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フィギュアなあなた [DVDやら映画やら]

監督の映画らしい縦書き・斜体のタイトルロール。タイトルロールで描かれている絵は、型から人を作り出す様子だろうか。激しく責任を問われる柄本佑さん演じる内山をメールで見捨てる細木ちゃんが怖い。上司がゲスなら同僚たちもゲス。実際にこんな会社があるんだろうなあ。ガラスバーなんて初めて見ましたが、内山さんが絡むダンサーがちょっと太め。この後怖いヨッチャンに因縁をつけてえらい目にあうんですが、そもそもよくこのガラスバーを無事に出られたものです。そしてフィギュアのパンツを脱がせるほどフィギュア好きな内山が見つけたのは佐々木心音さん。思いっきり近くで見たり、匂いを嗅いだり、なめるように触ったり、アソコまで調べたり、終いには「穴が無い」とか、切羽詰った状況でもフィギュアを調べる内山はえらいのかアホなのかマニアなのか、やっぱりゲスなのか。たぶんここでしていることは、いつも小さなフィギュア相手にしていることなんだろう。執拗にアソコを見る姿も印象的。でも目を見開いてえびぞりの体勢でじっと耐える心音さんはもっとえらい。映画史上屈指のフィギュア・マネキン・サイボーグ・アンドロイド。どこからがファンタジーか、それを考えます。まだヨッチャンに追いつめらるのは現実か。白いものが水にプカプカというのはどうなのか。当然フィギュアはマネキンだろうし、そうでないと雑居ビルから自分の部屋まで運ぶ過程で不審者扱い+職質されそう。ガラスバーあたりから既にファンタジーな気もします。マネキンを部屋に持ってきたのは事実だろうなあ。すると、ヨッチャンと組み抜けヤクザがらみの話しは、追いかけられて雑居ビルに入って、マネキン見つけてついつい寝てしまった時に見た夢だったのか。そしてトラックと女の子。バイオレンスながらもファンタジー。その境を探すのも面白い。もう少しフィギュア・ココネさんに、悪い奴を100人くらいやっつけてほしかった。晴れ。


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