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JIMI:栄光への軌跡(Jimi: All Is by My Side) [DVDやら映画やら]

「これは事実」という前置きがあるジミ・ヘンドリックスさんの物語。1966年、ニューヨークのクラブ。Jazzmaster を使っています。リンダ・キーズがサインをもらいたいファンに言う言葉がこわい。この映画によると彼女が、あーしてこーした方が良いとジミに色々と話しやアドバイスをしていたらしい。彼女がいなければジミは有名にならなかったかもしれないよう。ジミはクラブに合わせてるとか、別人になるために芸名が必要とか言う。あと印象的なのは、「カーティスのギターを使っているのでバンドを辞められない」と言っていること。その次に映されるのが、バディ・ガイが Stratocaster を演奏しているシーン。そして Strato つながりか、おっきな月が出てくる。「お前はこのギターを使うんだよ・・・」と言っているような、なんだか予言めいたイメージです。リンダから渡された白い Strat のジョイントプレートに彫られた KR って本当のことなんだろうか。そうだとするとリンダがキースから拝借してきたんだろうか。リンダがジミに熱心なことについて、キースさんがちょっと女々しく描かれていてかわいそう。ストーンズのマネージャーやレコード会社の人たちが見向きもしなかったジミが、チャス・チャンドラーのつぼにはまったのは、チャス自身がミュージシャンだったためか。ロンドンに着いて映されるイメージシーンのひとつに「怪獣ゴルゴ」のカットが入ってました。クリーム時代のクラプトンにセッションを申し出るも、ギターを取りに行った所で考え込む姿が印象的。やっぱり緊張していたんだろうか。でもセッションは勝ち負けがあるとするなら、その結果はジミの圧勝っぽくなってました。ジミが手にするアーサー ・C・クラークのスターチャイルドの話しは、もしかして女性を通してデビッド・ボウイさんにつながったりするんだろうか。色々と想像がふくらみます。黒人活動家に意味が無いと言い放つところはなんだかスッキリしたりする。他のミュージシャンは古い実際の映像も使われたりするのに、ジミの白黒のインタビューは、本人ではなくて役者さんで撮ったもの。オリジナルの楽曲含め、権利に関するものは一切出てこない。エンドロールの「Wild Thing」も他の人が演奏してる。劇中で役者さん演じるジミが演奏するのもカバーばかり。もの足りないですが、その分、彼の行動に集中できます。ジミ役の人がそっくりでおどろく。面白かった。晴れ。


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