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欲望(Blowup) [DVDやら映画やら]

最初に見たのはもちろんジェフ・ベックさん+ジミー・ペイジさんが出ているから。ジミーさんは Telecaster。ジェフさんは壊すためでしょう、安そうなホローボディーのものを使っていて、壊したあとはしっかり Les Paul を手にします。ギターを壊す原因はアンプから雑音が出たり音が途切れたりしてイライラするせいですが、実際にそんなはずもなく、イライラはジェフ・ベックさんの名演技なんでしょう。アンプは VOX が積まれてます。ライブの観客たちは演技指導でしょうか、みんな虚無状態。踊っているのは二人だけ。彼らのヤードバーズとハービー・ハンコックの音楽が無いと見なかっただろう映画。監督は名前からするとイタリアの方なんだろうか。その他、タイトルロールにはそれらしいお国のお名前が拝見できます。冒頭から、街中をワーワー騒ぐ集団。パフォーマンスに見えますが、お金もせびったりする。何か変な集団。最初のトーマスのフォト・セッションは、まさしくアレしているよう。撮られる女性をその気にさせるときの声とか仕草がエッチ。撮り終わるとあっさり離れるところもアレした後みたいな感じ。女性のワカメみたいなドレスもエッチ。後半に入るまで、何か大変なことがあるわけでもなく、ただトーマスの動きを目で追うしかありません。ちょっとしたローカル内のロードムービー。彼は暴力で横柄。でも骨とう店では若いからと老人からじゃけんにされる。若い女店主にはちょっと上から目線で友人のように付き合う。デモ隊にはやさしい。クライアントに写真を見せる時の態度は、口では「女はもういい」とか「ロンドンはつまらない、出ていく」とか精一杯のことを言ってみても、態度はおどおどしている。ただ「ロンドンはつまらない~」といった件は、文化の先を行く人たちにとっては本音なのかもしれません。しかしどうも女性に対する態度はちょっと違うように見える。写真を返せという女性に対して美人を撮るのは飽きたとか、鑑賞するだけで内容に欠けるなんて自論を話す。それじゃあ彼女は美人でないと言っているようなもの。なんだか好きな子に対する子供のような態度にも思えます。好きだけどバカにしたいというかねじ伏せたいというか。だからトーマスは写真家になったのかも。美人云々の話しを聞くと、「可愛いけど空っぽ」と歌う、SEX PISTOLS の「Pretty Vacant」を思い出す。美人嫌いはイギリスの伝統なんでしょうか。トーマスの勝手な振る舞いだけで進む話しにサスペンス風味が加わってくるのは中盤と後半の間くらいから。写真を引き伸ばしたりする作業は、カメラで撮って現像して、それをまた撮ってとか、その様子もひとつの演技。デジタル時代では見られません。今見ると「ライ麦畑でつかまえて」とかを思い出したりする。といっても、似たような話しや映画はたくさんあって、これもそのひとつ。スウィンギング・ロンドン華やかなりしころの映画ではあるけれど、騒いでいるのはパフォーマンス集団くらいで、描かれている街中は静かなものです。トーマスのモデルが実在の写真家らしいですが、有名なアーティスト、モデル、ミュージシャンと付き合いがあったりして、この時代だからこその派手な職業だったんでしょうか。その職業故、世間に対し虚しさを覚え、それが映画の下敷きになっているかもしれません。そして自分の考え通りにはならない若者の憤り話しが合わさる。「さらば青春の光」では大人と子供の断絶でしたが、これもイギリスの伝統かも。ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が出るのは、この翌年の1967年。まさにロンドン、イギリスの黄金時代。そんな時代を映したってことでも、これからも残っていく映画なんだろうなあ。トーマスがライブ会場から持ってきたギターのネックの行く末が印象的。オープンカーに乗る彼が何かを片手に通話を始めるが、スマホや携帯電話ではありません。無線です。けっこう時間が長い映画でした。トーマスがイリヤ・クリヤキンっぽく見えることがありました。晴れ・曇り・雪。


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吸血少女対少女フランケン [DVDやら映画やら]

斎藤工さんの甘いオープニングかと思えば、「花嫁のれん」の川村ゆきえさんがしょっぱなから大変です。ドクロが顔の皮を引っ張るシーンが良いなあと思った。みなさん高校生にするには危険な年頃ですがしかたがない。チョコを食べた後の覚醒シーンが面白い。あんなふうに世界が見えるなんて、今までの吸血鬼物にはなかった表現。川村さんが、鳥居の前でおじさんを襲うところが音楽含めて良いです。鳥居や歌舞伎に風神雷神、東京タワー、富士山と、ところどころに日本が出てきます。吸血鬼になった斎藤さんが牙を出してにやける顔に笑う。津田寛治さんの「勘定奉行~」にも笑う。ひょっとしてスポンサーさんですか?、それとも聴き間違えか。しいなえいひさんも見れる。ほんとうは生きてる設定でも何でもして、もう少し出番がほしかった。でも特別出演だからしょうがない。腕コプターに足コプター、電動ドライバー一丁で変身する少女フランケンは、一度やられた後、けっこう怖くなる。この女優さんがよくフランケンに似合ってます。東京タワーでの対決はかっこいい。顔の演技が良い。斎藤さんと川村さんの空中での血の補給は、よだれのアレみたいでなんだかエッチ。耐排ガス仕様の清水監督の授業もおかしい。中国人の先生とかガングロ部とかリスカ部の話しとか、何か関係あるのかと思ったら、ちゃんとつながってくれてすっきり。斎藤さんが準主役級の上、全編に渡ってナレーションもやっていて大変活躍しています。はりつけとか東京タワーにしがみついたり、堕ちたりですけど。用務員イゴールの最期にちょっとジンとする。ラストの川村さんと斎藤さんのやりとりもおかしい。うまいラストでした。また見てしまった。面白かった。晴れと雨。


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レギオン(Legion) [DVDやら映画やら]

テレビで見た。前にDVDを借りたが、時間がなくて途中までしか見れなかった。背中から何か飛び出た変な男。そう思ったら、今度はとにかく暑くてホコリっぽい、広大でカラカラの土地にぽつんと建つダイナー。遠くに見える砂嵐? 放送の入らないテレビ。つながらなくなった電話。孤立する雰囲気が満々です。まずやってくるのは元気なおばあちゃん。彼女の周りにはハエがたかります。天井を歩くのはクローネンバーグ監督の「THE FLY」あたりから当たり前になった気がします。そしてやってきたのはミカエル。冒頭の人です。おばあちゃんの次はアイスクリーム売り。彼の攻撃スタイルがおっかしい。今度は次々とやってくる車たち。暗闇に連なるヘッドライトが不気味です。そしておそってくる大勢の魂が抜けたような人間たち。いったん小休止かと思ったら、今度は人の弱さに付け込んできます。ミカエルが説明するに「天使による人類のせん滅」らしい。前回は洪水だった。それは「ノアの箱舟」の話しでしょうか。どうも悪魔とか天使とかは人間の後ろめたいところを突いてくるようです。心が弱いと乗っ取られる。「神こそあんたを信じてない」は名文句。じゃあなぜミカエルは人間側についたか? それは受け入れがたい任務を受けたかららしい。ミカエルがジープに話すことが良い。ジープの人柄こそが神の望むものだったらしい。たしかに神から見ると、宗教を理由に戦争を続ける人間はどう見えるんだろう。でも取り込まれた人があの人だけだったとは、人類はわりと好成績ではなかろうか。天使ガブリエルがちょっとくどい。ミカエルとガブリエルはホの字ですか。最後の命と御心の話しはちょっとこじつけな感じ。でもその命の中の御心を理解しろということか。そうすると今までは天使が勝手に暴れていたわけで、それを止めない神はいったいなんなのか。人間界なら使用者責任が重大です。といっても命だけして後は知らんというのも世の中ですが。最後は「マッドマックス」状態。オードリーのスカートが短すぎて良いです。そのスカートで後半までよくがんばりました。よく映画やテレビドラマで見かける俳優さんたちが出演していてなかなか豪華。コックのパーシー役のチャールズ・S・ダットンさんもよく見ます。彼には最後までいてほしかった。デニス・クエイドさんも出ているし、ミカエル役のポール・ベタニーさんは、「アイアンマン」でジャービスとヴィジョン役をやったのか。みなさんホコリだらけで大変な撮影だったんではないでしょうか。ああ、面白かった。晴れ。


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プリズン・オフィサー [DVDやら映画やら]

平凡太なんて名前を聴くと植木等さんの平均を思い出しますが、そんな話しではなかったです。プリズン・オフィサー、看守である平凡太が悪をなんとかしていくドラマ。平凡太が言うとおり、なんだかんだと言いつくろって、どんな背景があろうと「人殺し」なやつらです。第1話では、左時枝さんが作ってきたお萩がもしかして・・・と思いましたが、さすがに考えすぎでした。しかし凡太が変貌するきっかけはこの犯人が犯した罪のせいだった。凡太というか小日向文世さんの金属バット振りが極悪。小日向さんの悪徳ぶりは「アウトレイジ」で証明済みですが、頭を使った悪だくみでなく、もっぱら手が出てしまうのは珍しいのかもなあ。いろんな悪人が出てきますが、たいてい人でなしです。いくら親が悪かろうが手を出してしまった方が悪い。悪人は罪を犯すほど追い詰められるんでしょうけど、本人がそれを全く感じていないというのが困ったところなんだろうなあ。生命と言わずとも人のお金を持って行ったり、悪人ってみんな病気なのか? 死刑の代わりに凡太自らが手をくだして闇に葬るのかと思ったら、そこまではしなかった。そこが良いところでした。あと凡太が勝手に留置場に入ってくるのを、仲間の看守が止めるところも良かった。それが無いと、ただのファンタジーになりそう。見たことあるなあと思ったら、凡太の姪っ子役の女の子は、朝ドラに出てた子だった。晴れ・雪。


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トリハダ -劇場版2- [DVDやら映画やら]

トリハダ「劇場版」の第2弾。霊とかが出ないホラーらしいです。女の子がたくさん出てきますが、けっこう怖いので、ちら見でやり過ごすたりします。映画館だと逃げ場が無いので怖そう。ラブホテルの相手の男は指輪を外すところを見ると不倫な二人っぽいです。話しはあまりひねりがなかったような。最後のカットは余計だったかも。またあの小柄な方が出てましたが、この話しとラブホテルの回の男の顔には、何か関係があるんだろうか。今回はどちらかというと殺意に重きが置かれているような感じ。気味の悪さがじわじわ来ない。前作と同じ人が出てますが、特にホステス役の入来茉里さんの、良さそうだけど悪そうな感じが良かったです。運転手と関係はあったのか分からないところも良いです。高校生たちの話しはほんとにありそうで嫌になりますが、これは若い俳優さんたちの、イジメとかシカトとか何も考えていない不気味な演技がとても自然に見えるせいもあるんではと思う。「殺せ」とか「死ね」とかも口癖になっているのか、そういうセリフも上手。ときどきドキッとします。ナチュラル・ボーンだなあ。テレビ画面の写真だけですが、前作に続いて谷村美月さんも出てました。最後のシーンで、谷村さんが「三浦玲子」という名前になってたところを見ると、前回の劇場版とは違う役設定か。今後の話しは、このマンションを中心に展開されるんでしょうか。晴れ。


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サチコの幸 [DVDやら映画やら]

日活映画。なんといっても永島暎子さんと泉じゅんさんを一度に見れる大変な映画。タイトルロールで、主役の三浦リカさんの名前からちょっと離れて二人の名前が同じ画面にあることに感動します。でも泉じゅんさんの出番が少ないのがちょっとさみしい。もう少し出してほしかった。二人のおでこが良いです。まだ樹木希林さんが悠木千帆さんだったころの映画。女将さん役が「あたしゃ許さないよ」の浅香光代さん。街中ロケの雰囲気はどう見ても70年代ですが、設定は戦後の昭和、場所は新宿2丁目。人の良いサチコの人情物語。サチコやヨシコたちが仕事中の色っぽい様子が上村和夫さんの静止マンガで描かれるのが素敵。サチコが泣いている学生にアレを見せるときもマンガになって、そのときの表現がすばらしい。話しの内容が内容ですけどなかなか肌は見せません。ヨシコが進駐軍の恋人を紹介したり、サチコが学生に女将を紹介するシーンは、なんだか舞台を見ているようです。浅香さんのせいでしょうか。このときのお猿さんがおとなしくしてて偉い。もしかして浅香さんの猿だったりして。エロ雑誌のおじちゃんの足裏シーンは、ほんとにくすぐったそう。彼の話しにはちょっと同情する。結婚したといっても、結婚が分からなくなるサチコ。幸せを知らなかったことも原因かもしれませんが、今にも通じそうなシチュエーションではないだろうか。サチコの求める「幸」はケンちゃんだけだったのか。それとも、求めながらもその幸がなんなのか分からない? 結婚から離れるきっかけとなった出来事での「2丁目のときは誰でもよかったんだろ」という男の言葉に、「あー言っちゃったよ」というがっかり感。仕事なら断れないことは、男がいちばんよく知っているはずで、言ってはいけない言葉です。永島さんがいなくなった後、三浦リカさん演じるサチコの顔が永島さんに見えてしまうときがあります。二人が並ぶとなんだか姉妹のようです。タイトルロールではちょっと名前が後ですが、占い好きの絵沢萠子さんが良かった。あと悠木千帆さんも。いくつかのシーンで見られる、いかにも映画だというセットに好感が持てます。たぶん靴を磨いてもらっていたパイプの男性が作者の上村さんなんでしょうか。面白かった。求めるものが分からない、これが70年代かもしれません。年代で考えると、この翌年が映画「女教師」なんだなあ。晴れ・風・雨。


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tY:近況48(Radiko, Guitar Parts とか) [他]

大阪はどうですか。

面白かったページ
海外サイトが報じた即身仏に関する10の事実 : カラパイア : http://karapaia.livedoor.biz/archives/52214527.html
イエス・キリストは本当に十字架に釘づけにされたのか?真実を検証する : カラパイア :http://karapaia.livedoor.biz/archives/52214521.html

81.3 FM J-WAVE : J'S SELECTION: http://www.j-wave.co.jp/blog/jsselection/rock_classics/
3月22日(火) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
The Small Faces に Captain Beefheart & The Magic Band に始まって、最後はブギっぽく終わる。間の Chris Spedding が良かった。すごい選曲でした。
3月29日(火) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
Achilles Last Stand / Led Zeppelin で始まり、Pink Floyd で終わるプレイリスト。聴きごたえがありました。
4月5日(月) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
なんと4月から月曜になっていた。なんで・・・The Who に始まる名曲ぞろいなのに聴けんかった・・・。

Guitarfetish.com からパーツが無事届く。
Wilkinson EZLok Vintage Style Tuners for Fender Headstocks wk160407-2.JPG
Cutaway Wilkinson Compensated Tele Bridge Brass Saddles wk160407-1.JPG
GuitarPartsFactory.com(前GuitarPartsResource)よりも若干安かった。でもやっぱり送料高い。

この Wilkinson のブリッジ。よーく目をこらすと Wilkinson の隣に「Sung-il」と書いてある。この名前はどこかで聞いたことがあると思ったら、このベース用ブリッジです。

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なんか China とか Korea っぽい名前だなあと思って探してみたら、あった。
Sung Il Hitech Co., Ltd Guitar & Bass Hardware : http://www.sung-il.com/
どんな会社か分かりづらかったですが、要は Korea のギターパーツ会社らしい。
トップ・ページに「Floyd Rose」や「Wilkinson」とかメジャーな名前があったりする。
ベースで使ったブリッジも出てました。
ギターのブリッジもよく見たことのあるようなものが出てきて、GuitarPartsFactory や GuitarFetish で 10~30US$近辺で売っているようなものは、ほとんどここに掲載されているものではなかろうか。廉価な トップ・ローディング スタイルの Telecaster 用ブリッジも有りました。よく Fender Japan の安い価格帯のものや Squire とかに付いていそうなやつです。
そうした After Market 的なパーツをメインにして、Wilkinson とかメジャーなところからも製造を委託されているのか。もしメジャーどころで安いなあと思ったら、こうしたパーツなんでしょうねえ。
サイトに載っていた、ちょっと古い Company introduction によると、すごいスキルの sung-il の AUTO CAD プログラマーがデザインして、1990年創業で、2001年には、Qingdao(おそらく青島?)の工場で、Korean Headquarter と同じくらいのクオリティのものが作れるようになった、SPECIAL CNC マシンでハイエンドクラスのものが出来て、OEMベースで提供するようになった・・・らしいです。
メジャーなブランドのブリッジだと5000円~数万円しますので助かります。こないだのベースブリッジはけっこう気に入ってますし。逆に考えれば、大量生産型の楽器で使われているパーツは、案外品質が安定していると言えないこともない。特に Squire とかメジャーなブランドならそう思い・・・ます・・・けど。
USA製でなきゃとかドイツ製じゃないととか、部品の出自にこだわる方は色々リサーチしないといけません。
出来るものなら、スタインバーガーみたいなヘッドレススタイルのチューナーとかを安く作ってほしいものです。でもそういう権利が高くなるようなものは作るのが難しんでしょうねえ。
興味深いのは、アイテムにチューナーキーが無かったこと。Wilkinson の ロック式チューナーはまた別なところの OEM なのか・・・と思ったら、やっぱり Korea のこの会社らしいです。
Jinhomusic Co., Ltd : http://www.jinhomusic.com/index.html
しっかり「Wilkinson by Jin-Ho」とありました。
Wilkinson さんは「イギリス」の有名ブランド です。たぶん Squire ブランドのチューナーも、この辺りのものなのか。

ESET ファミリーセキュリティの更新。5台版なんですが、2台目の更新についてどこを見ても説明が無い。なやんだあげく、新しいプログラムをインストールしたら更新できた。どこかに書いといてほしい。Windows XP にもインストールできたことにおどろきました。

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戦闘少女 血の鉄仮面伝説 [DVDやら映画やら]

出だしでびっくり。監督3人でびっくり。津田寛治さんといとうまい子さんの夫婦役がいかにも何かありそう。ヒルコたちの訓練風景はあっても良いですが無くても良い様な気もする。亜紗美さんのやられっぷりがすごい。森田涼花さんことヨシエは、相手をもてあそんでいる間にやられてしまいそう。防衛省長官役の竹中直人さんは、どんな役でもすばらしい。赤パンツが似合います。ヨシエとリンの戦いがかっこよかった。彼女たちは元々東映ヒーロー特撮物とかに出てる方だったんですねえ。どうりでアクションが映えるはずです。いじめにいじめられるリンが爆発するのは見ていて応援しまくります。いちばんのいじめっ子をギッタギタにしないリンにはモヤっとしました。どうせ許したって、後からバーカって性格の女子です。でもレイが代わりにやってくれたのでちょっとすっきりする。よみがえったヒルコが何かに似てるなあと思ったら、たぶん鉄腕アトムだった。髪型がそんな感じ。なんかお腹の四角いキズもロボットのフタみたい。「東京残酷警察」や「片腕マシンガール」や「芸者ロボ」とかの良いとこ取りな映画。と思ったらその映画の監督さんたちだった。ヒルコ少女隊の戦術が自爆だなんて世界情勢への皮肉もあるでしょうけど捨て身過ぎ。最後に3人だけにするためには仕方ないんでしょうけど。できれば政府側の秘密兵器は亜紗美さんあたりにして、もうちょっとシリアスにしてくれたら良かったなあ。リン、ヨシエ、レイ以外のヒルコの女性たちの扱いはちょっとかわいそうですが、3人を引き立てるためと思うことにしよう。いとうまい子さんの最期が衝撃でした。晴れ。


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抱きしめたい(I Wanna Hold Your Hand) [DVDやら映画やら]

ビートルズの「USA First Visit」を見て、なつかしくなって探したら、レンタルでもセルでもDVDが見つからなかった。ビートルズのフィルムや音楽が入っているので権利とか版権とか色々あるんでしょうか。結局輸入盤で見た。字幕に日本語がなかったので、英語にして途中で止めながら見る。いまさらだけども DVD というかデジタルは便利です。1964年2月8日、土曜日、午後2時15分。ニューヨークシティ、CBSテレビジョン。エド・サリヴァンから始まります。もうすぐニューヨークにビートルズがやってくる。場所は一転、ニュージャージーのメイプルウッド。レコード店でビートルズのカードボードを見ただけで絶叫するロージー。彼女は何であろうと叫びます。ラジオの答えを電話するために電話を探す姿がおかしい。店にやってきたジャニスはビートルズのボイコットを叫び、なぜビートルズのレコードばかりで、ボブ・ディランやジョーン・バエズのレコードは置かないのかと店長に問い詰める。ロック反対とかではなく、お堅い人でもなさそうなので安心。騒動は主にホテルの中と近辺。もちろんビートルズが泊まるホテルです。パムが入ってしまった部屋にあるのは「The Beatles」のロゴが入ったドラムセットに、Gretsch のギターに 黒い Rickenbacker 325、左用の Hofner Violin Bass に VOX のアンプ・・・そう、ビートルズの部屋だったんですね。そこでパムが恍惚の表情ですることが大変。人間同士のムフフなシーンはよくありますけど、ベースと人間は初めてではないですか。その他、ファンならではの部屋の荒らし具合が面白い。とにかく群集のコントロールが大変そうな映画。みなさん大いに走って叫んで倒れて泣いて笑ってます。この大人数をコントロールする監督というか映画を作った人たちはすごい。テディボーイなトニーのビートルズファンに対するからかい振りがすごい。子供がビートルズヘアーを切らされる床屋のシーンで、アイパッチの理容師とか、だんだん上がっていく理容台とか、マウストゥーマウスまで、いちいちおかしい。がっかりするグレースと罪悪感満点のラリーはどうなるんだというのも見ものです。みなさんビートルズを見れるのか? 大団円となるのか? ドタバタは最後まで止まらなさそう。配役が良かった。ナンシー・アレンさんをはじめに、みなさん仲よさそう。息つくひま無しのロードムービー。エド・サリバン・ショーのシーンでは、舞台で演奏しているビートルズ役の人はいても、顔を出さず、うまーく昔の映像に切り替えています。ああ面白かった&なつかしかった。コメンタリーに英語字幕が無かったのが残念。日本語版の DVD を出せば売れそうですけど。晴れ。


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蜂女 インベージョン・オブ・ザ・ビー・ガールズ(Invasion of the Bee Girls) [DVDやら映画やら]

モーテルで亡くなっている男性の黒目が怖い。エッチするシーンが多いです。しかしいちばんの見所は「エッチするな」の指示に男たちが猛抗議するところ。男の勝手さかげんが爆発してます。事件を調べる国務省のニールがたずねる女性、ジュリーはメガネの堅物な女性なんだなあと思ったら、スカートが短かったりしてけっこう挑発してくれます。なんでスーザンたちがおっきなサングラスをかけているのかと思ったら、眼がああいうことだったんですね。こりゃサングラスでもしていないとすぐばれる。しかし蜂というとなぜ女性なんだろう。しかも美人。蜂女ではなくて「蜂男」というのは聞いたことがないような。仮面ライダーでもいちおう女性でした。古い政治事件で「蜂の一刺し」なんて言われた蜂も女性でした。やっぱり針といえば「お尻」ということなんでしょうか。古い映画なのでしかたがないですが、画質が良いとは言えません。でも、売れるかどうかわからないものに、わざわざお金をかけてリマスターしないでしょうねえ。町のピーターズ警部が真面目な人で好感が持てました。この人はほんとにえらい。よく他所から来た刑事とかFBIと上手くいかないというパターンが多いですが、この映画ではウエルカムな感じ。色事もしっかりしてます。後半で、蜂女装置を触りながらニヤニヤしいてるだけのスーザンがなんともかっこいい。ちょっと胸元がひらっとして、見えるか見えないか危ういところも素敵。監督が「動くな、そのまま!」なんて言ってる雰囲気が目に浮かびそう。そしてクライン夫人が蜂女になる過程がすごい。この映画の最大の見せ場かも。「すごい」といっても特撮的にはしれてますが。出来上がった蜂女は気持ちがいいのか恍惚の表情を浮かべます。すると、他の蜂女たちもちょっとエッチな雰囲気・仕草になります。これは蜂同士が意識を共有しているということでしょうか。そしてスーザンがアレして、完成した蜂女が目を開けると・・・キャー!となって、またみんな気持ちよくなるという具合。ジュリーは脱衣要員ではないと思ってましたが、ラスト近くであらまあ・・・そして、やっぱり最後のスーザンの表情。うつろで何これ?って感じの宙を見るような感じがたまりません。ニールは事件中はあれだけエッチは控えていたのに、やっぱり男なんだなあとしめくくる映画。面白かった。「アウターリミッツ」の「昆虫美人」の回を思い出します。原題は「ZZZZZ」で羽音を意味していたんでしょうか。「昆虫美人」でもそのタイトルどおり美人さんでしたが、こちらもイケイケでした。晴れ・風・雨。


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NEXT -ネクスト-(NEXT) [DVDやら映画やら]

原作がフィリップ・K・ディックさんなので、いつかは見なければならなかった映画。テレビで放送してたのを見たんですが面白かった。どんな当たりでも外れでもディック作品がどんな映画になるのか楽しみでしたが、けっこう良かった。ディック作品は原作を忘れて楽しんだ方が良い。SF ガジェット的なものが出てこなかったのも良かった。ダイナーにいるニコラス・ケイジさん演じるジョンソンから始まります。何か思い悩んでいるようです。ジョンソンがなぜかリズの記憶を持っていたというのが、ディックさんらしい話し。彼の小説で、現在、過去、そして未来の記憶は大事な要素です。FBI捜査官フェリスが言う「善人はバカを見る」が慰めなのか皮肉なのか。国に命をささげたような仕事ぶりから、おそらく皮肉か。でもその言葉もなんだかディックらしい。彼の小説では正直だけど落ちぶれたような男がよく出てくるので。次に起こることを先にやってしまうので、分かっていても騙されてしまうことがありました。これは未来?と思って見ていると、そのまま現在だったり。この未来が2分間となっているところがミソなんですね。まるで CM の時間みたい。その未来によって判断を変えるところは、人生のシュミレーション能力ともいえる。つまり未来を変えることができる。そしてその能力が「自分に関係のある事に関してのみ」というのもミソ。もちろんそれを使わざるおえなくなるように彼を追い詰めていくストーリー。でもテロが起こるというなら、自分の身に起こることなんだから能力を使えるんじゃないのと思ってしまいますが、自分の身近で起こることじゃないとダメということか。それにしてもリズはストーカーとか、あやしいジョンソンとか、わりかしダメンズ好きなのかもれしません。後半の戦いはけっこう好きです。ジョンソンが予知する表現が良かった。まさかバラバラなんて。しかし調子よくサクサク進むなあと思ったら、そういうわけなのね・・・ちょっとだまされましたがうれしい。長く寝たつもりが、ちょっとだけだったなんてことがありますけど、そうでなかったら夢はまた別だというルールか。でも好きな展開です。考えてみるとジョンソンは、シミュレーションとはいえ、何度も死ぬところを経験しているので、その衝撃も積み重なれば大きな負担となるんではないだろうか。本当は死んでいたというのが何度もあるのだから、「自分の存在は何なの?」と心がボロボロになりそう。懐かしい方がピーター・フォークさん。刑事を止めてコロンボになった。コロンボの頃でもいい年だった気がしますが、このときはいったい何才だったのか。FBI捜査官フェリスがジュリアン・ムーアさんである必要はあっただろうかと思いましたが、「時計仕掛けのオレンジ」で見たようなシーンで、彼女でよかったなあと思いました。ほんとうは良い人かも。悪役がなぜジョンソンを狙うのか? ジョンソンはなぜリズの記憶を持っていたか? そしてジョンソンの出自は? その辺りは DVD だと分かるんだろうか。先に見ていれば良かった。ニコラス・ケイジさんが好演。この後の「ミッション:8ミニッツ(Source Code)」に並ぶ、素晴らしい時間物映画。晴れ。


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悪魔の植物人間(The Freakmaker) [DVDやら映画やら]

タイトルロールが良いです。葉っぱとか花が開花する様子や音楽も派手すぎず、かといって何だか気になる。字体も良いです。おどろおどろしい中にもポップで「Freakmaker Font」とでも名付けたくなります。冒頭のノルター博士により講義シーンがためになります。食虫植物「ハエジゴク」は「Fly Trap」って言うんだなあ。クローン技術とか太古の細胞から恐竜がよみがえるとか、「ジュラシック・パーク」のような話しがなされてます。見世物小屋がフィーチャーされていますが、ここに出てくる方たちはみなさんご本人なんだろうか。ちょっと怖い。そんな彼らを束ねる男、リンチの顔はおそらくメイクでしょうけど、腫れっぽさとかつやっぽさが本物に見えるときがあります。リンチは見世物小屋の人々を毛嫌いし、自分の容姿はノルター博士が治してくれるものと信じている。悪い人ですがちょっとかわいそうでもある。いちばん悪いのは博士ですが、彼が造り出そうとするものが、なんとまあ、そりゃ叫ぶはという代物。土台がきれいな女性や良い男なんですから、ちょっとはそれなりに造れば良いものを。しかし博士の美意識はあくまで機能性なんでしょうねえ。造り出されたものの姿はもちろん造形とメイクによるものでしょうけど、ハエジゴクのパタパタ開いたり閉じたりしそうなイメージとか、飛び出た目とかけっこう怖い。捨てられたのでしょう、水に浮いている植物人間の顔も怖い。見世物小屋の人たちのショーも怖いですけど。少しアバンギャルド・ジャズっぽい音楽も良かった。原題はそのものずばり「フリークを造る者」でノルター博士その人のこと。邦題の「悪魔の植物人間」も、まあ良いんではないでしょうか。あのミカンにカビが生えてまた戻る技術はすごい。あれだけで博士はノーベル賞でないか。でも変なものを造るのが好きだったんですね。見世物小屋の設定は必要だったんだろうかと考えましたが、リンチの性格描写に必要だったのと、この映画に人を呼ぶための見世物だったんだなあと思いました。面白かった。晴れ・雨。


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