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コリドー(The Corridor) [DVDやら映画やら]

冬のカナダ映画。「Corridor」というと、廊下とか回廊という意味か。なんといっても強烈なのは、「ハゲにはハゲを」というシーンです。ハゲの人や毛気になる人には怒りがあふれる場面です。昔見たオムニバスホラー映画でハゲの人が毛生え薬を手に入れますが、結局増えた毛に乗っ取られる話しがありました。外人の方もハゲってけっこうコンプレックスなんでしょうか。ユル・ブリンナーさんとか ER のグリーン先生はかっこよかったですけど。母親をあやめてしまったタイラー。彼は雰囲気的に心の病のようです。そして再会し、森の家に向かう若者たち。その道程で、手話で女性と会話するシーンとか、トレイでしっぽりするシーン、その他、短いシーンで若者たちの性格を説明しています。トイレのシーンでは男が女からお金をもらったりしてます。そしてなぜ手話のシーンがあるのか? どうやら森の家は、タイラーの家みたいです。どうやらタイラーをはげますための同窓会みたいなものか。集まったみんなは自分の欠点とか昔はアメフトのスターでかっこよかったなんてことを話す。それぞれが持つコンプレックスが、疑いや暴力に代わっていきます。その原因はなんだろう? それがタイラーの心の病気に関係するのかもしれない。後半では、オープニングのタイラー対みんなの関係がすっかり変わる。弱そうに見えていたタイラーは、あるものからの影響を抑えようとしていたんだからえらい。地に潜む悪魔によって気を変にされる映画がありましたけど、これは光の姿をした神か宇宙人による選民計画だったのかも。おそらくその対象はタイラーの母親で、彼女がそのまま連れ去られれば、そのときで終わっていたんだろうなあ。タイラーがまいた母親の遺灰らしきものがタイラー自身になってしまったのか。難しかった。雪・晴れ・曇り。


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