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少女生贄(Nothing Left to Fear) [DVDやら映画やら]

スラッシュさんがプロデュースした映画だというので見た。映画会社も「SLASHER Films」。ロブ・ゾンビさんは監督もやっていたし、ハードロッカーはホラーが好きなんですね。冒頭の車中で母子が父親を「Ask! Ask!」とはやし立てるのがほほ笑ましいです。とにかく奥さんがかわいい。どこかで見たことあるなあと思ったら、映画「6デイズ/7ナイツ」に出ていた人だった。そしてその娘さ二人の胸が大きい。特にレベッカはロックっぽい顔立ち。スラッシュさんの意向でしょうか。弟の境遇がいちばんかわいそう。天使や悪魔の話しとか、教会も舞台になっていて、少し宗教っぽくもある。悪魔が憑依するパターンの映画。悪魔にのっとられてクライマックスに向かう最後の光が印象的。そのせいで、結果的になんだか、清々しい、すごく良いことをしていたようにも思えてしまう。扉に赤バッテン印とかはどこかで見たことある風景。スタルという町の具体的な過去が語られてなかったようですが、もう少し説明してくれると分かりやすかったか。最後はレベッカだけでなくて、最初の男も一緒だったら良いのにと思いましたが、引き継がれるという意味ではレベッカ一人で正解か。しかし「レベッカを助けたい」と言っても、助ける方法があれではいたたまれない。タイトルが生贄ですが、これがいったい何に対する生贄なのか。悪魔なのか神様なのか。キングスマン牧師の話しではどうやらあっちの方。彼らはただあっちの方の命令に従っているだけのようです。それにしても彼らが従っている方が、彼らに生贄を要求するなんて、その辺りが斬新な気がします。あっちの方も血を流さなければ願いを聞いてくれない。タダじゃ駄目よというわけか。見ようによっては、あっちがあっちに勝って良かったねともとれます。けっこう複雑な気分になるホラー映画。エンドロールによると、タイトル曲の「Nothing Left to Fear」は Written by Slash and Myles Kennedy になってました。もしかしてこのためにプロデュースしたのか。晴れ。


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