SSブログ

サルベージ・マイス [DVDやら映画やら]

広島ホームテレビのキャラクターが可愛い。夜。博物館。谷村美月さん演じるマイと相棒マリクはサルベージ・マイス。彼女は奪い取られた宝を取り戻して持ち主に返す。相棒のマリクが変なことをするので彼女が大変になる。白いフードの女性の、空手にジャンプに蹴りとアクションがすごい。メイキングによると名前はダームで演じるのは飛松陽菜さん。一対大人数での技の連発は悪い役ながらもかっこいい。でもマイも負けてはいない。タイトルが出るまでの数分で物語の展開が分かる。そして昼。広島愛がはんぱない長野じゅりあさん演じるミオ。登場早々に黒いおパンツを見せながらキレキレの空手技を見せてくれます。白いフードのダームといい、この人といい、絶対空手家とか格闘のプロなんだろうなあ。ミオは自警団広島クリーンズの団長で、夜回りやごみ掃除をしているが、男の団員がちょっと情けない。巧言令色とか二束三文とか、なぜか四字熟語を日本語のまま多用する外国人のボス。でも会話はしっかり英語で字幕付き。谷村さんのアクションもけっこうすごい。激しい動きの中で、役柄の余裕の笑みを見せるのは大変だったんではなかろうか。屋上から飛び降りる時の後姿とかもかっこいい。アイマスクとスカートの衣装も可愛い。特別に胸元とかがセクシーなわけではないし、パンチラがあるわけではないが、回転時のスカートのひらり加減が良い具合。レオタードかタイツで包んだ下半身が見えたりするのがエッチではなく、なんだかさわやか。広島のテレビ局や、ミオが敵のアジトに乗り込んだときの爽快な立ち回りとか、アクションシーン多数。ミオのコスチュームがジャージなのが面白い。マイが良い話しをしているときのミオのやられっぷりが辛い。わざわざシーンに映りこむ川村呉服店さんの看板はタイアップだろうか。宍戸開さんの店が広島お好み焼きだったり、原爆ドームに広島ホームテレビ、さらには街中、路面電車の中とロケ地多数、そして方言バリバリの広島愛にあふれる映画。黄色っぽい服を着た小嶋沙耶香アナウンサーがきれいだった。「サルベージ」といえば「回収」とか「救出」だが、ヘルパーさんの言う「取り返し屋」という呼び方がいちばん分かりやすい。「サルベージ」と言われると、「ゴジラ」で主人公が働いていた会社の名前を連想してしまう。冒頭の仕事で、こっそり忍び込んだのに、足音をコツコツ響かせるのはまずいんでは。ミオが恋するタケマルくんがちょっとだけ悲しい。あと、マリクの勘違いも情けない。テレビ局の男性アナウンサーといい、全編を通して男たちがしょうもない。ラストの超分厚いお好み焼きを食べてみたい。広島限定から全国バージョンへ。今度は各地で活躍してほしいものです。エンディングの曲がももいろクローバーZだった。谷村さん好きにもたまらん映画。面白かった。寒い・曇り。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-236598.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。