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tY:近況133(D'Addario弦とか) [他]

DellArte Minor Swing Studio の弦には YAMAHA のコンパウンド弦を使ってますが、D'Addario の Gypsy Jazz Guitar弦に変えてみる。 dggs001.JPG

地方ではこんな弦が売ってなくて、店で手に入るコンパウンド弦は YAMAHA か Martin くらい。YAMAHA の良いところは全然弦が余らないところ。弦を切らなくても良いんです。余りなしで巻き上げられんです。うーん SDGs。

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なぜ D'Addario に変えるのかというと、最近ネックが順反り気味なため。いつも緩めずに張りっぱなしなのが良くないのか。トラスロッドで調整できますけど、ギターに負担をかけない弦はないものか? 調べると D'Addario はトップが .010 のセットもあるのでテンションも緩そう。セット全体で YAMAHA よりもちょっと細い。ものは試しなのでサウンドハウスのネット通販で購入した。

初めてのいわゆる『Gypsy Guitar用』の弦です。パッケージのギターもそれっぽい。

取り出すと何か変。ああ、ボールエンドがないんです。ループエンドだった。

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D'Addario のボールエンドだと色で E とか A とか分かりますが、ループエンドの場合はシールが貼ってあります。なるほど。

弦を張る前にギターをちょっときれいにする。

この安っぽいクロームのテールピースが DellArte Minor Swing Stuido の証です。最近はどのセルマーとかマカフェリタイプでも立派なテールピースですものねえ。

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あとはチューナーキーも一弦ずつばらばらのクルーソンスタイルです。カッコいい三連のクラシックギターみたいなやつとは違います。さすがスタジオ版。見た目は気にしないんですねえ。

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張ってみる。けっこうループがきつくて、入れにくい弦もありました。今度はボールエンドにしようと心にちかう。

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トップが .011 から始まって .050 くらいで終わる YAMAHA と違って細いので弾いた感じはやわらかい。

でも見た目が太い気がするのは、3弦のせいでした。 YAMAHA は .020 くらいなんですが、Gypsy 用だと .023。この違いはけっこう大きいかもなあ。さすが専用弦という感じ。

YAMAHA も Martin も、コンパウンド弦って基本小さなギター用なのかもなあ。

おそらくこのタイプのギターを使っている方はジプシー用弦を使っていることが多いんでしょうか。以前ギターマガジンで見たチャボロ・シュミットともう一人誰だかのインタビューの写真では、ギターケースの中に普通のフォークギターのパッケージがいくつも転がっていた気がします。まあ「弘法筆を選ばず」なんでしょう。

でも値段がねえ・・・と悩みながら D'Addario が切れたら Extra Light Gauge も張ってみようかと思ったりするが、実のところはこの SAVAREZ を試そうと考えているのだった。

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弦を変えてもギターが全然上手く弾けない。こんなときはピックのせいにするに限ります。

最初は普通のおにぎりピックとかでしたが、大人になると色気を出してこんなピックを使ったりした。いわゆる JAZZ タイプと言うんですか。

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DellArte を持ってからは、ローズウッドとかこんなピックに手を出してみる。音だけでちょっと雰囲気が出ます。

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でもすぐ減ってしまうので、Andrea のピックを使ってみるとけっこう良かった。

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色々あってギターを手にしない期間が延びると、なんだかしっくりこない。そこで他のピックに手を出す。知り合いからもらった丸いピック。音は良いんですけど。薄めのピック色々。クラプトンモデルはけっこう良かったかも。

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ダンロップのピックも厚いやつとか色々試す。ピンク色の薄いやつは弾きやすくて良い感じでした。でも厚い方が音がコロコロしてて好きなんです。厚いやつでも、つるつるしたのが弾きやすい。黒いのはなんだか引っかかる感じ。

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いつ買ったんだかグヤトーンのピック。変わってますけどけっこう弾ける。

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こりゃ良いと思ったのがウルテムってピック。薄めのも試しましたが渡辺さんモデルが良かった。でもなんだか腕が疲れます。下手なだけなんですけど。

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原点回帰のおにぎりピック。Martin のもの。弾きやすいがコロコロしない。

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それでたまたま手にしたのが BLACK ICE という黒いピック。1.5mm 厚。ハードオフで売ってました。ハードオフにあるってことは日本中で手に入る? なかなか良いです。これに Greco のすべり止めを貼るとなおグッド。音はころころで弦離れも良い。同じメーカーで色々試してみた。セルロイドやデルリンです。やっぱり BLACK ICE が良いです。

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どこで手に入れたんだろうか灰色の Awe-In-One というピック。ずっとしまいっぱなしだったが使ってみるととても弾きやすい。手が疲れない。どこで買ったかも覚えていない。地方で売っているはずもなく、ネットで調べたら売っていた。そこで緑、青、黒のやつ。灰色は無かった。なかなか灰色と同じような感じではないが、黒いのが割と近い感じ。

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それよりもいっしょに注文した小さめの JAZZ 風のやつ。これも良いです。コロコロして弦に引っかからず、少し早く弾けます。Hard なパープル色を買ったのですが、濃いパープルの Extra Hard も後で購入。どっちも良いですけど、どちらかといえばパープル色。すごく良いのだが、常に弦の近くに手を維持する必要あり。でも良いです。

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この時点で BLACK ICE か Awe-In-One パープル が残ったのですが、サムピックも捨てがたい。ピックを常につままなくていい、つまむ力が少しで済むのはとても魅力であります。

たまに使っていた Pop ピック。Pop に似た Herco ピック。どれもちょっと引っかかるしコロコロしない。ストロークするには素晴らしいんですけど。Chabo さんサムピック。初めて買いました。Hard なべっ甲柄と Medium なクリア。べっ甲柄が良いです。感じは Herco っぽいですけど、弦離れが好い感じ。

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初めて試す打田さんピック。バンドが楽です。ちょっと先っちょが出すぎかなあ。 Black Moutain ピックは素材とその厚みのせいか、引っかかるけどコロコロします。これけっこう良いなあ。たぶんこれがもう少し小さいと良いのかも。

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で、サウンドハウスのページを眺めると、良さそうな・変わったのがありました。親指でなくて人差し指とかにはめるピック。同じメーカーで Bumble Bee というサムピック。バンド部分が黄色いからでしょうか。良いかなあと思ったが、親指へのはまり具合がちょっと。でも音は良いです。

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そして Black Mountain の JAZZ タイプなサムピック。前のやつよりちょっと小さめ。素晴らしいです。けっこう好き。

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そしてまたフラットピックに戻る。丸っぽいピック。Andrea にふんぱつして Prime Tone。どれも弾きやすいですが、 予想外の度合いがナンバーワンだったのが高崎晃さんピック。『気』ってやつ。これが良い!

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結局は、Awe-In-One パープル か。サムピックなら Black Mountain JAZZ か Chabo ピック。やっぱりサムピックが楽かも。もし Black Mountain のピックでピック投げする人がいたら、その人を尊敬します。けっこう高いので。

しかしいくらピックを変えても上手くならないのだった。



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