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武士道残酷物語 [DVDやら映画やら]

この映画は大井武蔵野館で観たんだっけか。入れ替えが無かったので一日に3回観た。家臣とか、上の者のために犠牲になってきた系譜を描いた映画。岸田今日子さんと絡むときの中村錦之助氏は少年役で、白黒画面ということもあるが、顔が白くて美少年という感じである。そのせいで顔が妙に大きく感じてしまう。印象に残っているのは没落した加藤嘉氏演じる殿様の話し。血は出ないものの、ほとんどホラーである。これはぜったい主人公がおかしい。あそこで殿様がああなってしまったから良いものの、そうでなかったら女性はどうなっていたか。許されたと思ったらあそこを切られたり、いたたまれない話しばかりである。上にひたすら尽くすことだけを受け継いできた子孫たち。それは戦中の特攻、そして戦後の1960年代まで続く。尽くし癖も良くないが、子は親を選べないというが、上司くらいは選びたいもんだ。そのまえに自分がしっかりしないといけないが。


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