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フライト(FLIGHT) [DVDやら映画やら]

飛行機がひっくり返っているので、アクション・パニック超大作かと思ったらちがいました。
朝からややこしい状況ながら、鼻から決めて気分を変えてご出勤。そしてブラック砂糖山盛り飲むのはなんと旅客機の機長ウィトカー。最初の操縦シーンは副機長ではありませんがけっこう焦ります。機長ウィトカーが片手にマイクで機内アナウンスをしながら、もう一方の手でやってることがおかしい。最初の操縦といい、ほんとにこんな人いるんでしょうか。しかし緊急時の指示はテキパキしていて、頼もしいしカッコいいし、すばらしく思えます。「みなさんベルトをして!」は、「Everybody strap!」って言うんだなあ。怪しいメイズ・ハーリンの登場で「悪魔を憐れむ歌」が流れますが、これは多分ハーリンがイヤホンで聴いていた設定なんですね。彼の性格描写の手段のひとつなのかと思ったら、車で移動するシーンでは「ギミー・シェルター」がかかったり、シーンとうまく連動していて面白いです。ジェフ・ベック・グループ版の「ゴーイング・ダウン」、ルー・リードさんの「スィート・ジェーン」、そしてエンド・ロールはトラフィックだったりして、けっこうロック色の強い選曲。二コールのクスリシーンでは、最近のニュースを思い出します。彼女がどう話しに関係してくるのかも面白いところです。iPhone が出ていたころながら、使っているオーディオはカセットテープデッキだったりして物持ちのよさが素敵。「すべて神のおかげと思えば人生楽になる」とは捨て鉢ですが最期には言いそうな言葉です。やるなと言われてもやるのが人間かもしれませんけど、そんなことで許してたら世の中ハチャメチャです。公聴会でエレン女史の赤い服がまぶしい。彼女がスライドを見たり書類を見たりするときにメガネを掛け外しする様がほほえましい。このエレンさんの最期の表情が何ともいえません。主人公以外の人々の感情を代弁しているようです。ゴミ箱のあれさえ無ければよかったんだなあ。残念。でも、なんだかんだと良い人に巡り合えたのでハッピーエンドか。面白かった。ニコール役のケリー・ライリーさんという人が良かった。彼女含め、女優さんがみんな良かった。雪・晴れ・雪。


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