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徳川セックス禁止令 色情大名 [DVDやら映画やら]

杉本美樹さんが出ている映画。予告編がとても興味深い。フランスから来日したサンドラ・ジュリアンさんを迎え入れる様子や、記者会見に、その場でショーをしたり、今となっては貴重なドキュメンタリーフィルム。しかしこれを証拠に日本は古来からヘンタイだったと言われそう。女嫌いの大名、忠輝のところに杉本さん演じる清姫が嫁にきた。女性を知った忠輝がとんでもない令を発効して大変だあという映画。その令のためにアソコに判子をポンポン押して「封印」します。これが消えたら「エッチしましたね」ということ。やってしまった男女の最たる処罰は切腹なんですが、これがなんと女性の切腹で、時代劇史上初めてではなかろうか。介錯するのは相手の男。ちょっとひどい。しかし女性は恍惚とも見える表情で、このときにかかる音楽がなんだか旅行番組みたいでさわやか。でも最後は首が・・・なんとまあ。日本人じゃ考えつかないエログロ趣味だと思います。初めての初夜を前に、アレすることに興味津々の清姫が、「ここに入るのはどれくらいの大きさじゃ」とか聞いてくるのが微笑ましい。おまけにお側の藤浪たちも加わって、ずらっと並んだ色々な大きさの張り型を触りながら、「こりゃ馬じゃ」とかあれこれ想像する様子がおっかしい。そうかと思ったら、忠輝もアレの勉強中。そのやり方を殿山泰司さんが神妙に説明する様子がまたおかしい。でも殿山さん、太鼓を叩くとはよく考えました。二人の初夜のやりとりも面白くて、笑わずに台詞をしゃべって演技する役者さんはすごいなあと思いました。アレが下手な忠輝はうさんくさい博多屋にあれこれ教えられますが、サンドラさんがでかい桐の箱に入って出てくるのは、もう今では人権問題になったりして。うっかり海外で上映されればバッシングの嵐かも。サンドラさんはただの脇役かなあと思ったら、ちゃんと悲しいバックグラウンドが設定されていました。彼女の最後もすごい。何でわざわざ日本に来てこんな目に会うなんて・・・。サンドラさんがちょっとだけ、デ○婦人に見えたりします。ネタでしょうか、京唄子さんと大鳳啓介さんが結婚する夫婦役で出てました。殿様の弓遊びシーンや清姫の嫁入りの行列シーンでは、その出来やスケールに、さすがに映画だなあと感心します。なんだかんだと面白かったんだからしかたない。晴れ。


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GEOではアダルト扱いだった。そりゃそうだ。


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