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皆殺しの流儀(We Still Kill the Old Way) [DVDやら映画やら]

オープニングの音楽からして70年代風。「~ Old Way」ということは「古いやり方」。「相変わらずのやり方でやってるよ」ということか。開始早々のゲス集団の横暴に、早くやられてくれないものかとフラストレーションがたまる。若者ギャングE2と、老いたギャングの女性の扱いが対照的。老いたリッチーは昔の女性もはっきり覚えている。若者ギャングはローレンを DV でコントールしている。そのあげく・・・。ヘリコプターに乗るリッチー。窓を打つ雨が彼の涙のようで上手い。テイラー警部の相棒がなんだか消極的であやしく思えますが、はたしてどうなるか。心の準備なしで現れたローレンの母親におどろく。拷問役ロイの出番はまるでホラー映画。色々とひどいことをやっても捕まらないのは、「ブッチャー」のブッチのおかげだろう。これではまるで「冷たい熱帯魚」のでんでんさん。がんがん攻めるのはいいが、リジー姉さんの安全が気になる。ディーンが着ている服が「スター・トレック」の制服っぽい。「E2ギャングはすげえぜ」と話すアーロン。リッチーとくらべて、彼のリーダーっぷりの無さにどうしようもなく悲しくなる。当然ながら老いたギャングを応援してしまうが、考えてみれば、やる方もやられる方も悪い奴ら。世界の北野映画でも老いたヤクザが活躍するものがあったが、圧倒的に違うのが銃撃の量。そして時折漂うホラー臭。これだけやれば皆さんお縄となるのが普通だが、はたしてどんなラストになるものか。終わってみるとこの映画のヒーローはあの人だったかも。アーロンがはべらせる女性の一人が「ヨーコ」。この名はやっぱり小野さんの影響が大なんだろうか。雪と雨。


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