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アンチヴァイラル(ANTIVIRAL) [DVDやら映画やら]

シドの病弱っぽさが素晴らしい。そばかすはメイクでしょうか。シドがウィルスに感染し症状が発生した際の妄想を表現するときのメイクが予想外で秀逸。崇拝するセレブと同じ病気になりたいというファンというかマニアの心情は、セレブが使っているのと同じ物を持ちたい気持ちが行き着く先なんでしょうか。セレブが骨を折ったら、自分も折ってもらうなんてこともあるかも。ああぞっとする。病気のウィルスだけではなくて、セレブの細胞を埋め込んだり培養した肉の売買もある。シドが「食人~」と口にすることも分かります。何にしろ、ファンやマニアが存在するということは、そうしたマーケットがあるということで、そこに目をつけた人がえらい・・・かな。マーケットがあるということは裏商売をする人たちも出てくる。彼らは誰よりも早くセレブのウィルスを欲しがる。シドはウィルスを持ち出すのではなく、自分の身体に打って持ち帰り、それを自分の端末で戻すということをしているみたい。普通ならそのウィルスを闇で売ったりするのだが、それが戻らず、端末が壊れてしまった。これにはウィルスのロック、つまりコピー・ガードが関係しているようですが、今回は誰かがウィルスを変異させてしまったらしい。それが何を意味するかというと、そのウィルスを持っていたセレブの命が危ないということ。そのセレブを助けようとしている医者がマルコム・マクダウェルさん。彼がセレブと同じ血を持とうとする人の心をやさしく説明してくれます。今回はわりと良い人。よくPCのファイルやデータで「ロック」というのがありますが、それを病理学のウィルスにも当てはめるというのがかっこいい。そのウィルスには個別の顔がある。なんて説明されてもよくわからん技術ですけど。この映画は、海賊版PCソフトやDVDの売買をそのまま人間に置き換えたものだろうなあと思いました。そのソフトにウィルスが仕組まれていた。彼はそれを自分のPCの中だけにおさめておきたいけれど、欲しい人が持って行ってしまったというところでしょうか。そこに食人要素が加わるのだから、人間世界は怖い。最後のテッサー社女社長とシドによるプレゼンが物語をしめくくる。アフターライフの姿がこわい。ウィルスは人間を必要とするわけではなくて、組織だけが必要なんです。そう考えるとアフターライフの姿がおのずと見えてきます。ここまで利用されるセレブって大変。ルーカス社のウィルス検査窓口の女の子が可愛い。ララ・ジーンさんというのか。晴れ・曇り・ちょっと雨。

ツタヤ ディスカス/TSUTAYA DISCAS の紹介ページ
http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=8000398075&tvTabOn=1


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