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シルバー仮面 Vol.1, 2 [DVDやら映画やら]

いちばん印象に残るのが、行く先々で現れるおじさん。兄弟から見ると相当怪しい存在らしい。宇宙人が襲ってくるのは、光子ロケットを断念させて、宇宙に来られないようにするため。「月の石をだまって持っていった」とも言われる。「戦争を止められない地球人よ、宇宙に来るな」と思われている。でも日本人は皆殺しというレインボーマンよりショックは少ない。科学者が毎回苦悩するところや、子役があまり出てこないところも子供向けではない証拠。彼らは父親の話しは出ても、母親のことについては話した記憶ない。末っ子のハルカを見ていると、なんだか深い歴史がありそうな兄弟です。シルバー仮面は小さいままが良かった。
第1話 いきなりクライマックスな様子。すごく暗い。喫茶店のチグリス星人が普通のおじさんに化けているのがおかしい。夏純子さんの拳銃使いがかっこいい。チグリス星人が燃える姿が非情に痛々しい。村上冬樹博士が素敵。彼が敵でなくてよかった。メガネが「ゼイリブ」みたいですが、こっちの方が早い。
第2話 この話しで、なぜ宇宙人が地球を襲うのかが分かる。そして春日兄弟の行く先々で不幸が起こる。手作りで切り貼りしたような宇宙人図鑑がほほえましい。キルギス星人
第3話 シャイン星人のおぼろげさがかっこいい。夏純子さんをはじめとして、普通に銃を携帯していることがすごい。トランペットを吹く光三。ケンカは強いし趣味多彩。この話しのあたりから、春日兄弟に関わる博士たちがだんだんかわいそうになってくる。おじさんが出てくるがちょっとなさけない。
第4話 おじさんは出ない。テレビの中に子供を閉じ込めるピューマ星人。湯浅博士の説明がすばらしい。幸せな博士一家を崩壊させてしまうのはつらい。ハルカががんばる。
第5話 なんといっても夏純子さんが朝ごはんを作るとうすばらしい回。あばれはっちゃくの東野孝彦さんが出ている。ドストエフスキーの名前まで出てくる。けっこう大人向けと言えます。子役が出てこない。ジュリー星人はショッカーの隊員みたいないを連れてくる。ハルカの登場が少ないのは、東京に戸籍謄本を取りに行っていた設定でした。
第6話 おじさんが出ない。正月早々野宿。さすらいの春日兄弟という設定とはいえ、役者さんたちは大変だったんではなかろうか。ゴルゴン星人がかっこいい。春日光一が科学を信じれば、博士役の佐々木功さんは科学に復しゅうするのだと言う。この回に限らず幼年層には難しい話しばかりです。それを薄めるのが博士の妹役で出ている南沙織さん。彼女は歌手になりますと宣言し、歌まで歌ってくれる。この回は、めずらしく訪問先がハッピーエンド。
第7話 夏さんがけっこうメインの回。彼女はキマイラ星人のまぶしい光で目が見えなくなってしまう。その治し方が面白い。おじさんがちょっとだけ良いことをするが、それでもかなり疑われてかわいそうな気もする。宇宙人がカーフェリーに乗って移動するのもほのぼののしてます。何よりもキマイラ星人とシルバー仮面の商店街追いかけっこがすごい。「何々?」という感じの人々がおかしい。でも商店街を抜けるとそこは採石場でした。
第8話 ソロモン星人の形がかっこいい。長髪の清水紘治さんもかっこいい。ラストの心が壊れてしまったような清水さんの表情が秀逸。なんの成果も得られなかったし、春日兄弟が彼を訪問する意味はほとんどなかった。清水さんとその妹がかわいそうな回。宇宙人たちは、なんだかんだと光子ロケットを作ってほしくないようです。おじさんが出ない。
第9話 濡れ衣を着せられる春日兄弟。警察が動き出し、おじさんも協力を申しでる。悪いことをする兄弟の表情はちょっと変わっていて、特に夏さんのメイクが悪女っぽくなっている。悪いことをするのはドミノ星人ですが、刑事や警官は「そんなこと信じてくれるはずがない」と、事件をうやむやにしてまうのは、どうみても子供向けではない。
第10話 タイタン星人がナチスみたいな軍団でせめてくる。予告ではかなりホラーでかなり怖い顔をしていましたが、本編ではそうでもない。いきなり出てくるおじさんとバックの旭日旗におどろく。切腹でもしそうないきおい。実は光子ロケットは・・・という回。次の回からはシルバー仮面ジャイアントになってしまうので、人間サイズ編では最終回。ハルカが回想でしか出てこない。そういえば前の回でもいなかったような。
面白かった。晴れ。


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シルバー假面 1~3


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