サマーズの姿が珍しいと思ったが、けっこう使ってたのかも。学ラン姿がなつかしい。日本に来たときに気に入ったんだろうなあ。初期のビデオクリップでは、映像の特殊さよりロケ地がすごい。「ウォーキン・オン・ザ・ムーン」では、宇宙ロケットのそばで演奏。その他、なぜだか雪の中で口パクしたり日本では電車や駅中、それから楽屋だったり、どこでもやってたんですなあ。後期になると、撮影セットとかMTVっぽさが増していく。映画「砂の惑星」の影響もあるんだろうか。全体を通して、3人の中でスティングはカメラ馴れというか演技馴れしている感じ。映画に出るようになるのもうなづける。スティングはフレットレスのプレベが有名ですが、アイバニーズとかハマーの変形ベースも使ってたのを思い出しました。ポリスの曲はメロディというよりリズム+リフが良いんだなあと思いました。見ものは本編よりも、スペシャル・フィーチャーの「ゴースト・イン・ザ・マシーン」レコーディング風景。アンディがギターやセッティングを説明し、「孤独のメッセージ」のリフも披露してくれます。グレコのギターシンセが誇らしい。スティングは黒いストラト片手に曲作りを教えてくれる。そこで現れるのが、SONY のテレコ。リズムボックス付きである。実際に鳴らしてくれる。もしかして矢沢永吉さんの曲のCMのやつだろうか。SONYだとラジカセにギターアンプが付いたのもあったなあ。とても感動である。彼のエレクトリック・アップライト・ベースの説明もちょっとおかしい。面白かった。


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