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少女 [DVDやら映画やら]

「子どもなんか試験管~」、これは究極の少子化対策なのだろうなあ。人間、本当に困ったら、知らないうちにそんな子供が増えていたりして。原稿用紙の上を走る太い鉛筆がすばらしい。電車の中から手を振る山本さんがかわいい。しかし駅を出た後が怖い。笑顔の話しで「エロカメラマンか!」の返しに笑う。実際のモデル経験からだろうか。タッチーたちに近づく本田さんには下心があるのは見え見えだが、彼らに対する笑顔は本物かも。滝沢おじさんが頭おかしい。でも本田さんが稲垣さんのところに行ったところを見ると、「知ってるかも」とか言っていたのはウソではなかったようだ。その稲垣さんがかっこいい。本当なら山本さんをイビリまくるかもしれない。彼と息子役の人の雰囲気がよく似ている。度々登場する言葉が因果応報。もしかして駅で手を貸してしまった山本さんになんかあるのか。あれだけひどい過去があるのにそれは勘弁。みなさんそれぞれ後でバチ当たりしそうなことをやっているが、どうせあるなら転校生に当ててほしい。誰が悪かったか? 元をたどれば同級生たちだが、話しをややこしくしたのはアホな自信と自意識過剰の国語の先生。問題は解決したとしてもこれからが大変。いちばんの強敵はクラスの生徒。スマホで撮るシーンは恐ろしい。あの中で仕事をする先生たちはメンタル強い。山本さんの家庭は良さそうだが、彼女には話さなければならないこともある。本田さんはおばあちゃんをどうするか。問題山積み。でも二人に泣かれたら何でも受け入れそう。オープニングで「遺書」と題して語られる「試験管~」云々が後でちゃんと登場するところが良かった。あれはどうなったの?とか尾を引かない終わり方。オープニングの「試験管~」のくだりは必要だったのか。内容は言い換えれば親の血が嫌いってこと? 一種のひっかけとして使っているのかもしれないが、このオープニングに本田さんと山本さんがいない方が良い気がする。劇中で登場する小説のモノローグでも良かったんではと思ったが、もしかしてこの「遺書」も小説の一部だったのか? 稲垣さんが女子高生が苦手という理由とか、親子関係とか、色々とつながっていくところが都合よすぎでも快感。山本さんが小説を読んでいるとき、稲垣さんは外にいる。彼の女子高生に対する用心を表現しているのだろう。そういえばマッケンユーさんは今後どうなるのか。ラスト前、二人で駆けていく姿がかっこいい。山本さんの立ち姿に顔が小さいなと思う。刑事が言う「愛知県警です」でようやく舞台は愛知だったのか思う。エンディングの歌にびっくりする。面白かった。雪・曇り。


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