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神様のパズル [DVDやら映画やら]

岩に波の東映映画。谷村美月さんから論理的に責められる映画。ヤンキー物理を習うといったところ。基一が彼女の助けを借りてディベートを行う姿がすばらしい。ロッカー基一が見せパンスタイル。ロッカーの彼が使うギターが、Telecaster Thinline というのが渋い。ジョニー大倉さんの影響だったりして。ライン入りのジャージなのかスエットなのか、そんな姿で色気が無いように見えて、実は胸元がかなりセクシー。印象的なのはときおりクローズアップされる裸足にビーチサンダルに汚れた運動靴。自然や農作業についてあざけりを口にしながらも、なんだかんだと自然を求めているということなんだろうか。電力流通本部長の遠藤憲一さんがかなり組の人に見える。如月役の人や國村隼さんといい、塩見三省さんといい、一般の方の職場には見えない。福島第一第二原発が制御云々の言うのは今ではけっこう洒落にならない。人工授精で誕生したホズミサラカは良い大学に行って宇宙エネルギーの実験棟を建てたりして天才ともてはやされる。でもずっと部屋に引きこもりっぱなし。つまり彼女は孤独なのだった。そんなことはよくありそうな話し。しかし彼女は自ら自分が天才だと口にしたことはない。周りが持ち上げるごとに彼女は孤立していく。孤立していても自らの課題が解決できた、もしくは考え続けられることができるのであれば問題はなかったんでしょうけど、その梯子を外す出来事が起こる。彼女が責められることではないが、周囲やマスコミは責めやすくて話題になりやすい人に目をつける。そこから前半とは打って変わって怒とうのパニック。しかし関係者は何もできず、映画を観ている人さえ置いて行かれる。DVDメニューの基一とサラカのスタイルが本編と違いすぎ。基一のギターが Epiphone の Les Paul と Fernandes の ZO-3。サラカがショートカットで清潔な白シャツにショートパンツ。最初のイメージ映像なのか後付けで撮ったのか、別撮り感がまんさい。話している人の名前が分かる日本語字幕があるのがうれしい。同時通訳の声は石井苗子さんで、彼女の声を聞くとピーター・バラカンさんを連想するのは、「CBS ドキュメント」のせいで間違いない。前半の寿司屋シーンでのテレビではチャーの息子さんと KenKen が出ていた。エンドロールを見たら、やっぱり RIZE とあった。ベートーベン第九の八分休符と運命はいつ始まったかという件は面白かった。あと他人のコンピュータを借用するためのサイト作りとか。これは谷村さんを見るための映画。彼女の独だん場。彼女以外にこの役はできなかった・・・と思ったりする。周囲と一線を画す彼女の人を見ているよな見ていないような、はっきりしないけど鋭い視線がすばらしい。谷村さん本人に関して言えば「おろち」とならぶすばらしさ。晴れ・曇り。


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