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ブラザー・フロム・アナザー・プラネット(The Brother From Another Planet) [DVDやら映画やら]

時系列的には逆でしょうが、主演の方を見るとターミネーターの人かと思ってしまう。よその星の人が堕ちてきた場所が移民局のあったエリス島というのがおかしい。言葉の通じないホームレスでバカにされるけれど、技術的・肉体的には地球人を勝る人。しかし多勢に無勢、バカも大勢だと正しいとされるのがこの世界。いちばん辛いのは言葉が通じないことでしょうか。物を買うとか生活習慣がわからなくても、ポリスのバッジに反応するのもおかしい。どこの世界でもそんなものということか。姿が黒人に見える異星人はハーレムにいてもおかしくない。迷い込んだ酒場で彼は「ブラザー」と呼ばれます。このバーでメガネをかけた年配者が話す人工衛星のことが面白い。配線が古くなって堕ちてくるとか、病原菌もいっしょに運んでくるとか、SF映画に出てきそう。あとペニ○がどうだとかいう病気の話しも。スモーキーがブラザーに茶々を入れるときに言う言葉が「Diagnosis!」。なるほどなあ「診断」とはインテリっぽくて良い言葉。酒場に現れる白人二人組は、おそらくブラザーを追ってきたんでしょうが、そうするとブラザーは一体何をしたのか、何故追われるのか気になります。映画を見る限り具体的な説明はないし、ブラザーも話してくれませんが、居候先の子供と訪れる博物館のシーンでなんだか分かってきます。それだから惚れた女性たちや子供を支配するやつにあんなことをしたんだろう。面白いのはとにかくブラザーが喋らないことですが、白人二人組は話す。後で考えると、ブラザーたちは彼らが置かれた立場上、話せないようにされていたんではないだろうか。人の言葉は懸命に聞こうとしているようなので耳は聴こえる。つまり言われたことは聞いても、口答えはするなということ。嫌な状況です。目玉カメラがすごい。白人を消すマジックが面白い。ラスト近く、白人二人組を前に、ブラザーがビルの前でのたうちまわるシーンが、ビルの窓をうまく使っていて秀逸。久しぶりに見てしまったがやっぱり面白かった。雪・晴れ・雪。


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