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ドクターズ・ハイ(Pathology) [DVDやら映画やら]

邦題が照れくさい。原題は精神とかサイコパスっぽい意味かと思ったら、「病理学」とか「病理」という意味なんですね。冒頭から死体で遊ぶいけない若者。述べられるのはヒポクラテスの誓い。お医者さんたちですね。医療センターでインターンとして働くことが決まったテッド。彼と恋人グウェンの別れはちょっとエッチ。これに限らず、以降エッチシーン多し。医療センターでは遺体の検視の勉強をしています。ジェイクは研修医のホープらしいが、あやしいやつであることは明白。仲間も変。グリフィンは嫌なやつだし、ベスにアイビーはレズっぽい。ジェイクは死因を当てて遊んでいる。もう誰が悪い奴かは分かりきっているし、何をしているのかも想像がつくので、イライラしながら最後まで見るしかありません。ジェイクはその死因当てゲームで仲間を集めていった結果、グリフィンとかベスにアイビーが集まったんでしょう。テッドもそのゲームに巻き込まれ、死因を当てるための死体の準備に手を染める。医療バックを下げたテッドの後姿が、医者ではなく配管工のように見えます。ゲスな医者ばかり出てくるのでげんなりしますが、この映画の特徴は医者ならではの殺し方を見られるところか。液体窒素を使った後の赤いブラジャー+エッチにはおどろきます。最初は「悪党なんだから殺して良い理論」で、死んで当たり前の罪人たちを選んでいたようですが、それが一般人へとエスカレート。そして舌を切って血を出しながらチューしてエッチとか、変態性も増していきます。人の死を演出するほどに「医者は神なのよ」という心境になってしまうんでしょうか。中盤、テッドは帰省し、恋人グウェンといっしょに戻ってきます。あーアホアホ。こんなところに連れてきちゃいけないことは分かってるじゃん。話しに緊張感を与えるのは、ジェイク~ベス~テッドの三角関係というか、ジェイク→ベス→テッドへの一方通行関係。そこにアイビーというレズっ気が入ってまたややこしい。この辺りだけだと、昼メロのようです。ジェイクは自分を神のように偉いと思いながら、女のことやエリートなテッドに嫉妬する。もう一歩吹っ切れない男とも言えます。気が狂っているジェイクと冷静にゲームをするテッド、正直どちらもおかしいです。最後のゲーム以降はけっこう予想外でした。テッドがグウェンをアレするところもけっこうこわい。もちろん人形でしょうけど。ベンのデート相手のドナの笑顔だけが唯一の救いです。ドナ役の人はアン・ジラールさんというのか。テッドのがに股が気になりました。雪・雨・曇り。


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