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エッジ・オブ・スピード(Alleycats) [DVDやら映画やら]

イエーツ大臣の悪さとそれをアクションカムを装着したメッセンジャー・クリスが目撃してしまったことで始まる物語。奥さんや子供がいるのにエロな悪さをするイエーツ。イエーツから金をもらってそれをもみ消す役回りの始末屋シド。シドに情報を流す刑事。このあたりはよくありそうなクズ相関図。ジェイクが最後付近で「クリスも~」なんて余計なことを言うから、このままではクリスも悪い人? でも冒頭の電話の相手がジェイクだとすると関係しているのか? ジェイクとイエーツは関係あり? そして娘を探すバイクのオヤジ、ジョージ。彼とクリスの妹ダニーはひともん着の上、互いに協力しあう。ジョージの娘もエロ大臣の毒牙にかかったか? と思いきや・・・。それを男1女2の三角関係やそれをはやしたてるバカな仲間がさらにややこしくさせる。犯罪のストーリーの他に描きたかったのは、自転車チームの様子。パーティーピーポーなところやレースシーンでしょう。街中で外灯に自転車を留めるときの鎖がけっこう太くて立派な凶器になるところがすごい。最初のレースシーンでは Motorhead の Ace Of Spades が流れる。スージー役のソノヤ・ミズノさんは「エクス・マキナ」に出ていた人だが印象がちがって分からなかった。情けそうな顔をしているジェイクが脱いだらムキムキなのが意外。抜け出したり止めをさしたりと、ボテルでの力業におどろく。ダニーの腕のタトゥーも予想外でちょっと引く。でもパーティーシーンでは自転車仲間が楽しくタトゥーを入れてもらっていたシーンがあったので、タトゥーを入れるのもお気楽なのか。イエーツが元凶なのは当たりまえ、その他におかしいやつ・ゲスなやつは誰なのか。でもジェイクはいったい何をしたかったんだ? 一回見ただけでは分からなかった。ダニーの兄、クリスも一枚絡んでいたのか?・・・うーん、と悩みながらも最後のダニーの啖呵にスッキリする。議員になると偉くなったと勘違いするのはどの国でもいっしょなのだなあ。ダニーを演じるエレノア・トムリンソンさんの自転車シーンが多い。パーカーのフードを被ったり、マスクをつけたりしているのでレースシーンとかは吹き替えもかもしれない。でも太ももがけっこう立派そうで、実際に乗っているのかも。もうちょっと自転車暴走シーンが見たい。レースだけではなく、自転車対バイクや自動車とか。あと自転車リペアシーンやそのクローズアップとかがあると自転車マニアも喜ぶのでは。


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GHOUL グール(GHOUL) [DVDやら映画やら]

P.O.V. な映画。1932年、スターリンがウクライナに飢餓をもたらした。ホロモードルと呼ばれた大飢きん。そして多くの人が人肉で生き延びたという。つまりカンニバリズム。「20世紀の食人」というドキュメンタリーを作るためにアメリカからキエフにやってきた三人の若者たち。彼らは食人で起訴されたボリス・グラスコウにインタビューをするという。その途中で村人に飢きんのときの様子を聞き、ボリスの聴取に関わった国立図書館の教授や、彼が働いていた職場の人に話しを聞いたりする。そしてボリスのところに着いたと思ったらギャラを上げろと言われる。よくありそうな話し。そこでボリスは女性通訳のカタリーナにお下品な態度をとったり、年齢を聞いたりするのだが、なぜそんなことを聞くのか? それがけっこうポイントだったりする? クルー三人とカタリーナ、そして案内人のワレリーに魔女と呼ばれているイナも加わって、ボリスの話しを聞くための家に行く。これがボリスがカギを渡してくれた家。この家でみなさんギャー!っという話しになる。魔女と呼ばれる霊能力者のイネは家に入りたくないと言うし、あやしさ満点の家。だいたいボリスが紹介した家という時点で不気味。食卓のウォッカにぼかしがかかっているのは、スポンサーの関係か、ドキュメンタリーという体裁のリアリティーを増すためか。村人でも顔にぼかしがかかっている人もいたし、この映画は残されたカメラを誰かが見つけて、録画された映像を仕上げたものという設定なのだろう。しかし誰が見つけたものか。ちょっとの隙にライアンが落ちてしまった穴が無くっているのが怖い。暗い通路では灯が無ければ移動できないし、点けてると見つかるし、大声で仲間を呼んでも見つかるしというジレンマ。生き残る者はいるのか? それなら誰が生き残るのか? 見終わってから DVD メニューの画像を見ていると、けっこうネタバレな画像だなあと思った。食人鬼がうじゃうじゃ襲ってくるのではなく、呪いがメインの話しだった。どちらかというと村一つがみんな食人していて、一人ずついなくなっていくというような話しが良かったかも。でもそんな映画は他にもあったか。


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Making h-Bass 7 [Making]

テールピースを買う予定だったが、マネーが見当たらないので作ることにする。どうしようかと考えたが、前に失敗したローズウッド部材を切って、

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サンダーで整形して、

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メイプルの端材も整形して、

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メイプル材の形を整えたらトリマーで少し掘って、テールピース固定用穴を開けて、

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整形した部材を接着して、

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サンダーできれいにする。

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弦が通る溝を作るためにバンドソーで切り込みを入れる。

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弦のボールエンドが当たる部分はL型アルミ材にする。さっきの部品のトリマーで掘った部分に貼り付ける。

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バンドソーで入れた切り込みに合わせて切ったり掘ったり削ったり。

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こうなる。

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上から見たところ。

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両サイドにローズウッドの切れ端を貼り付ける。

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こうなった。まだ前側にメイプルが見えている。

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メイプル部分にローズウッドの端切れを接着。

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弦が通るスリットをつけてきれいにする。

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メイプル材を芯にしたテールピースの出来上がり。これは上から見たところ。

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裏面の様子。

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ボディトップにテールピース固定用ナットを埋める穴を開ける。

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鬼目ナットを埋める。

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こんな風に止まる。

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弦を通したところ。このテールピースのポイントは、テールピースを外すと弦も外れるところ。ネックを外す時に便利。

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ああああああ疲れた。

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ベイビー・ドライバー(BABY DRIVER) [DVDやら映画やら]

SONY の名前がかっこいい。ジョン・スペンサーの「ベルボトムズ」をバックに冒頭から踊るように走るベイビー。最後の車を乗りかえるシーンがにくい。一息ついて流れるのが「ハーレム・シャッフル」。以降、ベイビーの iPod や オーディオにシンクロして流れる音楽がかっこいい。ジェイミー・フォックスさんの強盗シーンではダムドの「ニート・ニート・ニート」。ジャスにソウル、そしてパンクまで、幅広いプレイリストがすばらしい。話し好きの可愛いデボラは、イギリス貴族の令嬢を演じてた人だろうか。ラスト、彼女の踏み込みを抑えるベイビーがかっこいい。悪い奴が多いなか、あの人が意外なところで良いところを見せてくれるところがけっこう救い。ベイビーについてはミステリーな部分が多い。これはイメージシーンからの想像だが、ベイビーの母親は歌手だった。その仕事のせいか夫との関係は少し上手くいっていなかった? そしてベイビーの音楽好きは幼少時にプレゼントされた初代 iPod から始まった。親子三人が乗っていた車の事故によって両親を失った。そして彼は耳鳴りを紛らわせるためにイヤフォンで音楽を聴き続ける。同居する老人はいったいどなた? 彼は強盗チームの頭であるドクから大変な借金をしているようだがどうして? 彼がどうやってドライビングテクニックを身に付けたのか? でも展開の早さでそんなことを気にする暇もない。ベイビーが銀行強盗の現場を見る表情が秀逸。おそらく彼は人を傷つける行為に敏感で、バッツは限りなく不快な存在だったんでしょう。ベイビーの目線でなくても、誰が見てもバッツはひどいやつなので、郵便局裏口で車を出すシーンは、グロいがけっこうスッキリ。ベイビーの録音した会話を使った曲作りの様子が、Apple のガレージバンドをそのまま具現化したみたいで面白い、というか彼のような曲作りがガレージバンドになったのでは。鼻無しエディ役の FLEA =フリーって、レッチリのフリーさんだったのでしょうか。映画終わりの SONY のフレーズだろう "BE MOVED" が映画の内容にも引っかかっているようでナイス。デボラも素敵だがバディの恋人ダーリンも美人。めちゃくちゃ面白かった。


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Making h-Bass 6 [Making]

ネックポケットのルーティング用テンプレートを作る。

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仕込み角度が 2度 になるように考えた。

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ルーティング前にボルト用の穴を開けておく。が・・・色々あって開けなおす。メイプルの端切れをサンダーで丸くしてプラグを作る。こういうことがなかったら、半分の時間でできるんだが。

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テンプレートを当てる。ほんとうにトリマーでギューンとやっていいのか何度も考える。掘り始めたら後には引けない。ほんとうに、ほんとうに良いのか?

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色々確認してトリマーで掘り始める。一気に掘らずに 5mm くらいから。角度をつけているのでヘッド側からマホガニーが見えてくる。

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掘り終わった。

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ネックをポケットに合わせてみる。気持ちが良いくらいぴったりだった。ネックにフレットボードが無いしトラスロッドも見当たらないが、ネックポケットのルーティング作業はネックとフレットボードを貼り付ける以前に行っていたのだった!!!

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ボディ全体の表。

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ボディ全体の裏。

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ネックジョイントプレート部分の掘り込み。前のギターを作ったときに使ったテンプレートを当てる。

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トリマーで掘る。

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こうなった。

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ボデイの外周をボーズビットで丸める。バインディングが面倒なわけではなく、バインディングがきらいだから付けないのだ!!!

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裏と表も丸める。

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後でもうちょっと大きいボーズビットでさらに丸めた。

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ヘッドの穴あけ。

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ネックエンドにボルト固定用ナットを埋める穴を開ける。

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ナットをねじ込む。

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ネックジョイントプレートの掘り込み部分で上側を削ってしまったが、やっぱりフェンスを作る。端材から部品を切り出して接着。

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削って調整。

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隙間がちょっと空いたので薄木で埋める。

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あああああ疲れた。

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Making h-Bass 5 [Making]

フレット打ち。塗装を除いてこれがいちばん好きでないかもしれない。

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Stewmac の #146 を使ってみた。

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打ち終わったフレット端をカットした後、フレットボードきわまで削り落とす。いつも使うのは TAJIMA サンダー。ガリガリが気持ちいい。この作業はけっこう好きかも。

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フレットボードを貼る前に、ネック裏をある程度トリマーで削っておく。まずはネックジョイントの手前部分の曲線のテンプレートを作る。このテンプレートを作る作業がいちばんきらいかもしれない。

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それを当ててネックエンド部の手前を掘る。

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続いてヘッド側も掘る。

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ネックエンド・ヘッド側の曲線に掘った部分を始点・終点にしてトリマーで掘りまくる。ホントならボール盤にプレナーとかがあると一発なんだろうなあ。掘るのは好きだが音がうるさい。木くず飛ぶし。やっぱり好きでない作業かもしれない。

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フレットボート裏にサンドペーパーをかけておく。

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接着剤が逃げるための穴あけ。これで食いつきも良くなると思っているので。きっと良くなる。良くなるのではないかな。良くならないかもしれないと、〇だまさしも言っていた。

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接着剤塗布前にトラスロッドをマスキング。

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フレットボードとネックの貼付けにはタイトボンドの愉快な仲間、リキッドハイドグルーにした。液体にかわ接着剤なので他のタイトボンドとちがって、ちょっと臭いががまんする。ネックサイドにはハイドグルーが垂れても良いように、あらかじめマスキングテープを貼っておく。あまりに垂れると拭き取りが追い付かないので。

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臭いにがまんして塗る。

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臭いにがまんしてもうちょっと塗る。案外この匂いがいちばん好きかもしれない。あとボーンナットを削る匂いとか。しかしボーンって骨。骨がやける匂いが好きなんて変態ではないか。

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フレットボードとネックの締め付けシーンをすっ飛ばして、いきなり接着されたところ。接着中に色々あったことを見せたくないわけではない。絶対にそんなわけはない。

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ヘッド側の垂れてしまったハイドグルーを落とす。ネックサイドはテープで養生していたので被害なし。

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フレットボードの端の調整~ネックのシェイピング。

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さらにネックのシェイピング。シェイピングは後々も何度も何度も行われたのだった。この作業は少しだけ好きかもしれない。

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ああああ疲れた。

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フランクリン タイトボンド リキッドハイドグルー(液体にかわ) 8oz(260g)

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タジマ サンダーSA-50型 中目 SA-50C
TJMデザイン

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WXIII 機動警察パトレイバー [DVDやら映画やら]

劇場版第3作。これは面白い。主役は刑事と犯人。特車二課とパトレイバーの活躍はラストくらいだし、いわゆるスピンオフ作品と呼べるものか。タイトルもパトレイバーよりも作中で登場する WXIII がメイン。それに第3作を表す「3」も見当たらない。アニメ絵のタッチが劇場版第2作からさらにシリアスになる。作画の線も細く、ヌルっとした感じの動き。麻雀マンガの「哭きの竜」っぽく見えるときもある。このシリアスさの中で太田の豪傑さ加減がちょっとコミカル過ぎ。人体組織とか遺伝子を云々というとビオランテを連想する。劇中のセリフに、生命力と縁の無さそうなガン細胞が実は生命力に満ちているのではないか?と思わせてくれる。電車の中で登場する新聞の年号は昭和75年で西暦2000年。昭和が続いている設定。SF なのだから異論はない。そうすると天皇はなんらかの手段で高寿命を得ることができた世界なのか。もしくは単純に「年号を変えない法案」が国会を通ったのか。色々気になる。高寿命の世界であるとするならギリギリの倫理観の世界かもしれない。連続殺人の犯人は誰なのか、どのようにして WXIII が誕生したのかという話しで進んでいきますけど、それを隠そうとする国や会社のおかしさの方が際立った印象。この隠ぺい体質への批判は第1作から変わらない。見終わるとこの話しにパトレイバーが必要だったのかと考えてしまうが、WXIII がレイバーを鎧にしたり、怪獣映画的な対決シーンとかはパトレイバーが登場するからこそ。暗い夜のスタジアムの中、パトレイバーが逆光の中登場するシーンが印象に残る。おごそかなピアノをバックに展開される情況は熱いながらも、攻撃しながらも逃げる隊員たちや女性科学者の憂う様子が悲壮感を増してくれる名シーン。WXIII の首から頭が男性自身の形に見えたり、鎧の下に女性の乳房らしいの胸が見えるところは、両性具有とか何か意図された造型なのだろうか。最後の気象情報らしいアナウンスでは大連や香港、マニラ、そして富士山などの情報が流れているが、設定された時代と関係しているのか。日本語字幕が付いてくれたのがエポック。ささやくような話しと騒音の差が大きくて、ボリュームを上げると心臓に悪いことがあるので。パトレイバーに登場する犯罪は、その理由が意味をなさなくなることがほとんど。女性科学者は罪の意識を感じていたのか。母娘の愛情による過剰なお涙ください的展開がないところが良かった。いちばんの犯罪は隠ぺいに他ならない。これもまたシリーズ共通。面白かった。


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WXIII 機動警察パトレイバー
機動警察パトレイバー2 the Movie
機動警察パトレイバー劇場版
THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦


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機動警察パトレイバー2 the Movie [DVDやら映画やら]

劇場版第1作にくらべてアニメの質感が重いというか暗い感じ。あきらかに手描きではないところもあって、地下経路を説明するシーンなどはデジタル作画なんでしょうか。キャラクターもマンガ風味からちょっとハードボイルド。かわぐちかいじさんのマンガっぽくも見える。主役は特車二課の後藤隊長なのだろう。彼と仲間の刑事の暗躍が光る。しかしそのおかげで同じ隊長の南雲に怒られたりする。PKO 活動中に受けた攻撃から生き残った一人の男。PKO というから自衛官なのだろう。この自衛官が騒動の発端。前作のコンピュータ・ウィルステロにくらべてちょっとは理由がありそうですが、それは見ないと分からない。携帯電話が登場する。「あの人にも携帯電話~」とか南雲が口にするところも時代的。この映画を観ていると、後の実写映画「首都決戦」はこれに関係するものだと容易に分かるし、「首都決戦」はこの映画の世界を実写で再現したかったのかと思う。同じところが攻撃されているし偉い人たちの会議シーンもそっくり。時代は繰り返すということもあるが、作り手側はよほどこのテーマや筋に思い入れがあるのでしょうか。戦闘ヘリをあやつるパイロットの口元とか表情も女パイロット灰原に似ているような。雪の中、特車二課たちが玄関先で決起するところは、二・二六事件のクーデターのよう。特に雪の白さが戒厳令とか決起の雰囲気に見えるのは、忠臣蔵とか時代劇からの定番かも。雪の白と血の赤は国旗のようだし。失礼とは分かりながらもロマンチックだしノスタルジーに思う。自動販売機の上に置かれた空き缶がリアル。実際にそんな風景を見なければ描けないのではと思う。無人飛行船による「情況」もなるほどなあと思う。試しに小っちゃい爆発で脅しをかけたりする話しはよくあるが、この飛行船は被害を与えていないだろうところが上手い。最後の飛行船も不気味。常に標的にされているという印象を与えてくれる。どうしてもいやなシーンは、特車二課の隊員が我が物顔でコンビニで買い占めするところ。後はどなってばかりの太田の勉強しなさすぎな行動。アニメとかマンガにはお約束なキャラクターかもしれませんけど。これらが無かったら息をつかずに見ていられたはず。実に良い話しなのにちょっともったいない。でも面白かったから良いか。


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WXIII 機動警察パトレイバー
機動警察パトレイバー2 the Movie
機動警察パトレイバー劇場版
THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦


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Making h-Bass 4 [Making]

ネックとフレットボードの木取り。

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ヘッド用テンプレートを作る。

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トリマーでトラスロッドのルーティング。ヘッド側に開始位置用の穴開け。

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ネックエンド側にも終点用穴あけ。

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この穴の間をルーティング。ついでにバンドソーで切り出すガイドを兼ねてネックの輪郭もルーティングしておく。ヘッド側。

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ネックエンド側。

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トラスロッドは、マーチンスタイルにした。ヘッド側トラスロッド。

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ネックエンド側トラスロッド。

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ヘッドのテンプレートを当てたり、色々やってネックを切り出す。結局バンドソーは使わずにトリマーだけで切り出した。

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ヘッド部の落とし込みの途中。段々にならないように気を付けて、何度もトリマを往復させます。トリマは値段の高い電子式の方がそれなりに扱いやすい。

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いきなりフレットのスロット切り。この前に指板を切り出している。黒くてごついのは LMI のガイド。テンプレートは使わず、というか無いため、型紙の線に合わせて 1・2弦側だけスロットを切る。斜めに切ることになるので、深さが「中央浅い~端が深い」になる。

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フレット用の小さいノコが無いので、プラスチックカッターや押し挽きノコを使って中央側を削るように掘る。

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フレットボードのラウンド付け。

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実はフレットの無い方の端にもフレットライン用のスロットを切っていた。そこにメイプルを薄くした突板を接着。

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フレットボードサイドにドットポジションを埋め込む。今なら光る素材の奴とか、LED だとかを埋め込むんだろうなあ。でも持って無いし。マネー無いし。

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ナット用のスロットを切っておく。

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フレットラインの突板の接着が乾いたようなのではみ出たところを削り消す。この後、細かいサンドペーパーでもう一度フレットボード表面をサンディング。

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あああ疲れた。

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Fret Saw | stewmac.com https://www.stewmac.com/Luthier_Tools/Tools_by_Job/Tools_for_Fretting/Saws_and_slots/Fret_Saw.html


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U-channel Truss Rod | stewmac.com https://www.stewmac.com/Materials_and_Supplies/Truss_Rods/U-channel_Truss_Rod.html


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8" Radius Blocks Essential Set, Set of 5 | stewmac.com https://www.stewmac.com/Luthier_Tools/Tools_by_Job/Tools_for_Leveling/8_Radius_Blocks_Essential_Set_Set_of_5.html


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リョービ(RYOBI) 電子トリマ TRE-60V 軸径6mm 628616A



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機動警察パトレイバー劇場版 [DVDやら映画やら]

コンピューター・ウィルスによるレイバーの暴走を阻止しようと特車二課が奮闘する話し。そのウィルスを作り出したのはおそらく帆場という技術者なのだが、彼がなぜそんなことしたのかは分からない。そのはっきりしない目的よりもどのように仕組まれたウィルスが発動するのかという謎解きがメイン。主人公はあえて言えば特車二課のユーマだが、後藤がいなければ進まない話し。理解間違いでなければ、映画を観る限り南雲や後藤以下はみなさん警察官で自衛隊ではない。でかいレイバーを出動させるのもパトカーに乗っていくようなもので、政府の命令がなくては動けない自衛隊よりも尻が軽そう。逆に考えればよく特車二課なんて課が成立されたもの。パトレイバーの持つでかい銃なんて警察の範ちゅうを超えてバズーガ砲にみたいだし。考えてみれば実際に工事とかで使われているバカでかいタイヤのトラックやトレーラーとか、多数のアームを持った重機も、みなさん戦車みたいな武器のようなもの。それに足や手が付いたと思えば納得か。暴走する工事用レイバーにパトレイバーが対応するシーンでの下町と都会の描き方が、下から見たり俯かんで見たりとても映画的。最近だとシン・ゴジラで見たような風景。声が聴き取りづらくてボリュームを上げると、今度はめちゃくちゃ叫んだりして心臓に悪い。後藤小隊長の部屋の行き先表示板がリアル。エンドロールの音楽がちょっと合わないような。騒動の発端となるバビロン・プロジェクトのエンジニア帆場=ほば=エホバ。でもエホバではなくてほんとうはヤーベ。聖書を引用されると、なんだか頭が良くなった気がする。


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WXIII 機動警察パトレイバー
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機動警察パトレイバー劇場版
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Making h-Bass 3 [Making]

スプルースのトップ板を用意する。端切れの板を使うので、つぎ足しが必要。長物の平面を出すには Stewmac の Fret/Fingerboard Levelers が役に立つ。これがt無いと隙間だらけになる。

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切り出し済みのトップに下部を継ぎ足し。

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さらに上部を継ぎ足し。

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サイドに合わせて外周をバンドソーで切る。

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チップしたところあり。でもあわてない。

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チップしたところに小さく切り出した板を張り付けて接着・押さえ付けて直す。

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今度はバック板。メイプル。バンドソーの逃げる部分を穴あけして切りだす。

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組み込んだ後でサンダーをかけるのは大変なので、先にギリギリまで削っておく。一般のでかいエコノミーサンダーなら材料を平面に置いて使うのだが、RYOBI だと縦にしないといけないので大変。手製の垂直ガイドが必須。この垂直ガイドが普通のエコノミーサンダーなら水平面になる。

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ブレイスというかバック板の補強材を切り出す。これはネックを切り出した時のメイプル端切れ。長いのと、

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こっちは短いの。

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平面を調整して、

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バックに貼付け。

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さらに中央部分の補強を切り出して、

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バックに貼付ける。

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ああ疲れた。

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Making h-Bass 2 [Making]

まずサイド片側の内面を、

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バンドソーで切り出し。

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こうなる。こんな調子で反対側も切る。

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両サイド。カッタウェイ部分は切りずらいので別なパーツになっている。

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カッタウェイ部分を接着。

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こうなる。

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切り出したエンドとネックポケットのブロックを接着。

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エンドブロックの外周を切る。

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同様にネックポケットブロックの外周を切る。

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サイドとエンド・ネックポケットブロックをこんな風に接着する。

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接着前に再度チェック。隙間がないことと締め付ける場所を確認。ハタ金やクランプが締めやすいように、一部の角は残してある。

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接着中。

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接着後。ハタ金・クランプ締め付けで使った角は切る。

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天気が良いので接着中は屋根掃除をしたりする。ハトのフンが意外に少なかった。フンは鋼板に悪い。

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ああ疲れた。

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