SSブログ

レッド・ドーン(RED DAWN) [DVDやら映画やら]

FILMDISTRICT のロゴアニメーションが「ブレードランナー」みたいでちょっと派手。経済危機、サイバー攻撃を危惧する報道。そして北朝鮮の正日が倒れ、正恩が最高指導者になった話し。北朝鮮は不可侵条約を破棄。正恩は大人になるべきと言うが聞き耳を持つはずなし。そしてアメリカらしいアメフトの試合。チーム名が「ウルヴァリンズ」で登場するのが「ソー」ことクリス・ヘムズワースさん。これはなんかの洒落でしょうか。"Just a place" と "Home" の違いに少しウルっとくる。そして始まる定番の戦いの準備。「イラクでは正義の味方、ここでは暴れるだけ」と話すジェド。ベトナム戦争でベトナムの人がやっていたことを今度は彼らが自国でやっている。後半のマットの奮闘ぶりがすばらしい。アメフトやっていたので実は運動能力がすごいのかもしれないが、彼よりも素が学校新聞記者のダリルがいちばんすごいかも。スケボー爆弾もなるほどなあと思った。警官である父親にまつわるものが登場するシーンが憎い。チョウさんは「計画がある」というが、彼のやったことは計画と呼べるのか。ただ派手に攻撃しただけのようだが。ジュリーがかわいそうだった。あとロバートも。皮肉なことに今が旬な映画になってしまったかも。今ならどんどん ICBM が飛び交っていることだろう。単純に "Red" =「アカ」、社会主義・共産主義による侵略だとしたら、あの中国が入っていないのが不思議。ここでは北朝鮮。そしてバックはロシア。式典のメンツをみたらなんだかプーチン大統領に似ていなくもない人が座っている。製作段階で色々かっとうがあったのかもしれない。だがふと気が付く。たぶん助けにいかなければならなかったのは日本だった。もしかしたら沿岸に補給船をつけている設定かも。さらっとしか触れられなかったが、電源やネットワークがすべてダウンさせるというサージ電流を応用した兵器がけっこう怖い。そのために何の抵抗もできなかったという。「ダーク・エンジェル」でもそのおかげで世界が荒廃したような。ダリルが80年代のオリジナルに出ていたパトリック・スウェイジさんにちょっとだけ似てるような。チョウさんは沢村一樹さんに雰囲気が似ている。戦いの映画であり家族の映画でもあった。暑い。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-289034.html


共通テーマ:映画

カラスの親指 [DVDやら映画やら]

能年玲奈さんのパーカーのプリントが "The Runaways" でかっこいい。村上ショージさんが普通過ぎてかっこいい。5人が歩く道路の先に見える「止マレ」のラインが印象的。姉妹役の能年さんと石原さとみさんだが、しっかり者と甘え者の役設定が意外で面白い。でっかい石屋の汗ダクダクは、その前の公園の破裂音のシーンのときに何か負ってしまったかと思ってしまった。終わったようで終わらない。「実はこうだった」なラスト。黒幕はあの人だろうなあとだいたい想像がつく。振り返ってみればあの人だけ過去の話しがなかったような。ヤクザの鶴見辰吾さんの手下、古坂大魔王さんがいかにも悪人。同じヤクザ事務所で電話番をしている上田耕一さんが怖い。ベテランがなんで電話番役なのと思ったが、無理やり恫喝するのではなくて、じわじわと話して相手にボロを出させるタイプみたい。電話応対役なのかよく分かる。オープニングのメガネにスーツ姿の阿部寛さんが、「奇談」の稗田礼二郎に見える。阿部さんの髪形に負けずと、石原さんも髪形を変えるが、その雰囲気がけっこう能年さんと似ている。石屋を演じる小柳友さんも、村上さんや姉妹にくらべてあまりにノッポな阿部さんの身長が目立たなくなってバランスが取れている。配役で色々考慮されたのではないだろうか。能年さんはメイクしない方がかわいい。コンビニでアレを買うシーンで、横目でチラ見するときの表情が面白い。伊坂幸太郎さんの作品を思い出させる雰囲気。セリフに出てくる「仙台~」という言葉に、何か関連があるような気がしてしまった。人情やミステリーを掛け合わせは、油断するとみんな伊坂さんや宮部みゆきさんになってしまいそう。「カラスの親指」というタイトルはどういう意味と思ったが、劇中でしっかり説明される。素人の「しろ」転じて「白」。玄人は「くろ」が「黒」、そして「黒色」は「カラス」ということで、タイトルの「カラス」につながる。それでは親指は何?というのがまた人情。終わってみればけっこう長かった。面白かった。暑い。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-265770.html


共通テーマ:映画

何がジェーンに起こったか?(What Ever Happened to Baby Jane?) [DVDやら映画やら]

1917年。ベイビー・ジェーン・ハドソンのショー。バンジョー持った男。舞台袖から彼女を見ている女の子と大人の女性。彼らは親子のよう。ジェーンのわがままとそれに従順する父親に、出待ちをしていたファンの親子連れたちはがっかりする。そして女の子ブランチの憤りと母の願い。1935年。子役のジェーンは映画女優になったが、演技能力の低さとプライドの高さ、酒癖の悪さのトラブルとかで評判が悪い。しかし同じ映画女優の姉ブランチがジェーンもいっしょという約束で契約しているので、むげにやめさせることができない。車いすのブランチが部屋の中をただぐるぐる回るシーンが、回ってるだけなのにけっこう怖い。腕の力だけで手摺をつたって階段を下りるシーンもまた怖い。ピアノを弾きながらジェーンを見るエドウィンの表情がうまい。太目な彼は過保護な親と二人の生活では頼りないが、人前ではけっこう口が上手い。ベビー・ジェーン人形をいたずらする様子はヨッパライそのもの。なんとかエルバイラを住み込みにしたら問題無かったはずなのに。ジェーンの縦ロールが何とも子役時代を引きずっている様子満々。海辺のラジオがかっこいい。過去の人気や絶頂をひきずっているジェーンの心がおかしくなっていく。普通に見ていれば悪いのはジェーン一択。タイトルの "What Ever Happened to Baby Jane?" を考えさせる様子もない。なぜなら単純に人気がなくなって忘れ去られた元ベイビー・ジェーンが焦っているだけと思ってしまうから。しかしタイトルのとおり「何が起こったのか」そして「それが何の事をさすのか」が重要なよう。落ち目な妹を捨てないブランチ。ひどいことをされても気を使っている。そしてラストで真相が語られる。ああそういうことがあったのと感心する反面、果たしてそれは本当のことだろうか。立ち直らせるための最後のやさしさかもしれない。事故状況や当時の警察の事故検分能力の程度は分からないが、どうなったらどんなケガするかくらい分かるんでは? 終わってみれば、ある言葉にしばられたある人の物語。そして人目があるにぎやかなところにいても誰も気が付かない。それが話しの主題かも。でもタイトルロールが終わった後、なぜ "Yesterday" ~「昨日」のテロップから始まるのかと思ったが、この場合の "Yesterday" は「昨今」とか「最近」とかに訳されるんだろうなあ。面白かった。暑い。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-853.html


共通テーマ:映画

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(Rise of the Planet of the Apes) [DVDやら映画やら]

SCREEN GEMS というとバイオ・ハザードの映画会社か。すぐにタイトルが出てくるところがすばらしい。希望・挫折・感傷・喜怒を盛り込みながらも早い展開の出だし。怒とうの後半もすごい。「病気が猛反撃を始めた」というのが化学が分からなくてもなんだか怖い。シーザーの目と口元は他のチンパンジーとは確実に違う。知性が身に付くとイケメンになるのだろうか。棒を三本にして「強い」なんていうのはどこの国でもやる例えなんだなあ。チンパンジーには知性がないとしても身体能力だけでも絶対負ける。アメリカ杉の森の中、ウィルが襲われるところをシーザーが助けて、立場が逆転。ラストはナショナルジオグラフィックで猿の生態を見ているよう。次に確実に続くラスト。エンドロールは何かが広がる様を表現しているんだろうなあ。イカルス号がどう関わるのか。いちばん幸せだったのはジョン・リスゴーさん演じるウィルの父親だったかも。そしてかわいそうなのはウィルの同僚のフランクリン。エンドロールのキャストで、チンパンジーの役者名が "Apes: " と名無しになっているのが面白い。シーザーたちチンパンジーの知能が高くなるのは突然変異などではなく、人間によるものなのが分かりやすい。薬品が脳細胞を修復する瞬間はどんな感じなのだろうか。脳がしびれたり、知恵熱でも出るのか。映画では薬を打った翌朝には結果が出ているようだしなんかすごいことが脳の中で起こっていそう。知性が付くたびに人間との差を認識していく様子に、いつ反乱を起こすのかハラハラしてしまう。そしていつ言葉を発するのかドキドキ。声を発する前は表情による演技で、チンパンジー同士はアイコンタクト。故意でないとはいえ、初めて人の命をを倒してしまったときの表情がすばらしい。ひどい奴だったけど。シーザーと最後に対面するウィルの様子も興味深い。"You know what ~" の "They" は人か仲間の猿たち、どちらを指しているのか。シーザーに "Caesar is home" と耳打ちされたときの表情はシーザーに対する恐怖か感動か。「ここが家」というより「シーザーが家」=「シーザーが起源」ともとれそう。シーザーが描く丸印のシンボルは、ウィルの家の窓が元なんでしょうが、「家」とか「自由」とか「世界」とか、もしかして「ウィル」とか色々と意味がありそう。チンパンジーの中の一人がコーネリアと呼ばれていたが、もしかしてシーザーと結婚でもするんだろうか。こうしてチャールトン・ヘストンが遭遇したチンパンジーの世界につながるのだなあ。面白かった。暑い。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-224132.html

猿の惑星:新世紀(ライジング)(Dawn of the Planet of the Apes)


共通テーマ:映画

アサイラム・バスターズ(Villmark Asylum / VILLMARK2) [DVDやら映画やら]

"TWA" が "TOWA" に見えてなんだかなつかしい。ノルウェーの映画らしいので見た。タイトルが "VILLMARK2" なので、続編なのかもしれない。タイトルロールに挿入される記録映像のような白黒カット。最初はもしかして P.O.V. な映画かと思ったがちがった。見終わってみると飛行機が落ちるところとか、この記録映像っぽいカットがけっこう大事そう。深い森の山の中。ヘリコプターでやってくる人々。目的は廃病院らしい。建物を壊す前の調査。アスベストや水銀など害になるものが残っていれば大変だというわけ。ありがちな財宝発掘とか霊研究家とか肝試しではなかった。調査開始でドアを破ると早速サイレン。これが怪しい。みんなが調べていると怪しい影が・・・というのは定番な展開。私がトップなのよ!の管理職リーヴェ、頭の固い昔かたぎなフランク、現代っ子のエヴァンにシュンネ、お調子者のオーレなどキャラクターも様々。エッチシーンは無いがセクシーなシーンがある。リーヴェの様子を見ているともしかして男勝りな彼女は同性好き? テントごと引っ張られるところから建物のアップに移るところがかっこいい。みなさんの最期が怖い。おそらく戦争時のドイツ兵の恨みとか呪いに関わるものだろうが、怨霊とか心霊ではなく、実在しているところがなんだか「ヒルズ・ラン・レッド」に通じるものがある。特に最後の目玉の男の人。そうなってしまったシチュエーションはちがうが、どちらも化学とか科学によって汚された点では一致しそう。ラストの少女がかなり怖かった。会った時にさっさとやれば良いのに、わざわざあそこでやるなんて。いっしゅんゲスになった?と思ったら最後は良いところを見せてくれたりするが、なかなか都合よく展開してくれないのが北欧っぽい。助かった!と思ったのに・・・とか。明確にされない原因、何が解決されるでもない、おそらくダメなんだろうがはっきりしないラスト。残るもやもや。上げて落とす映画。あの少女の赤い糸はたどって帰るためのものだったんだろうなあ。メガネのシュンネがキュートだった。こういう映画の題材になるということは、飛行機が落ちた話しはほんとうにあったことなんだろうか。邦題がちょっと適当というか投げやりかなあと思った。"VILLMARK2" なのでできるものなら "VILLMARK" も見てみたい気もするが、やっぱり絶望物なんだろうか。なんだかんだと見てしまった。面白かった。夏晴れ。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-402444.html


共通テーマ:映画

tY:近況92(Adobe Acrobat や PDF ファイル とか) [他]

面白かったページ。
古今東西の悪魔の情報とイラストを集めた19世紀のオカルト大全集「Dictionnaire Infernal(地獄の辞典)」 - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170714-best-demon-illustration/
ここ100年でどのようなゾンビが生まれてきたのか - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20160203-100-years-zombie-evolution/
「うちの父親は『工具』をこんな風に保管している」多くの人が感心する収納のしかた:らばQ http://labaq.com/archives/51885748.html
二重人格を題材にした小説『ジキル博士とハイド氏』にまつわる15の事実 : カラパイア http://karapaia.com/archives/52242945.html
アレにあるアレって何のためにあるの?それにはちゃんと理由があった。よく見る20のモノに関する謎のアレを解決 : カラパイア http://karapaia.com/archives/52243082.html


PDFプリンターは Windows10 の Microsoft PDF とか、AutoCAD では DWG TO PDF があるのでわざわざ購入していなかった。
しかし、PDFを画面に表示したとき線がかすれたり文字が太く見えたりして、本家にくらべると見た目がちがう。
これは PDF プリンターによってちがったりする。Windows10 や AutoCAD の PDFプリンターの他、無料なら Cube PDF、安価なものは JUST PDF とか ソースネクストのPDFとかがある。さがしたら SKY PDF というのもあった。

AutoCAD LT 2013 の DWG TO PDF で出力。サイズを XGA でページレベルにすると文字や斜め線がかすれて見える。もちろん拡大したらちゃんと出力されている。

pic_DWG.jpg

かすれる件は、AutoCAD フォーラムでも質問されていた: https://forums.autodesk.com/t5/autocad-ri-ben-yu/dwg-to-pdf-tekisutoga-baokute-dumi-xinkunaru/td-p/3234992

Windows10 の Microsoft PDF。ページレベルでかすれはない。が一部文字や線が濃くなったりして、紙にもそのまま印刷されてしまう。

pic_MICROSOFT.jpg

JUST PDF。拡大すると Microsoft PDF より質は良いが、その他は同じ。

pic_JUSTPDF.jpg

SKY PDF でも同様だった。

pic_SKY.jpg

Cube PDF は、拡大すると他と似たようなものだが、ページレベルにしても線や文字がきれいに見える。一部が太くなったりしていない。前出のものよりもきれい。

pic_CUBE.jpg

これが最新の Adobe Acrobat 試用版による出力。拡大した文字はいちばんきれいだった。ページレベルにしてもきれいに見える。

pic_adobe.jpg

PDF ファイルで渡す時、かすれて見えたりするとそれだけで印象が悪くなる。元データの設定が悪いんじゃないの?と思われてしまう。
Microsoft PDF 以外は、PDF に出力する際の解像度とか細かな設定ができるので、それによって出力結果も良くなるのでしょうが、何もせずに出力した結果がきれいなのにこしたことはない。

Webページを見ていると「PDF に出力する」と言っても色々あるらしく、本家 Adobe PDF は自分たちの PostScript を使っているが、他の会社では PostScript を使わなかったり、Windows GDI を使ったりしている。紙に印刷するのにも色々なプリンタがあるように、PDF の出力結果がメーカーによって変わったりするのは当たり前だった。

この内容については、このページが詳しかった: http://www.antenna.co.jp/pdf/reference/CreatePDF.html

そうすると、画面上での見た目が重視される場合、納品先と同じ PDF プリンタを使うのが正しい選択技といえる。

古い Acrobat 8 で作られた PDF ファイル と、最新の試用版で作成したファイルのプロパティを見ると、Acrobat Distiller のバージョンは当然ちがうが、使用している dll ファイルは同じで、どちらも PScript5.dll Version 5.2.2 だった。

Acrobat の新しいもの
pic_AdobeD1.PNG

Acrobat 8
pic_AdobeD2.PNG

ということは古い Acrobat 8 を探して使えば良いのではないかと思いたった。調べてみると Acrobat 8 は Windows10 でも使えていることが分かった。
そこで中古ショップから古い Acrobat 8 を購入して使ってみた。ライセンス認証を無事に終えて、アップデートを試みるが、すでに Adobe の Web 上で公開されていない。

調べたら海外のフォーラムでアップデータが残されている FTP アドレスが紹介されていた: https://superuser.com/questions/859323/secret-link-to-get-updates-for-acrobat-professional-8-0
Acrobat 8 以外のアップデータも保管されていた。

しかし製品があまりに古いせいか「接続失敗」によりユーザー登録ができない・・・。

pic_AdobeD3.PNG

以前みたいに Acrobat Distiller だけ売ってくれれば。

JUST PDF 3 [作成] 通常版 ジャストシステム

JUST PDF 3 [作成] 通常版



Adobe Acrobat Standard 2017(最新版)|WIN版 アドビシステムズ

Adobe Acrobat Standard 2017(最新版)|WIN版







共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。