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映画 闇金ウシジマくんthe Final [DVDやら映画やら]

中学校時代にさかのぼり、主要人物の過去をあきらかにしてくれる大作。ポリ袋をかぶった相手を助けようとする竹本も、あれだけひどい告白をされたらやってられん。カウカウのチームがいったいどうなるのか。犀原の叫びがこんなシーンにつながるのか!とか、これは予告が上手。今までも色々凶暴な方が登場したが、その総仕上げのような鰐戸兄弟がまた凶暴。ちゃんとファイルを持って出ていくモネがえらい。前回はネット商材に関する話題だったが、今回は過払い金請求の話し。最近でもまだまだ CM が多い話題。CM では「ATM でカードを使って借りたものが対象です」とかやっているが、こうした違法な会社へ請求しても戻ってくるんだろうか。冒頭で過払い金請求について六角さんに喋らせるのが上手い。正義の竹本とその他悪人の戦い。理想と現実。天使と悪魔。なんだか哲学的。竹本はバカだと思わせながら、自分の命を賭けている。死なないと思っているのか死んでもかまわないと思っているのか、自己犠牲の塊。犀原の部下、村井の身代わりにもなろうとする。しかし見ていると、竹本は他人を信じるというより他人を試し、賭けているのかもしれない。それが彼の生き方。それはウシジマたちの前に現れる以前からの生き方で、そのせいで彼は文無しになっていた。子供の頃にウシジマと話す場面では「~を知らない」と話してしていて、それを知るため故の行動かもしれない。悪く言えばあえぐことなくただ流されているようにも見える。何かが欠落したか過去になにかがあったのか。もしかして「修行」中でイエス様にでもなろうとしているのか。目からうろこなところは親を大事にするウシジマさん。酒浸りなのか寝たきりなのか分からない父親の食事の心配はするし、柄崎や情報屋の母親受けも良い。情報屋からは今でも「ウシジマくんが食べに来たら母親がよろこぶ」と言う。中学生のウシジマが食べる姿を見る柄崎母の表情も面白い。てっきりウシジマさんは偏食なのかと思ったらそうではなかったか。母親と食事とウシジマさんの関係が少しだけ分かってしまった映画。面白かった。晴れ。


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映画 闇金ウシジマくん Part3
映画 闇金ウシジマくん Part2


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