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深海獣 レイゴー [DVDやら映画やら]

「レイゴー」とは「零号」のこと。冒頭のテロップの登場が今でいえばエヴァンゲリオン風。タイトルロールの一人目が杉浦太陽さん、そして監督が林家しん平さんというのにおどろく。杉浦さんが茶髪なのがファンタジー。ハーフ設定かも。「赤ん坊がチンチンを忘れんように」という蛍雪次朗さん。絶対男が欲しい時代だったんでしょうか。名前は「おおさこつとむ」。漢字で書けば「大迫力」。面白い。黒部進さんのとなりに立っていたのはアゴイサムさんか。レイゴーたちに立ち向かうのは戦艦大和。時代設定を戦時中にしたのは正解かもしれない。何の迷いもなく艦の判断で攻撃できるので。今のように国からの命令を待つ必要がない。海という設定も街のミニチュアなどを作る手間を省くためには良かったのかも。その分というか、海やレイゴーやボーンフィッシュの造形や映像に力が入っている気がする。駆逐艦が攻撃を受けたときの煙のモコモコがかっこいい。大和の司令塔も心なしかロボットを意識しいてるように思える。後半、レイゴーと大和の戦い、特にレイゴーが大和を飛び越えるところも迫力がある。黒部さんと少数の部下たちが「レイゴー」の名を口にするシーンが印象的。後で作戦名とともに、レイゴーの名を乗組員たちに知らせるシーンもあって、ここがまたドラマチック。そして開かれる作戦会議。意見を言えなかった人の意見が気になる。大和を守るために回り込む駆逐艦の意気込みにウルっとくる。黒部さん演じる艦長が、苛立ちの果てにスプーンを持ち上げる姿はウルトラマンを連想させます。艦長が苛立ったのは交代の命を受けたため。新しい艦長は海洋生物に詳しい人。ここで主人公である海堂が深く話しに関わり始める。大和は最高の戦艦であるが、敵の距離や高さなどによっては攻撃できないというジレンマがポイント。これをどのように克服するか。レイゴーの特徴は雷を操るところ。雷がレイゴーに吸い寄せられるのか。火炎や放射能を吐かずとも、その雷が強力な武器になっている。自然の力。後はトビウオのように跳ね上がるところ。レイゴーのラストは初代ゴジラに近い印象を受ける。ラスト、大和の最期の演出が予想外だった。記録映像そのままでも良かったかもしれないが、映画だから何でもあり。子供がぶら下げている亀はガメラのイメージだろうなあ。監督が監督なだけあって、落語っぽい方がたくさん出ている。最後に出てくる大役者も監督や林家一門の人徳によるものか。レイゴーの姿をよく見られるエンドロールが楽しい。平成ゴジラに納得できない人が作り上げた素晴らしい怪獣映画。オーディオコメンタリーでは、黒部さんのスプーンや、杉浦さんの茶髪について語ってました。特にガメラに続くだろう大迫ファミリーの話しが面白かった。蛍さんは怪獣映画によく似合う。曇り・晴れ。


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