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続日本暴行暗黒史 暴虐魔 [DVDやら映画やら]

犯人の目には女性が裸に見えてしまうというのが斬新。タイトル通り、襲うシーンがけっこう長い。二番目の暴行で女性が白目をしばしばさせるところが怖い。フィルムの状態によるものかわからないが、洞窟の赤っぽいゆらゆらした色調が意図的なようで素敵。頭の中にいるもう一人の誰か。その人にそそのかされて次々と罪を犯す男。根は良い人らしく心中で瀕死の女性を懸命に救うがまた声がして・・・。見ていると主人公よりも他のチンピラや若者たちの方がよほどひどいと思えてしまう。さらに最後の「帰ってきたぞ」のシーンは音楽のせいもあるがけっこう感動してしまったりする。最初の犯罪を回想するシーンがすばらしい。狭い部屋の中で上からふかんしたり布団の隙間から映したりするアングルがすばらしい。背景が暗い中で中央に洞窟だけ見えたり、暗い洞窟でもう一人の誰かとかっとうするシーンとか、心中の二人を遠くから映しているところとか、カメラがとにかくかっこいい。洞窟の女性たちがの手がちゃんと秘部を隠しているところが面白い。タイトルロールで役名と役者名が出るところが親切。ちょっと『?』なところは、冒頭で「被害者と加害者の間にどんな人間関係が成立するのかその点の解明を試みたもの~」というテロップが表示されますが、あまり解明されていないような。『試みた』だから結果はどうでもかまいませんけど。なんて思ったりもするが、これは起こりうるだろう作品内容への批判や非難に対する防衛線なのだろうなと考える。カメラ目線の人がいるほぼ素だろう夜の漁場シーンがリアル。ああ面白かった。

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