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前科おんな殺し節 [DVDやら映画やら]

波に三角の東映映画。しょっぱなから池玲子さんが飛ばしてくれる。ほんとなら始末されそうだが無事護送車のなか。池さんの名から始まるタイトルロール。なかなか杉本美樹さんの名前が出ない・・・と思ったら男をさしおいていちばん最後。さすが大物女優はちがう。バイク乗りの風間千代子さんと入った刑務所には、牢名主のような片山由美子さんとスリの宗田政美さんがいた。みなさんおちゃらけているが、博徒の杉本美樹さんはちょっと違う。ギラギラしてナイフのよう。池さんとは何かを感じるところがあるようで、お互いを見る目が一触即発状態。そして刑務所での目玉シーンである、紐を互いにくわえての格闘。地面に散らばる白い石灰を覚えておいた方が良い。その格闘でみなさんちょっと雪解け。池さんがなぜあんなことしたのかという理由が分かる。あっという間に数年たってみんなが再会。みんなやるわよ!ということで池さんがするのが、まずは手っ取り早くお金稼ぎ。稼ぎ方がまさしく裸一貫直球勝負。復しゅうに燃え、どっしりかまえてはいても、いざ手を染めるとガタガタ震える様子がウソっぽくなくて良い。抗争をけしかけたり利権に口利き、政治ゴロに銃撃、狙撃、大爆発にエロな拷問、ほか色々あり。目出し帽で機関銃をぶっ放す女三人のシルエットがかっこいい。安岡組の若幹部を拉致したのも納得。大人用のポロリシーン多数あり。刑務所ではハプニングのせいかと思った池さんのポロリも、後ではかなり大胆。杉本さんは背中に模様入りで半裸状態。池さんの額二発攻撃におどろく。池さんチームと組同士の思惑とか抗争が見ものだが、やっぱりメインは池さんと杉本さんの関係。二人はいったいどうなるのか。憎いところは白い粉。同じ白でも刑務所のときと最後は違う。あきれて見ている風間さんたちも含め、なんだか前半のデジャブ。うーん上手い。最後に見せる池さんと杉本さんのハアハアがあの後のようでエロい。まむしとガラガラヘビ。なんだかんだと姉妹のような、グリマーツインズな二人なのだった。捨てシーンなし・テンポ良すぎ・予告編が良いとこ見せすぎでネタバレすぎで結局面白すぎな一本だった。片山さんがシナロケのシーナさんに似ている気がする。雰囲気ですけど。雨。


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