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みんな好いとうと♪ [DVDやら映画やら]

ローカルアイドルの映画。でも大売れバンザイという映画ではない。福岡市内を駆け抜ける女の子、さくら。このシーンで福岡がちょっと分かった気がする。しかしあの厚底でよく走れるもの。彼女は Love in Kyusyu 福岡を拠点に九州、全国で活動しているアイドルグループ LinQ の一人。そのグループの中でさくらは天然とかドジっ子扱いの様子。リーダーは「知名度が上がってきて、何か具体的な目標が欲しい」と言うからしっかり者。その目標がマリンメッセ福岡でのライブ。ホームグラウンドは BEST ホール。777回公演というからすごいライブ回数。さすがホーム。ライブの後のサイン会。カードにサインを書きながら目はファンを見ているところがプロ。変な男ばかりかと思ったら、ちゃんと小さな女の子も来てたりしてちょっと安心する。バックステージの通りに Canon のプリンターの箱が積んであって、家電屋さんだなあと思う。めずらしく偉い鈴木がライブにやって来て、来年の3月で LinQ を解散するとメンバーに言い渡す。もちろんマリンメッセ福岡のライブもやらない。メンバーは鈴木に理由を聞くが、はっきりしない。ただ3月までのライブや物販はしっかりこなせと言い残して去っていく。次の日、練習場でさくらはリーダーなつに「このままでよかと?」と詰め寄るが、自分でなんとかしたら?と悠未の反感を買う。さくらは「みんなは独りでやっていけるから冷静になれる、わたしには何もない」と泣き言。そんなさくらを「やるしかなかろう」と小柄な悠未が引っ叩く。鈴木に LinQ を続けさせてほしいと頼むさくらたち。そこにはすでにリーダーのなつも来ていた。そして悠未をはじめとしたメンバーたちもお願いにやってくる。そして鈴木は条件としてミッションを伝える。「福岡県福岡市以外の7つの地でライブを成功させる」「福岡県以外の九州各県で100人相当のライブハウスでチケットをソールドアウトさせる」「東京、秋葉の劇場で7デイズを成功させる」「プロレス本格参戦」といったきびしいミッションが課せられる中、さくら、朝香、彩歌、果奈の4人には「文化祭のイベント成功、客席満杯、お客満足」というミッション。少し拍子抜け気味のさくらたちだったが、現実は地元の文化祭でイベントができることすら怪しい状況。鈴木はそれを知った上で与えたミッションだったのだろうなあ。LinQ の CD を置いてくれる喫茶店のマスターのアドバイスの元、ビラ配りから始めるが、受け取ってもらうことも難しい。マスターの「人を集めればいいだけなのか?」との問いに色々考える。さくらは LinQ を知ってもらうために路上ライブ=フリーライブを提案する。しかし浅香が急に・・・。さあどうなる? これが実際にあった話しなのかは分からないが、アイドルは大変だなあと思いました。偉い人、鈴木はほんとうに LinQ を解散させようと考えていたのか、ハッパをかけたかっただけなのか分かりませんが、ミッションを通じて成長していくメンバーの様子がすばらしいというのは定番ですけど感動。おそらく彼女たちの負けん気は想定内で、最初からミッションを与えるつもりだったのだろうなあ。LinQ の中では、小柄な高木悠未さんとリーダーの天野なつさんが印象に残りました。これを見たのあ高橋かおりさんが出ているから。高橋さんは浅香の母親役。彼女は勉強している浅香に「アイドルはいつまでやるの?」と聞く。もしかしてアイドル活動をよく思っていない母親役かと思ったら、浅香と父親の間の疎通のなさを心配している様子。ドア越しに浅香の練習を聴いて微笑む姿が素晴らしい。その他は浅香のことで夫に話すところと文化祭で娘を観るシーンがある。もうちょっと高橋さんの出番が欲しかった。

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