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人狼ゲーム ロストエデン 後編 [DVDやら映画やら]

冒頭は前篇のダイジェスト映像。相変わらず人狼は面白い。前篇ラストで二人の自称預言者から「人狼」「村人」の両方を告げられたヒロミはどう反撃するのか。ヒロミが投票されれば、霊媒師はヒロミが人狼かどうかが分かる。そうしたら二人の自称預言者の内、偽者は霊媒師を殺そうとするから、霊媒師は自分を護衛してくれと頼む。ヒロミとしては自分を村人とした預言者を信じたい。しかし本物の預言者はとっくにいないことも考えられる。そしてオレは狂人だと共謀を計画していくる人。人狼ゲーム全開の展開。今回はみんなゲームが初めて。ヒロミは少しずつ分かってきた様子で、彼女なりの考えで仲間を作る。迷いながらも覚醒していく様子がそう快。ゲームの中で友人、恋愛、人間関係とかがひも解かれていくのは、人狼ゲームでは初めてだと思うが、運営側にとってそれはただの楽しみなのは分かっている。謝って終わるゲームではない。しかし色々とつながりが見えてくる様は面白い。アレとアレがつながって、その結果が分かる。そしてその最初、その発端が分かったとき、壁のメッセージの意味が分かってくる。それで同じ高校の人を集めることができたのね。その理由は何にしろ、ラストはけっこうむごい。回想による最後の夜の人狼タイムが一人だったよう。それまで霊媒師によると人狼は死んでないはずだったから「霊媒師はウソを言ったのか?」と思ったら、最後からひとつ前に投票されたあの人だったのだなあ。だから人狼はそれを言わせないために殺してしまったのか。逆に言えば人狼側からしたら孤独の戦い。でもみんな勝ちたい。狂人が早く人狼に気づいていれば展開は変わっただろう。ただ憎い奴を叩きのめすか、自分が勝つ道を選ぶか、その選択がテーマのゲームだっだと思いました。「このゲームは2回勝たないと解放されない」というセリフがあるが、そういえば「ビーストサイド」の土屋太鳳さんも2回目だったけか。しかしラストの女子高生に降りかかる展開は見事。次の映画「インフェルノ」に続くからこそでしょうけど。普通なら人狼ゲームパートで映画一本分。それに外世界が加わって二本分。そしてゲームそのものも原点回帰。主人公が村人。おまけに全員一回目。今までの作品たちも当然面白いが、初めて見る人狼として最適かも。長いけど。人狼ゲームに付けられたサブタイトルは役職に関係していて、見終わるとそれがテーマにもつながっている。今回のサブタイトルは「ロストエデン」。役職に係ってはいなさそう。「エデン」は善悪の知識の実がある場所と考えて「学校」とか「クラス」を意味しているのか。次の「インフェルノ」は、ラストのセリフにかかってくるのは間違いないだろうなあ。次の映画はどういう展開になるんだろうか。もしかして刑事たちが運営を捕まえて終わり? でもラストのメンツだと、あのクラスの生徒は半分以上いなくなりそう。それこそクラスが失くなる=「ロストエデン」。面白がっていはいけないが面白かった。あと、教師フタガミの顔がめちゃくちゃ怖かった・・・。


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