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レギオン(Legion) [DVDやら映画やら]

テレビで見た。前にDVDを借りたが、時間がなくて途中までしか見れなかった。背中から何か飛び出た変な男。そう思ったら、今度はとにかく暑くてホコリっぽい、広大でカラカラの土地にぽつんと建つダイナー。遠くに見える砂嵐? 放送の入らないテレビ。つながらなくなった電話。孤立する雰囲気が満々です。まずやってくるのは元気なおばあちゃん。彼女の周りにはハエがたかります。天井を歩くのはクローネンバーグ監督の「THE FLY」あたりから当たり前になった気がします。そしてやってきたのはミカエル。冒頭の人です。おばあちゃんの次はアイスクリーム売り。彼の攻撃スタイルがおっかしい。今度は次々とやってくる車たち。暗闇に連なるヘッドライトが不気味です。そしておそってくる大勢の魂が抜けたような人間たち。いったん小休止かと思ったら、今度は人の弱さに付け込んできます。ミカエルが説明するに「天使による人類のせん滅」らしい。前回は洪水だった。それは「ノアの箱舟」の話しでしょうか。どうも悪魔とか天使とかは人間の後ろめたいところを突いてくるようです。心が弱いと乗っ取られる。「神こそあんたを信じてない」は名文句。じゃあなぜミカエルは人間側についたか? それは受け入れがたい任務を受けたかららしい。ミカエルがジープに話すことが良い。ジープの人柄こそが神の望むものだったらしい。たしかに神から見ると、宗教を理由に戦争を続ける人間はどう見えるんだろう。でも取り込まれた人があの人だけだったとは、人類はわりと好成績ではなかろうか。天使ガブリエルがちょっとくどい。ミカエルとガブリエルはホの字ですか。最後の命と御心の話しはちょっとこじつけな感じ。でもその命の中の御心を理解しろということか。そうすると今までは天使が勝手に暴れていたわけで、それを止めない神はいったいなんなのか。人間界なら使用者責任が重大です。といっても命だけして後は知らんというのも世の中ですが。最後は「マッドマックス」状態。オードリーのスカートが短すぎて良いです。そのスカートで後半までよくがんばりました。よく映画やテレビドラマで見かける俳優さんたちが出演していてなかなか豪華。コックのパーシー役のチャールズ・S・ダットンさんもよく見ます。彼には最後までいてほしかった。デニス・クエイドさんも出ているし、ミカエル役のポール・ベタニーさんは、「アイアンマン」でジャービスとヴィジョン役をやったのか。みなさんホコリだらけで大変な撮影だったんではないでしょうか。ああ、面白かった。晴れ。


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