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電撃!! ストラダ5 Vol.3 [DVDやら映画やら]

制作は日活株式会社だったようで、大人向けの役者さんが多いのもちょっと納得。終わってみると、日活が役者さんたちの活躍の場を広げるために制作した作品かなと思ったりする。これだけ岡崎さんや山科さん、女優さんたちを観ると、アマゾンとかちょっとエッチなやつも見たくなる。
第9話: アンドロメダの幼友達ジョージ・ミヤモトは宇宙飛行士。他の回でもジョージというのがいたような。彼は宇宙から帰ってきたばかり。彼ら宇宙飛行士たちの会見をテレビで見ているストラダの5人。テーブルにはしっかりペプシコーラが置いてある。古い友人と楽しそうに会いにでかけるオリオンに「拳銃を持っていけ」と言うアンドロメダ。テレパシーで嫌な予感がしたらしい。そして会った友人はなんとビッグノヴァの一員になっていた。久々に会ったら変な団体に入っていたとか現実的にもありそうな展開。ジョージとアンドロメダのデートを監視するアポロとペガサス。ペガサスはちょっとやきもち気味。ジョージはデート中に展示されていた日産スカイラインGT2000を買い、二人で波止場へ。実際に買って見せる場面を作るなんてこれ以上の協賛は無い。アンドロメダを助けるため、ジュピターもフィールドに飛び出し、自ら「ストラダアップ!」の号令。そうすると宍戸さんもあの制服を着るのか?・・・と思ったら着なかった。これは役者としての意地か。ビッグノヴァの目的は宇宙病に犯されたジョージから病原菌を取り出し、ばらまくこと。失敗した隊長は死刑なのだが、どうやって死刑にするのかがだんだん楽しみになってくる。
第10話: 任務に失敗したか裏切ったか、拷問を受けているビッグノヴァ隊員。彼を北島マヤさんがいたぶってくれる。出だしから残忍。ビッグノヴァは爆弾で混乱している隙を見て金を盗むという案外正当な作戦。大事なのはその作戦ではなくて、そのために暗号をやりとりするのだが、その現場を目撃されてしまい、その情報を得たストラダ5が乗り出してあら大変!というのが主な話題。この回の見所はオリオンの変装。ヒゲのメキシカン姿でギターまで構えてくれる。さすが日活。ほぼ小林旭さんリスペクト。しかし廃車場でのアクションはかなり危険そう。車が崩れ落ちてきそうでヒヤヒヤする。幼児ではないけれど、ストーリーに子供が絡んだのは初めてではないだろうか。今までは意図的に外していたのかもしれない。今回の隊長、東京ナンバー10は北島さん。どんな最期になるかと思ったら・・・相変わらず意地の悪いアスモディだった。予告のしめは「ばっちり見よう!」
第11話: 護送中の犯人を誘拐するビッグノヴァ。スカーフで顔を隠している女性が今回の隊長だろう。オリオンは昔の知り合いらしい女性に会う。彼女が梢ひとみさんとはお父さん気まずい。彼女とオリオンの間には何があったのか? 後半で驚がくの事実があきらかになる。ビッグノヴァが狙うのはインターポール日本支部で開発された犯罪分析機。これは現場に残された数少ないデータで犯人を割り出す優れもので、これを破壊したい。場面変わっていつものテレパシーのようだが激しく苦悶するアンドロメダ。ヘッドストロング内で監視しているジュピターも、乱れるばかりのイメージビジョンを見て心配する。二人の戸惑いをよそにもう一人の女性がテレパシーらしいものを使っている。どうやらこの女性とアンドロメダのテレパシー対決になる予感。タバコをプカプカ吸いながら刑務所の前でうろうろするチンピラはあきらかにアポロ。このシーンの音楽がブギーで軽快。アンドロメダのテレパシーにより刑務所の前に集まったが問題なし。何者かが彼女のテレパシーを妨害したり誤ったイメージを送ったりしたらしい。その人が梢さんだった。二人が苦悶のテレパシー顔で対決する夢の回。当然隊長の東京ナンバー11は死刑になってしまうが、いつのまにあんな仕掛けを作ったの? 予想外はオリオンと梢さんの学生服姿。どんなことでも復しゅうのきっかけになるのが怖い。
第12話: いきなりアスモディが日本人に向かって大胆告白。「10年前、アメリカ大統領の J.F.ケネディをダラスで暗殺した」と言う。えっ?と思ったら「~時に使った狙撃銃を手に入れた」だった。その銃を見せびらかし、日本で火をふかせるらしい。果たして誰が暗殺されるのか? ストラダ5は止めることができるのか? という話しかと思ったら、さすがジュピター、狙われているのはアルメニア共和国のケリー司法長官だと既に分かっていた。阻止に燃えるペガサスだが守る前にやられちゃ仕方がない。面白いところは逃げる犯人にぶつかった女性が唯一の目撃者になるのだが、その女性は目が不自由。そこからどうやって犯人を割り出すのか? 次の狙いはアルメニア大統領。アルメニアと国交を断絶されたら石油が入らず、日本経済大ピンチ。それがビックノヴァの目的だった。スナイパーがベトナム戦争帰りのイーグルだと分かったが、不気味なのはなかなか姿を現さない東京ナンバー12。それは予想外の人だった! そしてアスモディの死刑方法がまた渋い。声では笑いながらピクリともしないアスモディのマスクが不気味。ジュピターはすべてお見通しのようだった。
第13話: ついに最終回。ビッグノヴァは原爆よりもはるかに強力な兵器を奪おうとするが、アンドロメダのテレパシーにより全てお見通し。開始早々すぐに阻止されてしまう。アンドロメダの、仲間の肩を使ってジャンプする攻撃は初めて。スカートがひるがえる様がかっこいい。東京ナンバー13は死刑されようとするが、ストラダ5が情報を得るために助けるという展開が新しい。なぜ今までこうならなかったのか。父親の復しゅうに燃えるペガサスはほとんど拷問という行為で白状させようとするが、ストラダの仲間やジュピターに止められる。葛藤するペガサス。アスモディが握りつぶすグラスがプラスチック製。小松方正さんが回想でちょっとだけ登場。オリオンとルナが東京ナンバー13を護送するが兵器もろとも奪われる。このあたりのミスがなくなれば事件は毎回すぐに終わるはず。基地を飛び出して逃げるアスモディをペガサスが追いかけるのだが、カーチェイスから海上をボートで追いかけたり忙しい。このときの音楽がオルガンによるジャズで大人な雰囲気。そして彼のピンチを救うのがジュピター。エースのジョーばりの早撃ちを見せてくれる。この銃撃シーンがラストのカギになる。果たしてペガサスはアスモディに復しゅうを遂げることができるのか。しかしどこかで見たようなシーンがあるなあと思ったら、タイトルロールで使われているものみたい。ということは、すべて撮り終わっていたか、最後の回から撮っていたのか。今回は登場する女性はアンドロメダだけという、最終回のわりには華のないような。ちょっとさみしいが、日活アクションっぽい回だった。
ああ面白かった。「アンドロメダ」は最後まで「アンドロメガ」表記だった。

GEOの紹介ページ
https://rental.geo-online.co.jp/detail-124032.html

電撃!! ストラダ5 Vol.3
電撃!! ストラダ5 Vol.2
電撃!! ストラダ5 Vol.1


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