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レッド・ステイト(Red State) [DVDやら映画やら]

「グリーンルーム」が緑でネオナチに対して、こっちは「赤」。ケリー・ビシェさんが出ているので見た。初っ端から同性愛をディスりまくり。この辺りの騒ぎは対象は違えど最近の映画、「サバービコン」のオープニングを思い出させます。清々しいほどのきらいっぷり。信仰を説く「父」「じいじ」と呼ばれる牧師がとてもでかく見える。同性愛だけではなく、複数によるものとかみだらな行為全般を排除している様子。牧師が無線で実はあの趣向な保安官を脅すセリフがまたすごい。捜査官たちが着るジャケットのバックプリント "AGENT" が印象的。これは確実に牧師たちとの立場の違いをしらしめるためだろう。牧師の銃が火を吹いたことで始まった戦い。牧師側はもともと狂信的で、歯向かってくれば戦うのみなのだが、捜査官側、つまり国側もけっこう非道。シャイアン役のビシェさんは相変わらずの美貌。主義や信仰と権力の戦いの中でビシェさんと子供たちを救おうとする彼女の心だけが救い。争いはひょんなことで終わるのだがその理由が意外。信仰には信仰でということか。事情聴取で捜査官は命令に背いた理由を聞かれる。裁判にかけずに皆殺しはひどいという理由だと思っていたが、彼の説明がよく分からなかった。警官や軍隊は命令に従うべきか否か。権力や信仰に従うべきかどうなのか。単なるエグい映画かと思ったが、終わってみればそんな感じになる。エンドロール最後の、「監督は感謝しよう、"Why?"と決して言わず、"Why not?" と言ってくれた人に」というような言葉が、この映画を作ることの困難さを表している様子。トラヴィスたち三人が車で出かけるときに流れる曲のギターのイントロがかっこいい。こういう映画こそ英語字幕が見たい。「カスの付いた~を」どうたらこうたらとかいったゲスいセリフを読みたい。DVD ジャケットの銃をかまえた女性はビシェさんだろう。面白かった。


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