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シャークトパス VS 狼鯨(Sharktopus vs. Whalewolf) [DVDやら映画やら]

"NEW HORIZONS"なんて英語の教科書を思い出す名前。タイトル・ロールからしてテレビムービーな感じだったが、英語の Wiki を見たらやっぱり "Television movie" だった。タイトルどおりの「シャークトパス(鮫とタコ)」と「ホエールウルフ(狼鯨)」らしいものが取っ組み合っているカット。期待させてくれます。原題はなんだろうと思ったが、邦題そのものだった。あと、タイトル・ロールの Akari Endo さんが気になる。それと脚本の Matt Yamashita さん。ドミニカ共和国の美しい海。開始早々シャークトパスが登場。サメとタコの合体生物。説明もなく登場するのは、この映画が続編か何かだからでしょうか。気になった Akari Endo さんは保安官ニータ。厳しいが世話好きなところもあって、留置場にぶちこまれた船長レイの保釈金とかを心配している、良い女性。遺伝子をいじりたがる女博士ラインハルトというマッドサイエンティストも登場する。彼女の研究室の壁にかけた偉大な先輩の肖像画は、おそらく前作にも出ていた方々なんでしょうか。そして何だか呪術団みたいなギャングを牛耳るフランソワ・タイニー首長。登場人物盛りだくさん。不気味なタイニーの登場でシリアスになるかと思ったらより可笑しな方向に。彼は後半で Dan Electro のギターを手にする。責任感の強いニータはモンスターたちを何とかしたいのだが、レイは無責任にも逃げる。ニータの "Do you have something bigger?" にちょっとたじろぐレイがかわいい。トラブルがあっても続けるリアリティ番組がしぶとい。その架空の番組シーンとか乱闘シーンとかレイとパブロとか、シーンがけっこう多くて飽きない。これもテレビ放映のときにチャンネルを替えさせないための努力かも。特にどさくさにまぎれて「服を脱がす」とか適当なボケを言うレイの手下、パブロの存在が面白い、出演者が個性的で、一人も役が被らず面白い。チョイ役かと思ってもちゃんと見せ場がある。登場するシャークトパスなど、モンスターは CG だが、街中などに登場する場合は画面はめ込み感がよく分かる仕上がり。でもアニメと実写の合成と思えば面白い。モンスターたちはマンガみたいでもレイやニータのケガのディテールがけっこうグロい。モンスターの登場・格闘シーンも多いし、人間のドタバタ劇など、とにかく飽きさせない。安っぽいけど面白かった。シリーズ全部見たい。ノート PC が VAIO。イギー・ポップさんはたぶん楽しそうに血をおさえるロン毛の看護師だろうなあ。晴れ。


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