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ミュージアム [DVDやら映画やら]

日本語字幕付き。最初の数秒で沢村の家族生活の破綻がよく分かる。カツラでしょうけど髪のある伊武雅刀さんがめずらしい。松重豊さんの髪形もちょっと気になる。沢村一家の別居状態や新旧父子の関係、カエル男の過去についての子細な説明にこだわることなく展開が早い。2時間を超えるのに短い印象。面白いのは沢村がカエル男の刑の執行対象ではないところ。はたしてカエル男は沢村をどう思っているのか? 2件目の事件の被害者は引きこもりだが、その素振りがちょっと極端すぎではないか?と思ったりするが実際にこんな人がいるのかもしれない。面白いのはこの引きこもりが、外人が日本人を演じているような雰囲気なところ。台詞のせいだろうか。台詞と言えば子供の話しで「第二子のときよ」と言うのは「二人目のときよ」の方がしっくりくるような。医者にわざわざ「〇因性」と言わせるのは、ラストカットでこの人も素質有りとモヤモヤさせたいためだろう。でもちょっとくどかったか。この映画に限らず、刑事ドラマ一般で食堂で事件の話しをするシーンはどうも不自然な気がする。普通の主婦という役の、派手さの無い尾野さんがすばらしい。2件目の事件を見つけるカップルの男がやられてしまえと思ってしまった。沢村に提供されたハンバーガーの肉は結局何肉だったのか。吊り下げられた骨の雰囲気から見ると人間にしては大きい気もするが、雰囲気的にやっぱりあの肉だったのか。ああ怖い。レジン事件で捕まった人の件はもみ消し? 警察がどういった会見をしたのかは分からないが、カメラマンの言葉によれば冤罪は公表されたのかしれない。裁判員制度や冤罪に対する問題提起という側面、というかそれが柱である映画。犯人は裁判員制度を批判している訳ではないが、間違ったことに対して報復しているのは明確で、カエル男でなくとも恨みや憎しみを持つだろう。最終的に決めるのは司法だとしても、間違った判決に加担してしまうのにはぞっとする。しかし陪審員という制度が普通な国もあるしなあ。映画の中で裁判員たちを追いかけるカメラマンが登場するが、実際に行われていることなら怖い。ああ怖かった。晴れ・雨・曇り。


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