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ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(George Harrison: Living in the Material World) [DVDやら映画やら]

息子のダニー・ハリスンさんがインタビューを受ける部屋の壁に掛けられているのは、ジョージ・ハリスンさんが使っていたギターでしょうか。Rickenbacker に サイケな Stratocaster とか。テリー・ギリアムさんが言う「ユーモアにあふれているが辛らつな怒りがこもっていた」がジョージを表すすべてだったかも。大戦時の映像は、ジョン・エントウィッスルさんとかのビデオでも見かけたような。みなさん年が近そうなので、幼少期の体験は似たようなものかもしれません。ビートルズ加入前の髪型がかっこいい。たしかに「ターバン」と言われたかも。兄のハリーさんが結婚披露宴の話しをするときの、古いポール・ジョン・ジョージの写る写真がかっこいい。特にジョンさんのタバコの持ち方と首の傾げ方が良い。クラウス・フォアマンさんが語るベルリンは、映画「バック・ビート」そのもの。初期の頃の写真では、FUTURAMA か GRETSCH を弾いてるようです。高級さでは GRETSCH なんでしょうけど、FUTURAMA が断然かっこいい。3PU 仕様やジャックソケットにピックガード、全体的な雰囲気は Stratocaster といえそうですが、ちょっと違う。ヘッドは初期の Bloadcaster ぽい雰囲気ですが、左右のペグの位置がずれているところがおしゃれ。それに合わせてヘッドの先端が斜めになっているところも良いです。ロンドンの Selmer がチェコスロバキアかどこかから輸入して販売したギターですが、言ってしまえば アメリカが安い日本製のギターを輸入して売っていたようなものかもしれません。でも日本製より良く見えるのは、ヘッドの大きさやボディのバランスが良いからでしょうか。いわゆる日本のビザールギターって、ヘッドがやたら大きかったり、ボディが尻すぼみだったりして何か変。そこが良いところなんでしょうけど。でも FUTURAMA もスイッチの多さは日本のビザールっぽい。こういうスイッチの多さが売りでもあったんだろうなあ。何よりメイプル指板というのが違うところかも。日本のビザールギターでメイプル指板はあまり見たこと無いような。最近はジョージはジョージでも高橋姓のジョージさんが持っているのをドラマで見ました。もしかしてジョージってジョージ・ハリスンのジョージなんだろうか。てっきりジョン・レノンさん寄りの方だと思ってましたけど。お客さんの熱狂が宗教と言われることについて、「サッカーファンは宗教じゃないだろ」というジョン・レノンさんは良かった。物事に熱狂しているどれだけの人たちが宗教を知っているでしょうか。しかしインド音楽とかシタールを習うだけならよかったのに、宗教家にのめりこんでいく様はあまり見たくありません。「While My Guitar Gently Weeps」の件で、エリック・クラプトンさんが Jazz Bass を持っているショットが出てきて興味深かった。親密さとか仲の良さとか冷酷さとかは表裏一体なんだなあと思ったドキュメンタリーでした。曇り・雨。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-276513.html
FUTURAMA について色々書かれているページがありました。
THE FUTURAMA GUITAR STORY
http://www.vintagehofner.co.uk/hofnerfs/futurama/fut.html


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