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エンゼルハート(Angel Heart) [DVDやら映画やら]

「実は自分だった・・・」パターンを認識させられた映画。この頃はブルースが好きだったので劇中の演奏シーンが良いなあと思った。ブルースマンといえば、四辻で魂を売り渡すとか、悪魔との関係は浅くない。マーガレットさんの最期が色っぽい。ハリーがエピファーに言う、「この辺には死体が多すぎる」にあんたが言うなと言いたい。ああ言いたい。雨の中をハリーが走ってゆくシーンが良い。他に誰もいないことがとても不自然に見えるので。ハリーは、主人公のようでもあり、ハードボイルド的な行動や、なにより見かけがカッコいいと思わせながら、実際はただの調子に乗っているチンピラである。言っていることも言い訳がましい。話しが進むにつれて信用できなくなる。最後には泣いてしまう。このへんが面白い。ルイスのゆで卵の殻をむく。そのむき方が面白い。そのときに見せる指爪の長さが、この人あやしいですよと語っている。ニワトリの足とか養鶏場とか、「ニワトリはいない」とか、ニワトリって悪魔とか儀式かなんかのキーワードっぽいなあ。ルイスの食べる卵の親もニワトリだし。ああ面白かった。


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