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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(Captain America: Civil War) [DVDやら映画やら]

その名のとおりの「内戦・内乱」映画。エゴとか罪とか自由意志とか色々テーマがあるようだが、見所はエリザベス・オルセンさん演じるワンダとアントマンを見る映画。ワンダの横向きイナバウアーみたいなポーズがかっこいい。アントマンの活躍が想像以上だった。小さくなれれば逆もありとは思うが、ほとんどプルトニウム人間状態。小さい身体でどれだけ活躍できるのかと思ったら、笑ってしまうほど攻撃のバリエーションがあったりする。性格もおとぼけそうで、デッドプールとちょっとかぶるかも。ここにスパイダーマンを入れれば、ムダ口ばかりでむちゃくちゃうるさそう。今回はソーとバナー博士は登場していない。ソーは神様だから人間のソコヴィア協定など知ったことではないだろう。バナー博士はスタークを嫌いそうだからキャプテン側かも。ピーターをアベンジャーズに入れるのはちょっとかわいそう。街の平和を守るくらいの方が良さそう。顔バレ無しで秘密厳守っぽそうだし。でもメイおばさんが若くてきれいというのは予想外だった。今までのメイおばさんはいったいなんだったのか。ロス副司令官を演じるマーティン・フリーマンさんがすばらしい映画。偉大な人なのに小物役も上手い。ウォーマシンの件でヴィジョンが悩んでいるところが分からんかったが、人間の感情を学習中であり、人間らしく手加減して攻撃するところを、A.I. の精度で攻撃してしまったことに悩んでいるのかもしれない。それにしても、力の差があるスーパーヒーローたちと、ブラック・ウィドウとホークアイという生身の人間をいれながら、戦いがうまくまとまるなあと感心する。生身といえば、シャロン・カーターの足の長いキックがかっこよかった。「シビル・ウォー」だけども、軍人対民間人とも言える。信念が揺らがない軍人スティーブと、ビビる会社社長スターク。話しが合うはずはない。ローズがスターク側に付いたのは、彼を信じたこともあると思うがその結果は非情。特にスタークには自ら作り出してしまったウルトロンとセコヴィアの件もあるし。原因に関していえば、うらまれるのはスタークとバナー博士だけだったりする。もしかしてバナー博士はウルトロン誕生に加担したことを反省して静かにしているのか。そんなトラウマと罪悪感と怒りでいっぱいのヒーローらしくない今回のスタークだが、ラストでスティーブに言う「盾を~」の台詞はちょっとジンとくる。ピーター・パーカーの部屋の Macintosh が微笑ましい。ピーター役の人の顔の形がスパイダーマンっぽくないような気がした。ミスターX とタイガーマスクが出てくるような「虎の穴」風なラストカットだった。マーベル映画は時間が長くて、最後にもちょっと映像が入ったりして席を外せない。だからトイレをガマンするのが大変。その点、DVD は楽だ。ワンダが良かった。晴れ・雪。


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