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宇宙大怪獣ギララ [DVDやら映画やら]

藤岡弘さん見たさに見る。タイトルロールの文字書体とかちょっとゆるい。特にタイトルの「ギララ」の書体に気が抜ける。ポスターの方がよほどかっこいい。リーザたちのかぶるヘルメットに金属のフレキシブルパイプがつながっているのがかっこいい。空気とか圧力調整用か通信用なのかはわからないが、他では見られなそうなディテール。日米の博士両名がけっこうシリアス。ミチコとサノの痴話げんかで迷惑する月ステーションスタッフ。いったい何をやっているんだか。男たちはなんだかんだとリーザに触りたがっている気がする。シオタ博士と交代で宇宙船に乗り込んだドクターは、「こんな映画出たくなかったんだ」と文句を言っているように思える。宇宙シーンで宇宙船から噴出すジェットの炎はちょっと辛い。しかし地球での特撮シーンはけっこうかっこいい。ギララが登場するシーンは、夜でも昼でもかなり自然。特に山上からギララを見下ろしたシーンや、エネルギー球になって夜の空を飛んでいきながら街が破壊されるシーンがかっこいい。なんだか奥行きとか広がりがあるような。倒壊した建物から脱出するシーンも特撮っぽさがありながらも自然っぽい。壊される建物の看板に「渡辺のジュースの素」らしい看板があった。おそらくスポンサーなんだろう。物語の上手いところは、サノにリーザ、どちらも主人公になりえるところ。海外ではリーザがメインなんだろう。日本の家庭の様子や「日本の田舎」といった風景が出てこない。供給する市場を考えてのことかもしれない。その代わり新幹線らしい列車と月ステーションでのヒノキ風呂が日本っぽいところか。面白いことにオーディオが日本語と英語を選べる。テレビ映画とかで日本語吹き替えはよく見るが、英語吹き替えもまた楽しい。英語字幕もあればなお楽しかったろうに。対ギララの司令室で、壁一面に貼られた地図の上にマークを置いていく様子が面白い。リーザとミチコのシャワーシーンが良かった。肝心な藤岡さんは、前半の月ステーションシーンで歩く後姿と見返りポーズだけだった・・・。DVD特典のティーザー広告では、怪獣の名前を選考している様子が映っていて、その中には林家三平さんの姿もあった。ミチコさんが山ちゃんの相方に似ていた。面白かった。雪・寒い。


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