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アンドロイド(ANDROID) [DVDやら映画やら]

MAX404 はクラウス・キンスキー様演じるダニエル博士が開発しているアンドロイド。ただ一人というか一体で宇宙ステーションを監視している。見た目はジャージをパンツインした普通の人間ですが、髪の生え際がアンドロイドっぽいかも。アンドロイドではあるが人間のエッチやら文化、風俗に興味津々の様子。ミニチュアモデルに男女の凸凹を再現するあたりは相当なもの。なんだか思春期の子供状態。地球に行きたい、シカゴを見たいと興味はつきません。そこに悪い奴とはいえムチムチっとした女性を含めた人々が入ってきてしまうから MAX はドキドキ。ステーションにやってきたマギーにケラー、メンドスたちには見ていてイライラしっぱなしだし、ダニエル博士のけっこうな横暴さも嫌な気分にさせます。MAX が言うことを聞かなくて不満なら、それなりにプログラムし直せば良いのではと思ってしまう。しょせん人間は野蛮でバカなのよというよくある SF ドラマかと思ったが、最期はけっこうどんでん返し。あの人が食事のときに見せた仕草とかに後から納得。ダニエル博士が本社からの指令に強く文句を言うのも分かる気がする。MAX の他に神話っぽい名前の女性形アンドロイド CASSANDRA=カサンドラが登場する。CASSANDRA の登場と、劇中で MAX が観るフリッツ・ラング監督の『メトロポリス』からマリア誕生のシーンが重ね合わせられ、これがなんかの肝になるんですよと気が満々。ただしアンドロイドの行動がプログラムのバグによるのかなんなのかは分らない。その辺は偶然ということか。ダニエル博士が言う『道徳回路』の塩梅でしょうか。そもそもがなぜダニエル博士がステーションにいたのか。なんだか同じことが繰り返されてきたような気がします。宇宙空間での宇宙船シーンはちょっとしょぼいですが、ステーションに進入するところとか、ステーション内の様子もけっこうかっこいい。宇宙船がサンダーバード2号っぽく見える。ラスト近くの首だけのシーンはよく出来てる。もしかしてクラウス・キンスキー様は名前貸し程度の出演かと思いましたが、かなり重要で満足一本、一本満足♪ 振り返ってみれば内輪もめの話しなような。意外なところは音楽。ボビー・ムーアにジェームズ・ブラウンの "It's a Man's Man's World" 、それからジャンゴ・ラインハルト "Heavy Artillery" となかなか宇宙とは思えない選曲。モニターの枠の中をスクロールするようなエンドロールも素敵。ああ面白かった。

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悪魔くん VOL.2 [DVDやら映画やら]

メフィストがますます良いおじさんになっていく。水妖怪が怖かった。
第8話「水妖怪」
顔だけは今までと比較にならないほど怖い。目玉が取れそうなところとか顔の溶け具合とか、とにかく怖い。攻撃方法がペロリゴンっぽい。水になって壁をつたっているところはおそらくビニール。ホースに吸い込まれたりするシーンも面白い。一瞬だがでかくなったりする。『水』というだけあって弱点はアレしかない。最後は池の水全部抜く作戦。ちょっとやりすぎな感がある。
第9話「吸血鬼」
最初は怖そうでしたけど、美容院内の展開はメイクを含めてちょっとギャグ。カラーだったらもっとギャグ。でも配電室での戦いはちょっとマジ。古い開閉器とかトランスの設置状況などが興味深い。きっとこの回は電気バチバチをやりたかったのだろうなあ。この回の重要なところは魔法陣のある洞窟に悪魔くん以外の人が入ってくることではなかろうか。見ればみるほど情報屋が憎らしい小僧に見えます。勝手に人の家に上がり込んで盗み聞ぎするところが昭和。もう一人の友達がかけているメガネがレトロで欲しくなる。あとはメフィストの靴のつま先が丸まっている様子がよく分かる。最後が夢の島っぽいところが社会風刺な感じ。吸血鬼を演じる方の地顔は、狼男の方が似合う気がする。
第10話「シバの大魔神」
メフィストの弟が登場する重要な回。メフィスト役が俳優さんが途中で変るのは有名な話しですが、それを弟で対応するところが素晴らしい。シマシマのハットがなんだかアメリカっぽい感じがする。ひげははやしていないが、あきらかに作り物だろう超ワシ鼻とか原作漫画に寄せている感じがする。弟の方が本当のメフィストで、今までのが兄とか親父な感じ。もうちょっとシワを増やして眼を大きくしたらもっと似ている。メフィストたちを除けば話しはけっこうシリアス。家が浮き上がるところはよくできてるなあと思います。おそいかかるでかい石像も見た目はアレでも重量感と迫力があります。最後の大爆発の特撮もけっこう派手。メフィスト兄から弟に変わる大事な回。メフィスト兄がいなくなる理由も人のためだったのだと思うとジンと来る。別れでありながらこれだけ明るいのもめずらしい。悪魔は地獄だろうがどこでもへっちゃらということか。
第11話「幻の館」
この話しからメフィストが『弟』になる。ちゃんとタイトルロールも弟に変わっている。杖の上げ方が若々しい。鼻が初出の時よりもワシ鼻になってない気がする。メーキャップだろうから毎回ちょっと違うのかも。悪魔くんがメフィストを呼び出す呪文が長い。そして登場するメフィストがエレキを持っていておどろく。テスコかグヤトーンか。なかなか軽快。エレキ合戦が全盛の頃でしょうか。しかしそんなことよりも今までの悪魔くん史上最高の回。女優さんが。北原しげみさんという方なのだなあ。ドラマ『アウターリミッツ』でいえば昆虫美人のような。なんとも美しい方です。クローズアップも多い。メフィストもデレデレ。でも結局妖怪なんですけど。悪魔くんの妹が終始登場するのもめずらしいです。
第12話「狼人間」
吸血鬼が出たので次は狼男。スコットランドから始まる。なぜスコットランドと分かるかというとそういうテロップだから。ロケ場所は日本でしょうけど、ちゃんとガイド役が外人なのが偉い。そして東京国際空港に移ります。空港が映るのはめずらしい。当時の雰囲気がよく分かります。大人の記者に交じって青木博士にインタビューしてしまう情報屋が、図々しいを通り越してなんだかかわいく見えてくる。青木博士がスイッチを入れると何もなかった部屋が研究室に変わるところが面白い。出だしが「情報屋がいなくなったから探して!」とメフィストに頼む悪魔くんだが、いったいメフィストをなんだと思っているのやら。キバが武器になるシーンが稚拙でも面白い。
第13話「ドクロンの踊り」
悪魔くんの彼女(?)登場。ナイフ投げに人間ビン詰め、魔力の連発と大サービスでエンターテイメント感があふれる回。地獄やお化け屋敷みたいなセットとかお金もかかっていそう。メフィストが地獄にいることが良く分かる。魔法陣で呼び出されないのは初めてかも。地獄で出会う悪魔くんとメフィストだが、メフィストの態度の素っ気無さにさすがは悪魔と思う。ドクロン妖怪の最後がなんとも宇宙時代な感じ。悪魔くんはいつでもソロモンの笛を持っているのだなあ。すごい危機管理。このあたりが『天才少年』設定によるものか。
もう観るのは良いかなあと思うが、ドクロン妖怪の回の予告編がまた面白そうだったので困る。なんだか悪魔くんみたいな少年が登場しそうだし大地は裂けるし、一大スペクタクルな予感ですが、期待が多すぎか。

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国連情報監視団 エンジェルターゲット 殺戮天使 [DVDやら映画やら]

岡田奈々さんが出ているので見る。国連情報監視団・ユニショフと経済戦略戦線、略して『ESF』の戦いの物語。狙われるのはバイオマスの技術。筑波学園都市に向かう長谷川初範さんとバイオマスの学者たちを狙う ESF たち。マシンガンで撃たれる脚が痛々しい。メガネのリーダー風の冷酷男は絶対大杉漣さんだろうなあ。新人メンバーの森永奈緒美さんが歩く街並み。90年代に入ったばかりというのはこんな感じだったっけか。岡田奈々さんはユニショフのリーダーなのだがなかなか顔を見せません。新入りの森永さんに対する「誰も味方をしてくれない組織」云々のセリフがかっこいい。岡田さんの後ろ盾っぽいのは「おじちゃま」と呼ばれる久米明さんただ一人。面白いところは表向きは人材派遣会社で活躍するのがほぼ女性。そして岡田さんとそのボディガードたちが芸者さんだったり、剛腕江夏豊さんが力車の車夫だったりする設定は海外向けなんでしょうか。最初の頃の御座敷シーンは思い切り1960年頃の映画風で良い感じ。岡田さんや水野真紀さんも見どころなのだが、なんといてっても小顔な森永さんのアクションがすばらしい。スタイルもすばらしいし。ジャパンアクションクラブ出身で特撮物でも活躍されていた方なんですねえ。『頭より肉体派』設定の水野さんがかすみます。でも水野さんの金髪のカツラはよく似あう。ハッカーの結城めぐみさんが使うパソコンが FM TOWNS。ユニショフのデータベースを表示したり頑張ってます。水野さんの車中電話がでっかい IDO。登場する車たちといい、色々なつかしいです。でもタイトルロールのギザギザなパソコンフォントが今となってはちょっとしょぼい。ユニショフが順調に作戦を進められるかといえば当然そんなことはなく、裏切りや意表をつく展開、想定外など、途中でかなりつらい目に会う。岡田奈々さんのかわいい小顔も険しくなって「ユニショフはバラバラの全滅か?!」と見ている方も(そんなはずはないと思いながら)ヒヤヒヤ。人を殺すシーンがけっこう力をいれています。かなり血まみれ。ある人はバラバラ。マシンガンであれだけ撃てばああなるか。大杉さんの最期も容赦ない。車夫の江夏さんも戦うがやっぱり武器はアレだった。現役時代にやったらプロボクサーが素人を殴るようなもので、プロ野球永久追放かも。飛んだり踏まれたり、戦いにおける森永さんの熱演は賞賛もの。女優さんたちの顔も汚れます。数ある戦いシーンの中で特に素晴らしいのは着物姿の岡田奈々さんの立ち回り。唐傘で舞い、刀でぶった切る姿がかっこいい。ひと昔前の任侠映画を思わせる。着物かと思えば革のブルゾンにサングラスとか高級マンションのベッドでガウンだったり、色々な岡田さんを楽しめる。殺しとアクションばかりではなく、短い中に水野さんと長谷川さんのちょっと大人な雰囲気があったりして、それが「ESF 憎し!」を倍増させるなど色々考えてます。1990年ごろといえばイラン・クウェート情勢や軍事監視とか平和維持活動の安保理決議とかがあったころ。国連の存在がクローズアップされての本ビデオ製作となったのでしょうか。ああ面白かった。

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帰ってきたウルトラマン VOL.8 [DVDやら映画やら]

11月の傑作群を含む巻。『帰ってきたウルトラマン』ではこんなに子供が活躍していたかと思いなおす。怪獣の作りがちょっと雑な感じ。この頃はベムスターとの戦いの後なのでウルトラブレスレットを持っている。ウルトラシリーズではいろんなチームが登場するが、見た目からして MAT の隊員たちがいちばんかっこいい。
29話 次郎くん 怪獣に乗る
ヤドカリン登場。寄木細工の箱を次郎に持っていかれた女の子。その父親の仕事が風呂おけ作りとは渋い。1970年初頭でもそういう仕事があったのだなあ。ステーションの大きさが違いすぎにおどろくが、落ちてきた状態は先っちょが見えていただけなのだと納得させる。あんなものが墜ちてきて分らんもんだろうかと考えても仕方がない。久々に見た次郎君の髪型が素敵。寄木細工の箱に入っていたものに衝撃を受ける。
30話 呪いの骨神 オクスター
オカルトというか伝奇風味のある回。山道を迷ってしまった岸田森さんと次郎君が大変な目にあう話し。暗い中でゆれる木が怖い。長いベロで巻き取られてしまうシーンが雑ですが、それなりに怖い。山林の間から顔を出すオクスターの顔もけっこう怖い。よだれも武器らしく、『悪魔くん』のペロリゴンを思い出す。杖をついて歩く役の岸田さんには山道はつらかったでしょう。最後は『池の水全部抜く作戦』だった。怪獣との対決よりもラストの神社シーンに力が入っている。ラストで隊員たちが見せる神妙さが名作。罪のない人間ではなく動物に対してもシリアスな『帰ってきたウルトラマン』だった。
31話 悪魔と天使の間に....
子供なら手出しはできまいという回。子供相手で大変だといえば映画『ザ・チャイルド』ですけど、これはそれのずっと前。なかなか視点が鋭い。あ、『光る眼』があったか。アドバルーンにぶら下がって強風を受ける子供が老けて見える。ラストで嘘の説明をするかそれとも真実かについて話す隊長と郷隊員。このあたりがサブタイトルの『悪魔と天使~』にかかる大事なところ。その後で長く映される女の子の姿がなんとも悲哀。けっこう隊長って残酷なのね。終わってから考えてみると別に子供に化けなくても実行できた作戦のような。逆にこっそりやってた方が成功率が高いはず。しかしゼラン星人の素顔を見ると誰かに化けたかったのも分かる気がします。
32話 落日の決闘
MATは怪獣の警察なのでお巡りさんとも仲が良い。MATの面々が田舎で潜入捜査。特に大野隊員がイってしまっている。酒でも飲んている設定なのか。面白いところは人間大のウルトラマンが見れるところ。一人なら山を破壊して登場するんでしょうが、人がいるのでちゃんとトンネルから出て、その後ででかくなる。そのときに走る姿が照れくさそうな感じで好感が持てる。イっちゃってる大野隊員の爆弾攻撃でキングマイマイの腕が落とされる。それを喜ぶ隊員たちだが、隊長は気を抜かない。成虫になったキングマイマイの羽を折り曲げるウルトラマン。ちょっとえげつない攻め方。怪獣が登場するのが分かるお巡りさんがいちばんすごい。MAT に入るべき人材。キングマイマイの燃え方が派手。 ああ面白かった。

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悪魔くん VOL.1 [DVDやら映画やら]

妖怪を倒すメフィストがヒーロー然としていないところが面白い。たぶん誰も真似したがらないんでは? しかし少女を襲うガンマーに腹を立てるとか、やられそうになる悪魔くんを見捨てられないとか、実は良い人っぽい。海で釣りまでしてしまうし。ひっくるめればお人好しのおじさん。子供から見れば大人を良いようにこき使っているところが痛快。これも大人が子供といっしょに見るために重要な設定かもしれない。このころはカラー放送のウルトラマンも始まっていたはずで、こっちが白黒なのは何でかなと思ってしまうが、白黒で正解な気もする。妖怪版ウルトラQと言っては失礼でしょうけど、でかい怪獣のような妖怪が出てくるところは意識しているのかと思ったりする。
第1話「妖怪ガンマー」
記念すべき第1作。主人公山田真吾は天才少年ということだが、何をもって天才なのかが分らない。でもいいんです。登場する妖怪を悪魔が倒すというところが面白いところ。この回はファウスト博士、山田真吾、そしてメフィストの出会いがあって更に妖怪退治となるのでけっこう早足な展開。ガンマーとはおそらく『眼魔』なんでしょうね。目玉だらけの関取体形が怖い。目玉が手描きっぽく見えてしまうのは気のせいか。
第2話「化烏」
飛行機内のシーンは映画『トワイライト・ゾーン』のシーンを思い出す。なかなかの緊迫シーン。化烏がもうちょっとカッコよければ・・・
第3話「ミイラの呪い」
これは怖い。子供ならトラウマになるのでは。ミイラ妖怪の眼が狂気。でかくなってシーンも陸にあがるところもかっこいい。ウルトラシリーズに負けない特撮。しかも怖い。手だけが襲ってくるのは『ジャイアント・ロボ』を思い出しますが、むこうはメカでこっちは生身。こっちの方が絶対怖い。
第4話「大海魔」
オープニングの手、そしう柄杓が怖い。このままの怖さで進めばいいのに、人型で登場する大海魔がなんとも。ついに両親登場。車で海に出かけるが、前のシートに両親とメフィストの3人が座るところは『ベンチシート』というんでしょうねえ。「お食事よ、お食事よ」とカニをどんどん焚火に放り込むシーンがいちばん怖かったりする。
第5話「ペロリゴン」
一応妖怪らしいが最初から最後までほぼ怪獣。ボーナスのデータファイルを見ていたら『怪物』になっていた。食いしん坊で強力な胃液で何でも溶かす。長い舌で地上のものをすくいとって食べる。とりあえずメフィストが倒した体にはなっている。あのどんどんたれてくる白いやつは何を使っているんだろう。カラーだと目も当てられないかも。
第6話「首人形」
前回とは変わって等身大の物語。こっちの方が怖い。わざわざ一つ目にしなくても、普通のマネキンの眼が光るだけでもよかったのでは。でも二つ目が一つになる過程も見どころになっている。換気に必要なんでしょうけど、倉庫の換気扇があれだけでかいのも面白い。ナイフスイッチが板にとめている配電盤もなつかしい。サブタイトルどおり『首』だけの妖怪でたまたまマネキンを身体として使っているらしい。
第7話「魔の谷」
ひらひらな布をまとっただけのような妖怪だが、黒い煙を使った移動がけっこうかっこいい。メフィストってM体質なのではと思わせる回。どこかで見た人だなあと思ってタイトルロールのクレジットを見直したら、やっぱり石橋蓮司さんだった。そしてもう一人が八名信夫さん。
最初のDVDは7話で終わって、次はもういいかと思ってたら第8話の予告がとても怖くて次も見たくなってしまった心が情けない。最初は山田真吾の何が天才なのかと思っていたが、ピンチのメフィストにアドバイス与えて勝利するところが彼の天才なところなのだった。朝ドラのせいかオープニングの悪魔くんの顔が向井さんに見えてしまう。

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ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡(Beside Bowie : The Mick Ronson Story) [DVDやら映画やら]

RONNO ってミック・ロンソンさんのニックネームでしょうか。ロンドンの若者たちのバックでババ・オライリィが流れるところがかっこいい。まさにティーンエイジ・ウェイストランド! 最初はなんだかんだボウイ・ストーリーっぽい感じ。そこからミック・ロンソンさんにとたどり着く過程が面白い。そこには妻や母親の色々があったんですねえ。ミックさんがいたバンドの名前が『ラッツ』。これは映画『ベルベット・ゴールドマイン』で登場したカート・ワイルドのバンド名と関係があったりして。呼ばれた当時は庭師だったというのに驚く。アルバム『世界を売った男』とかに参加したりするものの、『スパイダーズ・フロム・マース』になるまでは出戻ったりして色々あったんですねえ。見ていると、アルバム『ジギー・スターダスト』のための『スパイダーズ・フロム・マース』と思いきや、その前の『ハンキー・ドリー』のライブの頃から『~ボウイ・ウィズ・スパイダーズ~』となっていたような。 『ライフ・オン・マーズ』でのミックさんのストリング・アレンジなどすばらしい貢献について語られる。これも楽譜の勉強をしたせいだろう。ピアノやヴァイオリンを習っていたようだし、音楽的素養があった人なんでしょうねえ。その後がついに『ジギー・スターダスト』。スターマンのコーラス中にボウイさんがミックさんの肩を組んだだけで一大事だったという。そこにムフフな感じが読み取れたからみたいです。さらにはミックさんのギターをくわえる有名なライブショット。これが「ギター・(ピー)」なんて呼ばれてしまった。ボウイさんの本意ではないだろうカミング・アウトで両性たちからひどい目にあってしまうところは時代もありますが、イギリスというお国柄もあるんでしょうねえ。テレキャスターを手にしてギター・サウンドについて語るミックさん。ワウで中域を出すことが彼の音らしい。ルー・リードさんとミックさんがお互いを語るのだが、その内容が面白い。なんだかんだとルーさんのソロアルバム『トランスフォーマー』でもミックさんは活躍した様子。次のアルバム『アラジン・セイン』でも名曲『タイム』など、ミックさんのアレンジ力がたたえられます。しかし『スパイダーズ~』たちは離れていく。なぜなら自分たちの給料が安いことを知ったから。さらにとどめはボウイさんの最後の公演発言。ミックさんはソロ活動を開始。アルバムを出してライブをするもボウイ不在のライブなどと言われる。ああ辛い。彼がアレンジしていたのだからサウンドが似てくるのは当たり前だよなあ。周りの人たちがミックに主役は無理だったと言うが、分かっていれば止めれば良かったのに。これは事務所「メインマン」がバカ。ミックにはデビッドが必要だったと言うより、ミックを必要とする人を探したら良かったのでは。『ダイアモンドの犬』あたりの話しではかってのメンバーがかわいそうになる。赤メガネのアール・スリックさんの姿に驚く。彼はミックが脱退したから後釜に座っただけ。何の非も無い。ボウイさんとのアメリカツアーで200人しか入らなかったとかチケットが売れ残っていたとかいう話しは信じられないなあ。奥さんのスージーさんが金欠状態を語るが、当時のミックさんは金は無くとも音楽にしか興味を持っていなかった。そして登場するのがグレン・マトロックさん。リッチ・キッズですね。次がジョン・クーガーさんなのにおどろく。彼の全米No.1の曲でギターを弾いていたとは知らなかった。最後の大きな仕事がモリッシーさんのプロデュース。ミックさんはモリッシーを知らなかったが、彼とつながる経緯が面白い。モリッシーさんとボウイさんはデュエットしてますが、ミックさんのプロデュースも関係あるのでは。苦労はしたけれど案外ラッキーな人だったのでは? 周りはミックがボウイをロックスターにしたとか、ボウイを開花させた、ミックがいなければボウイではなかったと話す。それはそうなんでしょうけど、あまり言われるとボウイさんとしては同意しながらも不満でもあるのでは?おどろいたのは元嫁のアンジーさんとプロデューサーのトニー・ヴィスコンティさんが健在だったところ。ローリング・ストーン誌の Web で見たが、デビッド・ボウイさんはミックさんについてあまり言いことを話していなかったような。妹マギーさんと妻スージーさんの涙に胸を打たれてしまう一本。

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移動都市/モータル・エンジン(MORTAL ENGINES) [DVDやら映画やら]

でっかい要塞みたいな都市になったロンドンが走り回る映画。なんで移動しなきゃならないの?と考えるが、資源を求めて動き続けるのだなあと納得させる。ちっちゃい都市を飲み込んで、彼らが持っている資源をうばいとるとめ。開始早々で移動都市同士の派手な追いかけっこにあっけにとられる。大きさでいけば都市と村な感じですが。いったい何がどうしてこんな状況になってしまったかは、話しの中で登場する博物館や人々の会話でちょっと分かる。それを100パーセント補足するのが特典映像。これが DVD の良いところ。それが無ければこんなものなのだと納得しながら見るしかありません。ロンドンの悪役が造り出そうとしているのは、おそらく前の世界をほろぼしたもののひとつなのだろう。話しの軸となる主人公へスターと悪役ヴァレンタインの確執の元はそれ。そこに敵対する移動しない人たちとか色々からんで、しっちゃかめっちゃかでもう大変というのがこの映画。主人公はもちろん、トムや登場する人々がそれなりの境遇をお持ちなそうなのだが、主人公以外は細かく説明することなく突き進んでいくところがすばらしい。特にお尋ね者な女性には色々遺恨がありそうでスピンオフで映画が一本できそう。その中で復活者なんてのも登場する。この設定が面白いなあと思った。999 で機械の身体を手に入れえるようなものか。登場したところは冷徹無比な感じですが最後はなかなか泣ける。復活者かっこいい。邪魔しかしないが大事なパート。前半のただ電車を急ぐシーンと暗い連行シーンがへスターとトムを出会いにつながるところが素晴らしい。へスターが姿を見せながら素顔を見せるまで約20分。このもったいぶらせ方が素晴らしい。さらに見えた素顔もまたショックで素晴らしい。そしてへスターが身に着ける黒いコートと赤いマフラーが、普通っぽくても見事なアイコンとなっているところが素晴らしい。りりしいヘスターにくらべて常に泣き言や独りよがりで足を引っ張るトムが情けないが、そんな彼にも見せ場あるところがなんだか成長物語。ラストの見せ場で映る彼の表情が自分が生まれ育った都市ロンドンへの哀悼を見せているようでちょっと感動。その他無駄な登場人物無し。戦争は無意味だと話す市長が都市をどんどん飲み込んでいくのがなんだかな。CG だらけの中でシャングオ内の様子が絵のようで印象的。移動都市ロンドンに比べて明るさがあります。兵器を作るヴァレンタインとへスターの母親は考古学者でトムは史学士。現代世界の色々な電化製品やらなんやらが発掘されて、大忙しだろうなあ。博物館に見慣れた発掘品が並んでいる様子は汚いジャンク品店にも見えたりする。原作小説があるようで、ほんとならもっと長かったり、前後編とかになりそうなものを上手く2時間にまとめたもんです。無駄無し。すべてのシーンがアクションにつながって目を閉じるヒマなし。広い台地をかけるカーチェイスとも呼べる戦闘に人間同士、果ては空中戦とあらゆるアクションてんこ盛り。それから人種もたくさんでボーダレスなユニバーサル仕様。最初とラストのへスター。その表情の変わりようがこれからの未来を物語っているような。母親以外に信じられる者が見つかったのだなあ。あー面白かった。

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ボーダー 二つの世界(Grans) [DVDやら映画やら]

自分の容姿や出自に二つの世界で板挟みになるティーナの話し。自分は変だと思っていたら種族がちがってたは。受ける衝撃は大変なものでしょうが、その反面、すべての悩みが解消して楽になるところもあったりして。しかし分かってしまってじゃあ自分はどうしたら良いのか。その当たりがこの映画の主な話しかと思います。でもそれよりも彼女たち種族のディテールが気になる。こういう話しは設定が重要だと思いますが、その中でも定期的に来るというアレの設定がすごい。生理とか排卵というものだと思うのですが、よく考えたなあと思いました。月に来るものがこれだったらナプキンどころの話しではない。あと見た目と性別とか。ラスト近くの家の様子からティーナの自暴自棄状態が想像できます。戻ってきた父親がいる様子もなく、どのくらいの日数が経ってしまったのか。それを救ったのは子供。たぶんあの人との子ではないかと思います。これも性別というか生殖機能の設定がすばらしいところ。もし一般的な人間と同じであれば、こんなラストにはならない。見た目の違いはあれど、ティーナの仕事ぶりが評価されているのは映画の中で唯一ホッとするところ。彼女は単純に物の臭いをかいでいるわけではないのだなあ。犬とかは飼い主の元気が無い様子を察するというが、それにも臭いがあるから分かるのでしょうか? 元々尻尾のある彼女たちは人間よりも動物に近いのかもなあ。車を運転していて鹿が現れるのを予測したかのように停まるところも特殊能力っぽい。どのような暮らしをしていたかは分からないが、服すら着ていなかったかも。リアル版ムーミンの話し。絵葉書のフィンランドではムーミンの世界があるかもしれない。中には映画『トロール・ハンター』に登場したでっかいのもいたりして。今回は成長してからの話しで、露骨にいじめや迫害されるシーンはありませんでしたが、もしティーナの両親世代の話しにするとそのあたりが激しそうで怖い。しかし見終わって考えると、周囲の人はティーナを免疫障害とかそうした病気ととらえて接しているのかもしれませんが、彼女の両親たちのような人々のことや種族があったことを誰も知らなそうなのが怖い。そういえばティーナの父親はどうなったのか。せっかく家に戻ってきたのに、非常に気まずい日々を過ごしたに違いない。同居人だろうローランドはいつか追い出されるだろうと思ってましたが死なんだけマシだった。あーなんかすごいものを見てしまったという感じ。面白かった。

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レベル16 服従の少女たち(LEVEL 16) [DVDやら映画やら]

MIDSHIPのタイトルの出方が面白い。雰囲気的に食料として育てられる子供たちのマンガとかアニメとかを連想させる映画。SF、ファンタジー、ディストピア的映画なんでしょうか。そう思いながら全然違うことを期待して見る。清潔なことにこだわっている学校。肌もすべすべでなくてはならない。スキンケアや健康のためのサプリは毎日の日課。従順とか忍耐に謙虚が徳とされる。寄宿学校っぽい。タイトルのレベル16は最終学年のことらしい。だからレベル10とか14なんていうのもある。学校が終われば養子が待っている。みなさん幸せな家庭に引き取られるのです。与えられた衣装につけられた名前が読めないところは、教育を受けていない様子がうかがえます。なんだかあやしい。ここは学校ではないのか? 養子に学力は必要ないの?と思わせるところがうさんくさい。そのかわりに健康や清潔、従順についてはしつこいほど押し付けられる。でも床に座って食事というのは学校としてはみっともないのでは。少女たちがどのような経緯や理由でこの施設に連れてこられたのか分かりませんが、おそらく孤児なのでしょうか。場所が明確になっていませんが、終盤や最後に登場する人たちの言葉だとソ連とか東欧とかあっち方面の設定っぽいような。施設や雰囲気は SF っぽいが、荒唐無稽なものが出てこないのでありえない話しではないかもなあ。ゲノム云々についてはよく分かりませんけど。建物はセットではなくて実在っぽいですが、違和感がなくてちょっと怖い。最初の探し物を手伝ったせいで連れていかれるのはかなりかわいそう。そのきっかけとなったソフィアを中華とかアジア系にしているのは理由あるキャスティングなんだろうか。中盤過ぎで、大人二人が施設の運営について語る。とにかく経費がかかるらしい。施設の彼女たちに色々やらせるのも経費削減のひとつだったとは。いろんなレベルがあるが、それぞれの活動の時間帯とか、それも経費削減。でもこの状態では、大人たちは寝る暇ないのでは? これでは管理者側もイライラするし、女性は早くやめたそう。こうした大勢で閉じ込められているドラマのポイントは『逃げるか逃げないか』『自分だけか?他はどうするか?』なんだなあと分かってきたのだった。

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アナイアレイション-全滅領域-(ANNIHILATION) [DVDやら映画やら]

夫が行方不明のレナ。実は秘密の任務で姿を消していたのだが、戻ってきた!と思ったら倒れて救急車で病院に向かう途中でありゃりゃという展開。レナが連れてこられた施設はエリアXという地域にあって、『シマー』と呼ばれる超自然的な現象が起こっている場所にある。そこには他に四人の女性がいて『シマー』が起こる場所を調査するのだという。どうやらその場所は映画の冒頭で隕石が落ちたっぽい灯台の辺りらしい。彼女たちを指揮するのはえらそうなヴェントレス博士。ときどきレナの回想シーンが挟まれるのだが、これは彼女の心理と物語が関わっているのだろうと思わせます。調査中、レナがヴェントレス博士を見る目が疑わしさ満点。彼女を見る目だけではなくて、『シマー』の世界に何か強烈な不自然さを感じているようにも見える。「属を超えた交配はできない」になるほどなと思う。科学者レナが軍人であるという設定のせいで、マシンガンアクションも安心して見られる。ボートをこぐ時間の世間話しでそれぞれの身の上を分からせるのが上手い。そのおかげでみなさん社会生活面においてポンコツ気味なことが分かってしまう。それぞれが学者だったり専門職っぽいのだが、レイ以外はあまりその辺りの能力を発揮していない様子。ああもったいない。最後、『シマー』はなくなってしまったのか。『シマー』の元になった灯台もなくなってしまった感じだし。はっきりと分かりませんが、『シマー』が作り出したものは確実に残っているようで、それはあの人だったり、レナの中にもあるかもしれず、これからどうなるのだか。ヴェントレスがなんでああなったのかも分からないけれど、灯台に来たせいだと納得させる。雲みたいな煙みたいな、彼女の最後の姿にはあっけにとられる。いちばん強かったものは何かというと、それは火だったんではないか。原題は「消滅」という意味。人類かシマーか、どっちに転んでも確かに消滅にはちがいない。エンドロールが現代版サイケデリックな感じでかっこいい。夫ケインのタトゥーが目印みたいで印象的。二人がベッドでいちゃついているときの青い下着がかわいい。謎は多いですけど結構面白かった。そういえば調査隊はなんでみんな女性だったんだろう。説明らしいものがあったかなあと振り返りるがなかった気がする。面白かった。

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パンク:アティテュード(PUNK:ATTITUDE) [DVDやら映画やら]

パンクロックの物語。パンクロックは今も受け継がれているということなんでしょうねえ。タイトルロールでは懐かしいバンド名がたくさん出てきます。オープニングからジム・ジャームッシュ監督とかの話し。話しはチャック・べりーやエルビスの頃から回顧され、おきて破りとかヒッピーとかすべてパンクと主張されます。興味深いのはオルガンがかっこいいサイケデリックなクエスチョン・マーク&ミステリアンズ。モノクロ映像ですがおそらく黒人がおかっぱヘアーにサングラスというのが面白い。その後でキンクス、カウント・ファイブなどのイギリス勢。そしてアメリカのパンクの始まりとしてベルヴェット・アンダーグラウンドが登場。有名なバナナのアルバムが紹介されます。ニコさんの歌う姿も差し込まれます。バンドのイメージはアンディ・ウオホールさんのアイデアによるところが多いようですが、同時にルー・リードさんの文学性の高さについても評されています。次に登場するのがモーターシティの5人組、MC5.アメリカ国旗のストラトが印象的ですが、ジョージ・ハリソン様も使っていたリッケンバッカーも素敵。彼らはタブーである「マザー・ファッカー」を叫ぶことに挑戦した。そこがパンク。そのせいで『キック・アウト・ザ・ジャムズ』はラジオでかからなかった。その次がアン・アーバーのバンド、ストゥージズ。変態な動きのイギーさんが登場します。彼はドアーズのライブを見た後に変わったらしい。その次はニューヨーク・ドールズ。「本物はイギリスで他はニセのロック」という論争が面白い。モンキーズはビートルズの模倣とか。その中でニューヨーク・ドールズは独自なものだととらえられていたよう。確かに全員があんなケバいバンドはなかったか。マルコム・マクラーレンがとった戦略は共産主義カラー。赤と黒。これがドールズが下降してしまう理由のひとつっぽい。とにかく共産主義は受け入れられなかった時代。ディープ・パープルに代表される長いソロ回しが飽きられ、ベトナム戦争が疑われ、人々は色々いやになってくる。そして紹介されるのがディクテイターズ。ボーカルの人がアフロで、見た目はスマートな MC5 という感じ。ナチュラルボディのストラトがかっこいい。次はなんだか暗そうなスーサイド。ドールズのメンバーがむちゃくちゃなコメントをしている。ようやく CBGB が紹介される。そこへの演奏条件は「オリジナルを演奏すること」。テレヴィジョン、そしてパティ・スミス様が登場。彼女のことを悪く言う人は当然いません。次がリチャード・ヘルさん。彼の安全ピンにマルコム・マクラーレンが飛びついてロンドンに持ち帰った。そしてとうとうラモーンズ。デビッド・ヨハンセンさんはジョーイから曲を聴かされた時「働けよ」と思ったらしい。でも成功してしまって予想外。色々あってトーキング・ヘッズ。モノクロ映像だが、ティナ・ウェイマスさんがベースを弾く指の動きが興味深いです。アメリカの次はイギリスの様子。不満だらけの社会情勢。ポール・シムノンさんにスージー・スーさんとかアダム・アンド・ジ・アンツのギタリストたちが振り返る。グレン・マトロックさんが「最高で最悪」のバンドと語るセックス・ピストルズから少しずつ当時のライブ・フィルムが挟まれる。バスコックスのライブでは Gibson のマローダーがかっこいい。パンク詩人がジョニー・サンダースみたい。ダムドの紹介ではキャプテン・センシブルさんが明るく語る。TV番組のビル・グランディ・ショーに出演したピストルズの受け答えが何とも。局には抗議がたくさんやってくる。それで有名にもなる。シドが変わっていったのはナンシーのせいだと言うスージー・スーさん。彼を見てドラッグのひどさを思い知ったと語ります。ようやくクラッシュのライブが挟まれる。アルバム『ロンドン・コーリング』までのことを振り返る。ピストルズは問題を叫んでクラッシュは解決法を叫ぶと話す人もいる。ジム・ジャームッシュ監督が話す「自らの力を身勝手に使わなかった」がかっこいい。イギリスでのラモーンズ人気について触れられ、登場するのがスリッツ。最高のバンドとクリッシー・ハインドさんは言うがなんだかな。泥だらけとはいえ、自分たちのトップレス姿をアルバム・カバーにした女性は彼女たちが初めてだろう。コラかもしれませんけど。しだいにパンクはレゲエを吸収していく。Xレイ・スペックスの演奏シーン。これがいちばんかっこよかったりする。スピードとかヘロインが絶好調になってパンクは終わりを迎える。いきすぎちゃったらダメなのだ。変らないのは昔からのファン。ピストルズのアメリカ・ツアーについてコメントされ、ジョニーさんの次のバンド PIL に話題は移る。パンクから本物の音楽が生まれたとコメントする人がいる。ファンはがっかりするがパンクなんだから身勝手は当たり前ということ。コントーションズのジェイムズ・チャンスさんの熱唱。今考えるとジェイムズ・ブラウンを目指していたのか。ライブの時に殴られたことを振り返る。ヒップホップのビースティー・ボーイズが登場してげんなりする。でも MV だろうか、楽器はなんだと聞かれてレコードを出すシーンは面白い。まさかずっとヒップホップかと思ったらソニック・ユース登場で安心する。そしてパンクはハードコアになってプレイヤーもマッチョでタフな人ばかりになる。デッド・ケネディーズもそのひとつにされていて、ボーカルのビアフラさんが色々話してくれる。ハードコア・パンクと呼ばれるバンドが紹介されるが、レコードを出さなかったスクリーマーズというバンドが良くて影響も受けたらしい。彼らのライブのフィルムがはさまれる。ハードコアの中には見た目はあれでも酒やタバコやエッチがきらいという『自制的』なバンドもあるようでよく分らん。重要なバンドのひとつとしてフガジが登場する。彼らは酒やタバコの広告がある雑誌のインタビューは受けなかった。つまりメディアを選んだ。だからローリング・ストーンの取材も断った。なんとまあ。ライブシーンでは黒いリッケンバッカーがかっこいい。ブラック・フラッグが登場して今度は黒人バンド、バッド・ブレインズ。彼らはハードコアという名は知らず、ポルノのことだと思ったらしい。ボーカルの人の襟が大きくて見た目はソウルだがやっているのはパンク・ロック。そしてニルヴァーナが登場し、ハードコアやパンクは80年代を根強いファンのおかげで生き延びる。みなさんがニルヴァーナをほめたたえるのが面白い。彼らがメジャーの道を開いた。その後でランシドとかグリーンデイとか。そして「バカがバカになるためにお金を払う」とか「今はすべてが体制になりたがっている」「クソくらえの意味が違う」と言い。企業社会を批判し、新しい考えをしようて終わる。見た目といい、声といい、ジム・ジャームッシュ監督がいちばんかっこよかったドキュメンタリー。彼のコメントがいちばん深かった。終わってしまえばパンクロックは反体制であり、政治的な意味を多分に持っていますと知らしめたいタイトルどおりのドキュメンタリーでした。

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地球へ2千万マイル(20 MILLION MILES TO EARTH) [DVDやら映画やら]

自由の女神のコロンビア映画。モノクロ。出だしの漁船シーンは遠目ではロケみたい。クローズアップではバックの感じがちがうのでスタジオ撮影なんだろうなあ。宇宙船が落ちてくるシーンは色を付けるとマグマ大使な感じ。ロケやスタジオ、特撮がわざとらしくなくつながっていて技術がすばらしい。空から落ちてきた宇宙船に乗っていたのは宇宙人ではなくどうやらアメリカ人。漁村は大騒ぎ。軍も出てくる。そのどさくさにまぎれて少年が砂浜で拾ったゼラチンかナマコみたいものが大変だったという話し。ペペとかスペイン語っぽいなあと思ったらばしょはイタリアだった。確かに似ている。女医マリザが美しい。看護婦ではなくて医者なのだ。古きアメリカの映画はどんなジャンルにしろとにかく美人であることが重要だったのだろうなあ。彼女と病室で目が覚めたカルダー大佐の会話での男性の威圧的な態度がまた古きアメリカ。こうした強い男性の姿を見て見ている男性は優位だなあ一息つくのでしょう。しかし出会いは最悪だった男女がだんだん・・・というのは定番。映画にはロマンスが必要なのだ。ナマコを破って出てきたのは「人間のような胴体に関節」だが尻尾が生えてトカゲみたいな生物。後から分かるが、生物は金星の動物の胎児でした。アメリカ人が驚異の生命力の研究のために連れて帰ってきたのだった。後でイタリア国務省の人が金星=ビーナスを「ベニス」「ベネチア」と勘違いするところが面白い。そりゃ月をすっ飛ばして金星に行っていたなんて誰も思いはしない。アメリカ人は海底に沈んだのだろう筒を探すことに協力してくれとイタリアに頼む。図々しいなあと思うが、筒に入っているのが金星から持ってきた胎児なのだと隠さず説明するところはえらい。でもカルダー大佐がイタリア人ダイバーたちに対してちょっと上から目線っぽいのが気になる。大佐たちが金星生物=エイリアンを連れたマリザたちを追いかけるところが一応カーチェイス。これもまた映画の必需品。そしてなんだかんだとエイリアンが野に放たれてあーだこーだという展開になっていく。エイリアンは腹が減ったのか民家の納屋とかに入ってあさる。ヤギや馬は放っておいて袋に入った飼料か作物を食べているところがほほえましい。このときにエイリアンの目のぱっちり具合が可愛くもある。後からやってきて吠える犬の方がよっぽど怖い。もちろんエイリアンはすんなり捕まらず、自国民が重傷を負ったイタリア側はアメリカ側が望む生け捕りに反対する。そしてどちらが先に捕まえるかという展開に。よその国でヘリコプターやら兵隊をどんどん展開するアメリカがすごい。エイリアンの研究所では博士たちが紹介されるがその一人が東京大学のコロク博士。1954年公開のゴジラと何か関係があったりするんでしょうか。後ろ姿しか見えないなあと思ったら、けっこう図々しく姿を顔を見せてくれる。色んな人間たちが登場するが、やはり注目はエイリアン。アメージングな格闘シーンが多々ありますが、特に納屋で人間を襲うところがすばらしい。人間とは常に離れて、取っ組み合いはしないだろうなあと思っていたので。犬と格闘シーンでは二匹の影だけ見える。この影の動きがすばらしい。ラストは地球の巨大な動物と対決します。2、3頭で戦ったら地球の勝ちだったかも。声だけ聴いていると怪獣同士の対決。怒りまくっているシーンでは光の当て方だろうか、影を多く作って迫力を出してます。アゴ下から懐中電灯で照らすようなものか。エイリアン、人間、どちらの目線からも考えられるタイトルがすばらしい。エイリアンにしてみれば2千万マイルも離れた場所に連れてきやがってという感じ。生物を見たマリザの「なんて醜い」という言葉にエイリアンが反応しているようで面白い。そんなひどい言葉を発してしまう彼女も、ちょっとでかくなったエイリアンを見る目には慈悲の色が見えるような。エイリアンがかわいそうなんていう同情がまったく無い話しの中で唯一の悲哀でした。ダイナメーションを説明する特典映像が、他のレイ・ハリーハウゼン物に入っているものと同じで映画『シンドバッド 7回目の航海』を紹介しているやつでした。他に予告編が収録されていて、この映画のテロップが簡潔で分かりやすい。予告編の中にマリザ役のジョーン・テイラーさんが出ている空飛ぶ円盤映画があって、それも見たくなりました。

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