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襲う!! [DVDやら映画やら]

タイトルが左隅に表示されるのが印象的。小川亜佐美さん演じる婦人警官クミコ。同僚のエイコが笑いながら見ているエロ本を理性がじゃまをして見られない。そんなんだからエッチに関してはあまり積極的ではない様子。そんなクミコを襲う NISSAN のダンプカー。スピルバーグ監督の「激突」ですか。あれも保安官が襲われていたような。クミコを乗せた城西署パトカーは、前は柵にぶつかり、後ろはダンプに押されてグシャグシャ。リアガラスにフロントガラスも割れてしまう。悲鳴を上げて気を失うクミコ。そして襲われる。このときの音楽がクラシック。オープニングもクラシックだった。クミコは警察官としての自分を恨んでいる男たちの仕業ないかと考えるが、その男たちを回想するシーンの分かりやすさがすばらしい。クミコが以前捕まえた男を探す中、彼女以外、全員エッチ中というのがすごい。その頃、仕事をクミコに押し付けた同僚のエイコまで、商社の不倫?相手と会議室でエッチしながら「結婚してくれないの!」と泣き出す始末。中盤以降ではクミコに対して非道なことまでしてしまう。疲れ果てたクミコは姉の家で休もうとしたら今度は義兄が・・・どうにも男にせまられてしまう女性らしい。警察署内のクミコ。廊下を歩いていると鳴り始めるクラシック。安全なはずの場所でもしかして・・・やっぱり襲われてしまった。手錠や白いテープが車のときと同じ人間であることを物語っている。クミコがテープを外すときの表情がすばらしい。一人部屋で苦悶する姿の背景にコケシが映ってしまうのが何だかエッチ。このとき彼女は自分の中で起こっていた変化に気づいていたのだろう。とにかく襲われてしまうクミコ。真昼間、駐車違反の取締りをしている最中にも襲われる。そもそもが相棒のエイコがいつも仕事をサボっているせいでもある。クミコにとってはひどいシーンの連続だが、襲われた後、暗闇の中のクミコの背景に浮かぶオブジェとかに、文芸的なカットに芸術だなあと思ってしまうのはまずいこと。エロ本も避けていたクミコが襲われることによって変わっていく。彼女の欲望はエイコや恋人の上を行ってしまう。連続強姦魔がついにつかまったかと思ったら、おそらく襲い方がちがう。はたして執拗にクミコを襲う人はつかまるのか? 最後の笑顔は希望か否か。面白すぎ。小川さんの表情がすばらしい映画。車でエッチ中の女性のアイメイクが恐ろしかった。


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当然ながら GEO ではアダルト扱い


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