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セックス・チェック 第二の性 [DVDやら映画やら]

大映映画である。メキシコオリンピックの陸上競技出場を目指す宮地コーチ。緒方拳さんである。社会人の陸上部のようである。砂場みたいな地面では練習するのも大変そう。冒頭からいきなり親友の奥さんを・・・なんてゲスなやつだと思ったら、激しく後悔したのか全力でダッシュ。出張中の親友がかわいそうである。奥さんも哀れ。そんなことは別のこととして、宮地は他部員そっちのけで、18歳のヒロコをオリンピックに行かせるためにつきっきりでコーチする。二人一緒に住み、「強くなるためには男になれ!」が持論で、無い髭まで剃らせる。剃ってるうちに、ほんとうに生えてくると言う。つまり男性ホルモンが増えてくるのだ。生理すらないほうが良いと言う。でもヒロコは自分の身体で気になることがあって・・・それが分かってからの宮路の行動がまたすごい。コーチの意見を信じるならば、スプリンターは人間ではない。獣です。女は男に引っ張られんと生きていけんとか、コーチの性格だけでもサスペンスとかホラー映画並みの怖さ。セクハラ要素満載で、これじゃテレビで放送できんだろうなあ。最後の小川真由美さんで恐怖のダメ押し。増村監督の戦争描写が激しい。この描写があって、この宮地コーチがある。傍目ではただの狂犬おやじの背景は、言葉の説明だけで済むかもしれない。しかしあえてそれを映像化してしまった。その辺が増村監督か。それがなければ、男女の単純なエッチ映画と揶揄されて終わりだったかもしれない。なんだか「赤い天使」を観たくなった。すごい勢いで観てしまった。さすがスプラッターではなくてスプリンター映画。面白かった。


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