SSブログ

009ノ1 THE END OF THE BEGINNING [DVDやら映画やら]

DVDを再生して現れるメニュー画面にドキッとする。これはエッチそう。子供といっしょに見ると、気まずくなるシーンが多数ありそうです。白黒の東映のロゴマークがかっこいい。石ノ森章太郎さんの75周年記念らしい。ステーキに血がしたたっていないからって、そんなことしなくても・・・冒頭から悪役がやってくれます。しかしそんな悪役も009ノ1の強さを見せるためだけの存在にすぎません。バスタオル1枚での戦い。空中を飛んだときのバスタオル処理や最後の武器に驚きます。岩佐真悠子演じる009ノ1、彼女はサイボーグエージェント。彼女を作り出したドクター・クラインが杉本彩さん。009ノ1の足蹴りショットがけっこうかっこいい。撮り方がいいんでしょうか。外人みたいに足が長いわけでもないのに、回し蹴りとか後ろ蹴りとか、なんだか決まってます。彼女の顔、特に目がサイボーグっぽいすばらしい眼差し。本田博太郎さんのやられっぷりが見事。009ノ1の敵役で長澤奈央さん演じるサイボーグ・ミリアムが出てきますが、台に縛られた009ノ1と彼女のしっぽりシーンは必要だったろうか?と思ってしまいますが必要なんだろうなあ。後から考えるとこれはタブーっぽい行為でもあったりします。その辺が大人向け映画ならではの描写です。009ノ1が赤い衣装であるのに対し、ミリアムは黒。この対比も良かったです。クライマックスは二人の戦いですが、スピード感があって、楽しめます。肌の露出が多い衣装では、外でのアクションとか撮影が大変だったんではないかなあ。過去の記憶が無い009ノ1の苦悩とか、組織とか裏切りとか、「ええええこの人が!」といった話しで展開が早くて良いです。アンデッドという、やっつけても痛めつけても立ち向かってくるゾンビみたいなやつらの倒し方がすごくて、これぞまさに力技。そういえばゾンビって登録商標なんだろうか。人間の顔にスピーカーが付いている姿を想像すると、けっこうホラーだなあと後から思いました。続編をやる気満々のラスト。竹中直人さん演じる偉い人、そしてあべまみさん演じる秘書にも何か腹心がありそうだし、次の展開にやる気満々みたいです。石ノ森先生の実写作品の中では、CGのグレードの賛否はあるかもしれませんが、ライダー物よりすばらしい。自分の記憶や存在理由に悩むという意味では、他の作品に共通したパラレルワールド的世界かも。「アベンジャーズ」ではないですが、009ノ1、ライダー、キカイダーあたりに集まって一花咲かせてほしいもんです。悪役はショッカー&ハカイダーで。雪・晴れ。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-286005.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。