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リベンジ・リスト(I AM WRATH) [DVDやら映画やら]

アメリカの復讐物。物騒なアメリカ社会を紹介するタイトルロール。奥さんを殺した犯人を見つけながら警察は何もしない。ブチ切れるスタンリー。部隊仲間の友人のデニスは復讐ならやめろというが、なんだかんだと加勢してしまう。デニスはなかなか情報やメカ通で武器や機器にも詳しい。自分で装置を組み上げたりする。あきらかに外は白人無用のハーレムな場所なのに「席を外せ」と言われる知事の女秘書がかわいそう。足でバットを受けるところがめちゃくちゃ痛そう。娘のアビーと夫が狙われた後の「お前たちは安全だ」というセリフの信用性の無さに笑ってしまう。奥さんの葬儀のときから登場する神父さんが何かやらかすのではないかと考えたがどうなることか。タトゥーの店のシーンが怖い。あやしいそうなやつに背中を見せて彫らせるなんてどうにかしてる。怒りに燃える復讐映画といえば、「ジョン・ウィック」や「狼の死刑宣告」とか一匹狼物が多そうだが、この映画は相棒がいるところが面白いというかちょっと気楽。彼が足を洗ったのは奥さんに出会ったためなようだが、実のところはその機会をうかがっていたのかもしれない。そして奥さんが殺された理由はなんなのか。ただの通りすがり? 単純な復讐話しで終わらないところが面白い。総合的には主人公のスタンリーより相棒デニスの方が強そう。スタンリー本人も、仕事だったとはいえ、自分の過去を悔いている。そして時々フラッシュバックされる奥さんの「私のために足を洗ってくれた」的な言葉から、復讐にもちょっと葛藤がありそうなところも面白い。いちばん偉かったのはアビーの夫ではないだろうか。普通なら「別れてやる!」とか泣いちゃいそう。面白かった。それにしてもベビーシッターが浮かばれない・・・。晴れ。


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