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Making HB 7 [Making]

バックの準備


バックの切り出し。アイチ木工さんのメイプル材を使用。
外周を描く。

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バンドソーで切り出し。

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トップのブリッジ・PU部くり抜き用のテンプレート作成。
同時にブリッジ・PUプレート用のテンプレートも準備。

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トップの加工


トップのくり抜き。
トップにテンプレートを当てる。

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トリマで切り抜く。もう引き下がれない。

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切り抜いた。切り抜いて良かったのか・・・・と悩んでもしようがない。

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ブリッジ周りの加工


メイプル端材からトリマーでブリッジ・PUプレートを切り出す。バンドソーを使うよりきれいなので助かる。

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メイプル端材から、ブリッジウッドを受けるメイプル台を切り出し、穴あけ。

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メイプル台を貼り付け。

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クランプ+穴が開いているのでボルトで圧接。

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サイドブロックを切り出したマホガニーの残材からブリッジウッドを切り出す。ブリッジ・PUプレートを仮止めして、鬼目ナット挿入。

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鬼目ナット挿入完了。

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手直し


気になるのでネックポケット部の、ほんの少しのすき間を補修。
すき間を埋める板を切り出して整形する。

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厚みを調整する。

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ネックポケットに接着。

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同様にトップのネックポケット部用のパッチを作成。うまく合わせて、

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必要分を切り出す。

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接着。

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最後にトリマーとかで整形。
きれいに出来たが、これで0.5mmくらいセンターがずれる・・・

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♭作っているのだか直しているのだか・・・・同じことばかりやっているような世界。


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Making HB 30
Making HB 29
Making HB 28
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Making HB 24
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Making HB 19
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Making HB 7
Making HB 6
Making HB 5
Making HB 4
Making HB 3
Making HB 2
Making HB 1


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レッド・インフェルノ(VAMPYRES) [DVDやら映画やら]

ぶら下がった女性の下に女性が二人。カットスロートして血が出る仕掛けが良く分かる。まさしく「血のシャワー」。この構図はどうしてもやりたかったに違いない。2015年の映画であるにも関わらず役者さんたちの古っぽさというか垢抜けなさが素晴らしい。ハリエットのカメラがフィルムだとしたら、それなりの時代の設定かもしれない。最初はキャンプするハリエットたちとホテルにやってくるテッドの二つのシーンが切り替わりながら進んでいく。全然違う場所の話しかと思いきや・・・けっこう混乱する。耽美とエロさの場面でちょっと疲れるが、ラスト近くになってホラー映画らしい展開。邦題は映画「グリーン・インフェルノ」にひっかけているのだろうが、人を餌食にするのは同じにしても、メインは原題がヴァンパイアというだけあって「血」。ハリエットが拾った本がテオフィル・ゴーティの「死霊の恋」。この本は初版が1836年で、娼婦で吸血鬼の女と聖職者の物語。物語はその延長にあると想像できてしまう。おそらく男を誘ってはエッチするフランとミリアムは血、特に女性のが好きそうで、男にはガブっと食しちゃう辺りが「グリーン・インフェルノ」風。このホテルにやってくる男、テッドは何だか訳ありそうだが、もしかするとひんぱんに起こっているらしい女の子行方不明事件の関係者かもしれない。ハリエットも「人がいなくなる森」と言っていたし、もともといわくつきの土地だったようだ。写真に音楽や小説のインスピレーションを得たくて森にやってきたハリエットたち3人が、自分たちをメアリー・シュリーやパイロンにあてはめて文化的な行動に能天気に酔っていくが、その裏で行われていく血の惨劇。これは、メアリー・シュリーがホラーの王道「フランケンシュタインの怪物」を造り出したことに対する皮肉もありそう。暗い地下に登場するたくさんの巨大なつぼが「エイリアン」な雰囲気。「グリーン・インフェルノ」の食人世界を期待して見てしまったが、エロで胸をたくさん見られるので良しとしよう。小説家志望のノーランが左利き用のアコースティックギターを弾いていた。シングルカッタウェイでヘッドのロゴはフラマスっぽく見えた。調べたら70年代の映画のリメイクものらしかった。おそらくそれに比べたらシリアスな内容かも。晴れ。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-397885.html


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tY:近況85(Radiko, CHABOのマジカルMUSICツアー, Guitar Magazine とか) [他]

ギター・マガジン 2017年5月号 | リットーミュージック: http://www.rittor-music.co.jp/magazine/gm/17111001.html

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2017年 5月号 [雑誌]



フェンダー新時代。フェンダーのカタログ的特集。「今」のプレイヤーによる「今」のフェンダー特集。自分に吸い付くオールドやビンテージがあればいちばんなんだろうが、あと20年ほど経てば、「今」のやつもオールド扱いされるんだろう。Fender ファクトリーの紹介の仕方が、今までのファクトリーリポートとは一風変わっていて面白い。
それよりもムッシュかまやつ特集がよかった。

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ムッシュの帽子に対して「冷凍〇〇〇〇」と呼ぶ井上堯之さんがすごい。
「フリフリ」のジャケットに写っていないのは「遅刻したから」説になっているが、坂崎幸之助さんのラジオプログラムでは「(ムッシュが写っていないのは)まだ正式メンバーではなかったから。その辺は堺正章さんがよく知っているだろう」と言っていたような。でも井上堯之さんも遅刻説だった。都市伝説みたいで面白いですけど。
高見沢俊彦さんのラジオプログラムで話していたレコード会社の専属制度とかの話しも少し触れていて、結局フィリップスから出したとか、興味深い記載もあった。
VOX ギターに対するムッシュのコメントで、楽器の価値をよく分かっている人なんだなあと思った。
このムッシュかまやつ特集が、6月号のチャック・ベリー特集と一緒になっていればかっこよかったのに。CHABO さんのインタビューも載るらしいし。

InterFM897 LiveFans presents★CHABOのマジカルMUSICツアー: https://www.interfm.co.jp/news/detail.php?id=1366

LiveFans presents★CHABOのマジカル60'sツアー | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】: http://www.livefans.jp/magical60s
CHABOのマジカルMUSICツアー | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】: http://www.livefans.jp/magicalmusic
2017年4月24日 仲井戸“CHABO”麗市のラジオプログラム9回目。
第4週月曜日。"60'S" から "MUSIC" に、リニューアル第4回
ハーイ、InterFM897 お聴きの皆さんこんばんわ、仲井戸“CHABO”麗市です。LiveFans presents★CHABOのマジカルMUSICツアー、今月も始まりました。 (~) 4月も後半。新しい季節も始まって、新年度はどんなスタートだったでしょうか。
桜もさすがに、北国の人とかはこれからのとこもあるだろうけど、東京は終わったかな。
(~)
車で出かけたとき、東京で千鳥が淵あたりとか靖国神社の前の通りとかに「桜咲いているね」とか、そんなお花見のしかたかな。桜見ると一年過ごせたんだなとか、そういう思いもするわけです。
(3月の言葉特集へのメール)
今月の番組のテーマ、特集はどんな特集になるんでしょうか。まずはテーマに行く前に聴いてもらおうかな。もうオレにとって王道中の王道。なんでこの人たちのこの曲なんでしょうか。ビートルズ「ア・ハード・デイズ・ナイト」。

1曲目: ア・ハード・デイズ・ナイト(The Beatles / A Hard Day's Night)

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もう王道中の王道。ビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」。ビートルズ最初の主演映画だね。邦題は「ビートルズがやってくる、ヤアヤアヤア」。これは1964年かな、オレが中学二年生とか三年生だね、たしか64年の映画です。今みたいに YouTube もプロモーションフィルムもなくて、ビートルズが動くのを初めて観た。これはお小遣いが許す限り何回でも観た。一日上映3回4回あって一日中観てるわけ。そういうわけで、今の出だし(イントロのコードを弾く)、この音とともにビートルズの4人が走ってくるわけ。観た人は知っていると思うけど。それでジョージ・ハリスンが転ぶという衝撃といったら。話し出すとこれで三日くらい。ビートルズの曲を聴いてもらったけど、ビートルズ特集ではありません。今月は映画特集。
(~ブラザース・フォーがかかる。子供のころに映画を観るようになったきっかけ、「アラモ」「アラビアのローレンス」「日露戦争と明治天皇」とかの話し)

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で、自分が物心付いて自分で映画を観ようかなと思って観たのがさっきのビートルズがたぶん初めての映画なんじゃないかなというわけです。ありがとうこのブラザース・フォー、とても良い曲なんだよね。当時の自分を思い出したり、色んなことを思い出したりするよね。
なんていう切り口で自分が映画を観た思い出とか思い入れとか、自分にとっての時代背景とか、そんなことをしゃべりながら映画にまつわる曲を何曲か選んできたというわけです。次に2曲聴いてもらおうかな。
(新宿ミラノ座とか日活映画座の話し)
1956年、古いんだけどオレが六つくらいのとき。オレが観たのはもう60年代に入ってそこらの映画館で観ています。「鉄道員」っていう映画。モノクロのイタリア映画。
(~少年時代と少し重たいフィーリングについての話し)
それから2曲目続けて聴いてもらうのは、これはオレが中学生のときね、1960年か、これはさっきのビートルズよりちょっと早いね。これはとても日本でもヒットしました。ラジオから流れたんで、この番組、オレと同世代のタクシーの運転手が聴いてくれてたけど、「おお、懐かしいぜ」なんて言うかもしれない。
(~清志郎くんの話しが少し)
これはシルヴィ・バルタンっていうフランスのお姉さんが歌ってました。
(~)

2曲目: 鉄道員 (Il Ferroviere)

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3曲目: アイドルを探せ (Sylvie Vartan / La Plus Belle Pour Aller Dancers)

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今月は映画音楽、映画にまつわるオレが体験した曲を集めてかけてるわけだけども、今聴いてもらったのはフランス映画だね。フランス語で歌ってましたシルヴィ・バルタンっていう美人の女の人の、これほんと大ヒットしましたね、日本で普通にヒットパレードでラジオでかかってたね。
(~映画音楽が普通にヒットパレードに入っていた話し。007とか。あとギターミュージックもあった。「ブーベの恋人」をギター弾き語り。「禁じられた遊び」を爪弾く。「太陽がいっぱい」を爪弾く。映画自体は子供だから良くわからなかったが音楽は響いた。アメリカの太陽の感じよりイギリスの霧とかのフィーリングだったと思う。寂しげなトーンに惹かれたのではないか?という話し)

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(メールでチャック・ベリーが亡くなったこととかのメール。横浜球場でオレとチャック・ベリーの2ショット写真をおおくぼさんが撮ってくれた。今思えば宝物)
今月のゲストは誰だろう。また野郎かな。
(~ chara 登場。デビッド・リンチ監督の「ブルー・ベルベット」の映画の紹介。デビュー前にアルバイトしていたころの話し。その店の最後の曲としてかかる曲だった。お店終わるよとい合図の曲「ブルー・ベルベット」を選曲。とても好きな曲です。チャボさん、気に入ってもらえると良いなと締めくくり)

4曲目: ブルー・ベルベット (Blue Velvet)

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ハーイ、ありがとう chara。とっても良いの選んでくれました。ただもうちょっと早めに喋ってね。日が暮れちゃうから。chara サンキュー! 良いとこ選んでくれたね。88年の映画みたいだね。タイトルからして好き。基本的に好きな路線。chara は自分で映画に出たりして、すごく映画に触れているような、やっぱりすごくディープなところを選んでくれた気がして、曲もやっぱり良いね。ある意味 chara がこのアレンジで歌っても良いようなイメージがあったりとかね。
(ジョー・ヨコミゾのコーナー)
(~)
また2曲聴いてください。ここで時代はもう70年代に入った映画をちょっと紹介しようかな。70年に入るとアメリカのニュー・シネマみたいな言い方かな、それこそ色んな映画が、ベトナム戦争とか社会的には大きな背景があって、その顛末というか色んなことが、音楽なんかもそうだけど、映画みたいなことにも表現の中に現れるようになって、そういう背景の重たい映画とかが増えます。それはオレのフィーリングからするとなかなか好きなタッチ。今思いつくのにも「イージー・ライダー」とか「カッコーの巣の上で」とか「地獄の黙示録」とか、当時70年代初めには自分にフィットした映画が色々出てきて。1曲目聴いてもらうのはさっき言ったけど「イージー・ライダー」だね。これは70年、日本で公開された、むこうのヒッピーでないけど色んな時代背景があって、長髪の若者やドラッグもちょっとからんだ話しとか、70年代のある種の若者の象徴的な話しがあって、それに色んな大人たちとか保守的な人たちの活動とか、(~ネタばれ)その最後は何かを時代に投げかけたというか、まあ名画だね。そんなに大ヒットしたって映画じゃないけど、ある種の人たちにとってはバイブルのような。オレにとってもそういう映画です。そのなかから代表曲だね。ステッペン・ウルフの「ボーン・トゥー・ビー・ワイルド」、邦題が「ワイルドで行こう」。それから全然変わるけど、そういう重たい映画観ている中で(~けっこうプライベートな話し)オムニバスで「ザッツ・エンターテイメント」っていう MGM っていう映画会社のミュージカルをもうらしたオムニバス映画がたまたまありました。これはほんとうに楽しい映画で、その中でも名場面の一つかな、曲自体は50年代に流行った映画の中の歌だけど「シンギン・イン・ザ・レイン」、「雨に唄えば」、ジーン・ケリーさんっていう傘を雨の中で高道具に使って見事な踊りを表現されていて映画の場面としても最高の映画でした。(~けっこうプライベートな話し)記念すべき CHABO にとっても思い出の映画です。 (~)

5曲目: イージー・ライダー (Steppen Wolf / Bone To Be Wild)

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6曲目: ザッツ・エンターテイメント (Gene Kelly / Singin' In The Rain)

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ハイ、2曲続けて聴いてもらいました。
(~けっこうプライベートな話し)
でもやっぱりジーン・ケリーの場面っていうのは、いまだに鮮明に残っていて興味ある人はぜひ観てください。ほんとにすごい。技です。フレッド・アステアとかジーン・ケリーさんみたいな人はほんとにすごい役者さんだったなと思います。それからその前に聴いてもらったのは「ボーン・トゥー・ビー・ワイルド」、「ワイルドで行こう」だね。これさっきヨコミゾが紹介してくれたオレが四月に仙台のアラバキで RC サクセションの「カバーズ」を全曲やるみたいなイベントで、そのときのベースが湯川トーベンですね。で、トーベンと昔ちょこっとやってたイージーズって、イージーなバンド名のバンドで、なんと今の歌、トーベンが歌ってましたね。「♪ワ~イルドで行こう」って湯川君歌ってましたね、ハイ。トーベン君も歌ってたその「イージー・ライダー」でした。このエンディングで(~ネタばれ)だけど、このエンディングがボブ・ディランさんが非常に気に入んなかったらしくて、「そこで(~ネタばれ)すべきだろう」ってディランは思ったらしいんだよね。それで頼まれてた主題曲を彼は断ったっていうか、共作を頼まれてたバーズのロジャー・マッギンに「オレはやれねえ」みたいな、そういうエピソードが残っていて、そのエンディングに関するディランの意見も面白いなとか、そんなことをオレたちにも投げかけた70年代の秀作のひとつでした。
(~好きな映画についてのメールだが、そんなの無理という回答)
あと自分にとっても大きかった映画なんかを次2曲続けて聴いてもらおうと思います。これは74年かな日本で公開されたのは。「アメリカン・グラフィティ」だね。これはオォってラジオの前で言ってくれた人もいると思うけど、これはまあ世の中でもヒットしたけど、オレも大好きだったなあ。この「アメリカン・グラフィティ」中でたくさんビーチ・ボーイズやプラターズ、色んな良い曲が流れんだけど、とりわけこの曲、これはイントロで流れんだよね、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」っていうビル・ヘイリーとコメッツかな。彼らの50年代の大ヒット曲がこの映画の象徴として流れます。オレも大好きな、この映画自体のテーマとかそういうことも含めてオレなんかの世代、ちょっとオレより若い世代の連中にもやっぱりフィフティーズのあのムードとかもフィットしたんじゃないかな。「アメリカン・グラフィティ」の中から「ロック・アラウンド・ザ・クロック」を聴いてもらいます。それから2曲目に聴いてもらうのは、これは80年代にオレが出会った映画なんだけど、この監督にオレはとても、良い監督が出てきたなって、それはジム・ジャームッシュって人でした。「ダウン・バイ・ロー」なんて良い映画。トム・ウエイツとか出て、トム・ウエイツもとても良い演技見せたけど、その、なんか彼の音楽ととてもフィットするような、ジム・ジャームッシュ自身がトム・ウエイツのファンだったし、とても良い映画だった。あと、彼の最初期の作品「パーマネント・ヴァケーション」、これも良かったな。

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その中でオレが観たジム・ジャームッシュの最初の映画はこの映画でした。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。これはある意味衝撃でこんな描き方があるのか、つまりオレはソングライターの端くれとしてはいつかこういうフィーリングの曲を書きたい。(~)大好きな監督です。なんていうかな、語らないで何かを語る、っていうのかな。そんな映画でした。じゃあその中でとても印象的なスクリーミン・J・ホーキンス、まあブルースマンなんだけどちょっと面白いブルースマンでした、もう亡くったけど。スクリーミン・J・ホーキンスさんの大ヒット曲なんです。この映画でとても効果的に使われてました。「アイ・プット・ダウン・スペル・オン・ユー」。

7曲目: アメリカン・グラフィティ (Bill Haley & His Comets / Rock Around The Clock)

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8曲目: ストレンジャー・ザン・パラダイス (Screamin' Jay Hawkins / I Put A Spell On You)

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スクリーミン・J・ホーキンス、オカルトじゃないけどちょっと変わったブルースマンで象徴的に「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の中で使われます。もし観てない人は観てください。なんだろな、さみしいとか悲しいとかうれしいとか楽しいとかつまんないとか、感情っていうのを直接表現してないんだけど、なんか映画終わると何かのフィーリングが残るみたいな。淡々としたモノクロの映画なんだけど、ほんとにその作り方にオレはしびれて。まあ日本でも小津安二郎さんとか、そういう、ジャームッシュは小津さんきっと大好きで、なんか描き方がとても乾いてるとかオレの音楽的なことでいえばあんな曲をいつか作りたいな、なんていうタッチの作風でした。ジム・ジャームッシュのとても良い映画だね。1曲目は「アメリカン・グラフィティ」だね。ジョージ・ルーカスって監督の自分の青春時代の1962年ごろに彼が青春で、青春から卒業していくみたいなある一日をアメリカの片田舎の少年たちを描いた、一つの時代の終わりというか個人の時代の終わりだったり、アメリカ社会自体の転換期とか、そういうまだビートルズやベトナム戦争に突入するちょっと前だから、独特なフィーリングな映画としてもとても良い映画だったね。ウルフマン・ジャックなんていう名DJが出てきてラジオ少年のオレにとっては大変魅力的だったわけです。
じゃあ最後の曲だね。色んな体験した自分が思い入れ深い映画のまつわる曲をかけてきたんだけど、最後はもう絶対これで終わりたいと思ってました。さっき3曲選べる?って言ってたけど、難しいって言ったけど、これやっぱり大好きな曲に入るかな。自分にとって生涯の一曲であります。ジェームス・ディーンさん主演の映画、「理由なき反抗」と共にディーンさん自身にも自分の思い入れと共にこの映画、とりわけこの音楽には今聴いても当時の自分を思い出したり、それから今の年齢で聴くこの響きっていうのも独特に感じたりするわけです。ぜひ皆さん聴いてください。ビクター・ヤングっていう楽団が演奏します。「エデンの東」です。

9曲目: エデンの東(East of Eden)

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ハイ、「エデンの東」、やっぱり良い曲だなあ。当時の自分のことちょっと思い出したり、さっきも言ったけど今の自分のこの年齢で聴く「エデンの東」、色んな思いがありますね。やっぱりすごいね、音楽とか映画。ここのスタッフに始まる前に君の時にどんな映画印象的に覚えてるのって言ったら、ある青年は「スター・ウォーズ」とか好きですねとか「スタンド・バイ・ミー」好きでしたねとか、あと女の子はサイモンとガーファンクルの大好きな女の子で「卒業」だろってきいたら、「卒業」も好きですけどわたしは「ニュー・シネマ・パラダイス」。あれも良い映画だったなって話ししました。ある青年は「パーフェクト・ワールド」。
聴いてくれているみんなも自分にとっても大事な映画とか、下手したら人生を変えちゃうくらいのね、音楽もそういうことあるけど、あるよね、映画観て大ショックでそんな生き方してみたいとか。
というわけで、今月は映画にまつわる音楽を選んでかけてきました。
chara ありがとうね。もうちょっと早く喋れるといいかもしれないね。なんだろうね chara の魅力はね。オレは chara 危なっかしいから保護者みたいな気分にもなったりするけど、女の子に人気あるものね。男のファンもたくさんいるけど。自分の生き方を貫いているような chara にあこがれるのかな女の子たちは。危なっかしいけど魅力的です。来月は誰が担当してくれるでしょうか、楽しみです。
(エンディング曲は「ホリデー」。なんと「ゴジラ」も「君の名は。」も観にいったという。すごい。「禁じられた遊び」を爪弾いて終了)

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起終点駅 ターミナル [DVDやら映画やら]

岩に波マークの東映映画。昭和63年、秋。結城冴子がめちゃくちゃつやっぽい。彼女の顔の大アップが続くシーンを見ると、これが映画俳優のだいご味なんだろうなあと思った。あの大きなスクリーンを自分だけが独り占めするんですから。そして椎名敦子との対比がすばらしい。前半、ベッドの上での鷲田完治の顔はほとんど生気が無い。この顔でいっしょに暮らそうと言われてもお先真っ暗な予感がする。たぶん冴子は、彼女が良く口にする「闘え」の言葉どおり、鷲田には家庭から逃げてほしくなかったのだろう。濃厚な20分が過ぎた後、ようやくタイトルが映し出される。そして平成26年へと時代が変わる。すっかり白髪の鷲田。お腹のたるみ方もプロフェッショナル。彼が作る食事がリアル。料理のレシピ本ではなく、新聞の料理記事の切り抜きというところが渋い。料理という行為がけっこう重要。裁判所からの帰り道。景色が客引きの繁華街、街中、橋、浜と変わっていく様子が面白い。もしかしてかなりの距離を歩いているのか。鷲田が東京の奥さんとちょっと上手くいってなさそうというのは、「お土産はイクラ」の件でだいたい想像がつくが、遠距離でダメになりそうでも東京に戻る辞令は出ていたようだし、もうちょっと何か夫婦間の説明があったらなあと思ったけれど、冴子とのシーンが濃厚なのでそれは余計だったのか。それでも冴子がしてしまうことにも明確な理由が無いような。でもうっすら分かる。それが観客が登場人物を、つまり他人が他人の生活を眺め見る場合の正しい姿なのかも。完全な説明を求める人からは色々ちゃちゃが入るかも。ただ冴子と敦子の過去や未来については深く知りたくもある。駅前の車中、鷲田の「ダメだ~」は敦子にはほんとうに予想外の応えだったのかも。後輩、森山くんの悪気の無さも面白い。たいていの人は聞いちゃいけないことなんて知らない。ラスト近くになって、隣のおじいさんのボケの件とか、子供のイクラと敦子のイクラがつながったり、最後に一龍がつぶやく「闘え~」の言葉は冴子との関係があることを示唆しているんだろうとか、静かに盛り上げてくれる。しかし無事鷲田が旅立てるのか、何か横やりが入らないか、なぜかハラハラしてしまった。昔弁護した人が恨みを持っていて、飛び出してきてギャーとかあったらどうしようなんて思ってしまったので。エンディングは歌が無いほうがしんみりできそう。東映映画にはめずらしく字幕がついていてうれしい。敦子の声がちょっとだけ聞き取りづらいので。冴子と敦子を観る映画。最初の20分は冴子のショートストーリーという感じで十分印象に残る。そして敦子の箸の持ち方になんともグッとくる。スカートもちょっと短い。鷲田の家で倒れこんだり、汗をかいてうなされているところにジンとくる。「眠りなさい」で目をつぶるところはつらそうだがとてもつやっぽい。すばらしい。面白かった。


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http://rental.geo-online.co.jp/detail-383797.html


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tY:近況84(Radiko, 高見沢俊彦のロックばん, Guitar とか) [他]

面白かったページ。
たしかに似てる!有名人にそっくりな動物たちと本人との比較画像をご覧ください : カラパイア http://karapaia.com/archives/52238659.htmlhttp://karapaia.com/archives/52238659.html
【バグは本当に虫だった - パーソナルコンピュータ91の話】第3章 ベーシックパソコンからMS-DOSパソコンへ(2) - PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/shoseki-bug/1054869.html
バグは本当に虫だった - パーソナルコンピュータ91の話 2017年 記事一覧 - PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/shoseki-bug/


81.3 FM J-WAVE : J'S SELECTION: http://www.j-wave.co.jp/blog/jsselection/rock_classics/
5月2日(火) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
2016年10月31日(月) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS と同じプレイリスト。
4月27日(木) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
2016年9月26日(月) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS と同じプレイリスト。
4月21日(金) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
2016年9月19日(月) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS と同じプレイリスト。
Paul McCartney で始まり、John Lennon、George Harrison で終わる。その他ハードロック、プログレなんでもあり。
4月17日(月) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
2016年7月25日(月) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS と同じプレイリスト。


高見沢俊彦のロックばん|TBSラジオAM954+FM90.5~聞けば、見えてくる~: http://www.tbsradio.jp/rockban/

二週続けて高見沢さんが GS について語る。面白かった「ロックばん」ならぬ「GS ばん」。最後に言っていた「GS の闇」なんてのも聞きたい。話せないこともあるんでしょうけど。

4月24日 GSばん1
GS とは何だ? 高見沢が少年時代に起こったすごいバンドブーム。第一期バンドブームと言ってもいいのかな? 66年くらいから始まって、67、8年にピークを迎え、69年、70年で終息してしまった。
どのくらいすごかったかというと、テレビの音楽番組のほとんどが GS だけだった感じがする。
GS の起源をどこにするかというと、一般的には 65年の5月のザ・スパイダース「フリフリ」だと思う。小学校の自分には衝撃だった。「ジャッジャッジャッ、ジャッジャッジャッ」というリズムとか、日本の三三七拍子を基にして作ったという話しもある。かまやつさんがリーダーシップを取って作られてきたのだろう。翌年フィリップスに移籍したときに再録音したが、それは英語版でテンポアップしている。
最初はベンチャーズに影響されたグループが多かったが、ビートルズが来日すると歌が良いなとなって、ベンチャーズをやっていたグループが歌いだす。それも GS だったのでは? スパイダースも最初は歌わないインストの曲もあった。でもかまやつさんの志向によってビート感とかが変わっていた。
スペンサー・デイビス・グループの「ギミ・サム・ラヴィン」。これをスパイダースが「愛しておくれ」というタイトルでカバーしている。こっちの方がだんぜん好きだった。これがかっこいいなあと思ってオリジナルを聴いたが、あらためてスパイダースのほうが良いと思った。
ビートルズの「オブラディ・オブラダ」もカバーされている。このタイトルは「人生は楽しい、続く」な感じの意味らしい。これを日本語でカバーしたのがカーナビーツ。「タロウがハナコに~」という歌詞がシュール。子供心になんじゃこりゃと思ったが、大人になるとけっこうシュールで面白い。最初はビートルズのイメージがあったので拒否反応があった。でもけっこうすごい歌詞。アニメを作って「NHK みんなの歌」でかかっても良いんでは?
このようにオリジナルに近かったり、超訳とかでカバーもしていた。ジャガーズの「キサナドゥの伝説」も良かった。元はデイヴ・ディー・グループ。ボーカルの方がムチを持ってピシッ、ピシッってやっていた。子供ながらにかっこいいなあと思っていた。実力がなければカバーはできない。
GS の頂点に立ったのはブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」。68年のレコード大賞を取ったくらい。
そんな GS は消滅してしまったのか? まずグループが出すぎたのではないだろうか。ビートルズを見てベンチャーズのエレキ時代が終わった。フォークもあったが、サウンド的には GS の方がインパクトがあった。ブルー・コメッツとスパイダースが開いた道を沢田研二さんのタイガースが出てきて、あっという間にすべて持ってかれたと堺さんが言っていた。

5月1日 GSばん2
来日したアーティストたちからザ・スパイダースに対して絶賛の声があった。
ピーター・アンド・ゴードン:前座がスパイダースだった。「彼らはアメリカで演奏旅行したことがあるんじゃないの? ない? イギリスの連中はスパイダーズみたいにオタマジャクシが読めない」
ザ・サファリーズ:「日本のグループではザ・スパイダースがすばらしい、びっくりした」
ザ・ハニカムズ:「日本には何だってある。イギリスにあるようなグループだってある。スパイダースを聴いてごらん」
スパイダースはなんで終わってしまったのか。いろんな思惑が重なって GS は終わってしまった。
66年はサベージ、ワイルドワンズに代表される短髪系。67年からはタイガースの成功による長髪系。
演奏しながら踊るタイガースにおどろく。このアイドル性が GS を一大ブームに引き上げたのではないか。そして「忘れえぬ君」でショーケンのテンプターズがデビューする。この二つが頂点に達したグループ。
年間に何枚もアルバムを出していると「次はどうするの?」となるが、そんなとき、音楽は原点に戻るらしい。そこで GS が歌謡化してしまう。それによりおかしな方向へ、そしてスパイダースたちが持っていたビート感が失われてしまう。そして 68年、ブルー・コメッツの「さよならの後で」は幸か不幸か大ヒットしてしまう。良い曲だが、GS が歌謡曲と区別がつかなくなってしまった。「キサナドゥの伝説」が良かったジャガーズも似たような「恋人たちのブルース」を出す。そして GS の魅力が薄れてしまう。端的にいうと芸能界に飲み込まれてしまったのでは。GS は作られたヴィジュアル系だった。
ゴールデン・カップスには「長い髪の少女」というヒット曲があるが、ほぼライブではやったことがない。ライブでやるのは R&B。ガリバーズの方も話していたが、「赤毛のメリー」はライブでほぼやったことがない。自分たちの好きなロックをやっていた。これらはレコードを出すために作られた曲でもある。
ザ・ジェノバは「骨まで愛して」のクラウンレコード北原じゅんさんの門下生によるグループ。その楽曲がすごい。「サハリンの火は消えず」を聴いてみよう。ただシベリアサウンドと言いながら、グループ名はイタリアの都市。これも GS の面白いところ。
GS の功罪:レコードは会社専属の作曲家から曲をもらわないと出せなかった。その専属制度を打ち破ったのが GS。ブルー・コメッツは英語バージョンでないと「青い瞳」を出せなかった(洋楽扱いにしないと専属制度にひっかかってしまう)。
好きだったバンドのひとつにビーバーズがある。かまやつさんが作った「君なき世界」を聴いてみようか。「あまりにも残酷な仕打ち~」とか歌詞が強烈だった。実力派バンド。ギターの石間さんはフラワー・トラベリン・バンドの一員になる。
ソロで GS 風の曲でデビューしてヒットする「一人GS」な方もいる。「虹色の湖」の中村晃子さん。ミニスカートが可愛くて、当時の中学生のアイドルだった。GS 好きな男子は中村晃子さんに惚れていた。ジャガーズの映画にも出ていた。
ザ・ダイナマイツも大好きだった。デビュー曲のタイトルが強烈で「トンネル天国」。今聴いてもかっこいい。ギタリストが山口富士夫さん。カップリングの「恋はもうたくさん」は自分のソロでもカバーしている。かなり R&B に特化したグループだった。
やっぱりタイガースの存在が自分の中では大きい。「嘆き」は GS の楽曲でも異色な曲。最初は何か違うと思ってあまり聴かなかった。今ではビルボード東京でもカバーしている。
GS の闇なんて言えること言えないこととか、ハードな話しもある。GSばん3 につながる GSばん2 ではなかったか。


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ザ・スパイダース

ザ・スパイダース ツイン・ベスト・セレクション



ザ・カーナビーツ

コンプリート・シングルズ



ザ・ジャガーズ

ザ・ジャガーズ/スーパーベスト



ザ・ジェノバ

サハリンの灯は消えず (MEG-CD)



ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

青い瞳/青い渚 オリジナル・ヒット集



ビーバーズ

ビバ!ビーバーズ!



中村晃子

決定版 2016 中村晃子



ザ・ダイナマイツ

ヤング・サウンド・R&Bはこれだ!(K2HD/紙ジャケット仕様)



タイガース

タイガース ベスト SBB-304




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オイルでエキゾチックとはなんといやらしいオイルかと思いきや、楽器塗装に使うオイルのことだった。
Tru-Oil と似ているかもしれない。今度の塗装はこれを使ってみようと思う。

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ルー・リード/ベルリン(LOU REED'S BERLIN) [DVDやら映画やら]

ステージで演奏されることがなかった名盤 "BERLIN" のライブ DVD。ルー・リードさんとスティーブ・ハンターさんのギターを堪能できる作品。二人のリードプレイやバッキングのコンビネーションも素敵。ルー・リードさんの珍しいギターが見もの。そしてハンターさんによる Gibson SG を堪能できる作品でもある。エレキベースの方の見た目が早川岳春さんに見える。
"Intro"
ステージ上からルー・リードさんの家族への挨拶、ベルリンは名盤という話し。
"Berlin"
ハンターさんが持つのは、Guild っぽいピックガードだが、ヘッドやボディの印象からして Taylor のアコースティック。「悲しみの歌~」というコーラス。パーティの映像。女性が楽しんでいる。"Happy Birthday Caroline" というケーキ。おそらくその女性がキャロライン。ステージ後ろに映像が映し出されたり、演者たちに映像が重なったりする。おそらく「ベルリン」のイメージ映像なんでしょう。
"Lady Day"
ハンターさんのギターは Gibson SG。ラージピックガードでハムバッカー+バダスブリッジにした Special っぽい。改造とかではなくて、そうしたモデルが新品で出ていたのかも。よく見たら、指板のポジションマークが月マークみたい。Gibson SG のタメながらも直情的なフレーズがかっこいい。ルー・リードさんのギターは Carl Thompson だろうか。大きいヘッドが目立つ。重そうだけどどんなものか。
"Men Of Good Fortune"
同じ Gibson SG を持ったハンターさんが弾くコードリフが歯切れ良くてかっこいい。ルー・リードさんは左側のホーンが大きい Les Paul っぽい形のギターに持ち替える。Manson Guitars な雰囲気だが、ヘッドが細目で3×3のチューナーキーレイアウト。おそらく John Bolin NS Guitar。NS だけあって、ヘッドが Ned Steinberger さんの NS Design アップライトベースなデザイン。9フレットあたりにカポをはめている。ソロはルー・リードさん。ギタリスト同士、お互い見つめながらのエンディングがかっこいい。
"Caroline Says (I)"
ルー・リードさんのギターは Gibson のアコースティック。PU にコントロール、大きめのサウンドホールに鋭いカッタウェイ、そして Les Paul なポジションインレイは CF-100E だろうか。途中で Carl Thompson に持ち替え ノイジーで鋭いカッティング、ソロを弾いて見せる。ハンターさんの Gibson SG によるバッキングが素晴らしい。エンディングがユニーク。バックで女性のコーラスが入る。
"How Do You Think It Feels?"
「どんな気分だい?」という歌いだし。ハンターさんの Gibson SG がテーマリフ、細かいオブリガード、フリーキーだけど重厚なソロを見せてくる。全編でハンターさんのリードプレイが聴ける。テーマに絡んでくるフレーズがかっこいい。ルー・リードさんは Carl Thompson で主にローコードでのバッキングを見せる。
"Oh, Jim"
「身体に良いクスリがあるぜ」と歌うミドルテンポの曲。ルー・リードさんは Carl Thompson でブルージー、ジャズ風なインプロっぽいギターを見せる。ラスト近くはハンターさんの Gibson SG と Carl Thompson で互いにカッティングを絡ませながらエンディング。一線をギリギリで超えないタメが効いた演奏がかっこいい。
"Caroline Says (II)"
「彼女がクスリをやって~」と歌う静かでスローな曲。ハンターさんは Gibson SG から Taylor のアコースティックに持ち替える。ルー・リードさんは Carl Thompson を背中に回してほぼ歌に専念。ギターソロは無し。
"The Kids"
「やつらは子供をうばっていく、彼女は悪い母親だからと~」と歌う。ハンターさんは引き続き Taylor のアコースティック。ルー・リードさんは Gibson CF-100E。フルートが印象的。静かな曲だが、一部ルー・リードさんの激昂のような歌声あり。ロックだ。ベースが Upright のボーイング。おそらく KYDD BASS だと思うがどうか。
"The Bed"
「ここで彼女は手首を切った~」なんて衝撃的なことが静かにあっさり歌われる。そしておごそかな女子たちのコーラス。ハンターさんは引き続き Taylor のアコースティック。ルー・リードさんは Carl Thompson。ベースが KYDD BASS Upright のボーイング。多分。
"Sad Song"
牧歌的な出だしのリフが印象的な曲。そして オーケストラ、ハンターさんの Gibson SG によるコードリフに続いて激しいリードプレイの後、「悲しみの歌~」のコーラスとともにまた牧歌的なリフへ。コーラス、オーケストラ、特にストリングスの演奏が映える一曲。「悲しみの歌」なのにコーラスを聴いていると段々と高揚してくる、希望が見える曲。余計な歌詞がなく、ストリングスにあおられるせいだろうか。指揮者もノリノリ。繰り返されるコーラスをバックに Gibson SG と Carl Thompson が歪んだコードワークを見せ、ルー・リードさんがノイズでアウトスケールなソロを聴かせてくれる。
ここでいったん終わりなのか、いつの間にか幕が閉じ、その幕にイメージ映像が映し出されている。そしてまた幕が開く。
"Candy Says"
"Sad Song" からそのまま演奏。コーラスの男性による「キャンディが言う~」という歌いだし。ほとんどがその男性が歌い、最後にルー・リードさんが笑みを見せる。この男性はステージの最初からキーボードも弾いてた人だった。
"Rock Minuet"
「ロック・メヌエットという曲だ」とルー・リードさんが MC。初めての MC かも。多分、KYDD BASS Upright のボーイング。ハンターさんの Gibson SG によるフィードバック交じりの宇宙的ノイズギターがかっこいい。バックの映像では若いころのルー・リードさん。
"Sweet Jane"
エンドロールが流れる。ルー・リードさんが Carl Thompson でコードカッティングを始める。そこにハンターさんの Gibson SG によるリードプレイが重なる。最初はクリーンだったコードワークもだんだんと歪みが激しくなってくる。そうかと思ったらまたクリーン。これは指弾きしている右手でコントロールしているようにも見える。最後はギターを弾き終わったルー・リードさんの姿で終わり。


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Making HB 6 [Making]

手直し+ボディのルーティング


削ってしまったネックポケットのテンプレートを修理。
エポキシパテで埋めて、整形する。

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クリーニングした後、直接ベアリングとかが当たらないようにバインディングテープを貼る。微妙なポケット幅を調整するのにもテープは便利かもしれない。

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♭作っているのだか直しているのだか・・・

ガイドべアリング付ストレートビットの新しいベアリングが届く。

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さすがにピカピカで気持ち良い。今までの真っ黒のやつとは全然違う。

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ネックポケット修正続き。
修正したテンプレートを当てる。

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新しいベアリングを使う。

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新しいベアリングは回転がスムースで、テンプレートにダメージが無い。

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トップ用のルーティング。
テンプレートは新しいベアリングのビットで製作済み。
テンプレートを当てて彫り始める。新しいベアリングはすいすい進んで気持ち良い。しかしこんなときに限って失敗するもの。

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しかしテンプレートからトリマがちょっと傾いてしまったりして削れた箇所あり。

bgb0079.JPG

♭作っているのだか直しているのだか・・・・・・

トップの準備


トップの外周切り出し。外周を描く。

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バンドソーで切り出す。

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トップのネックエンド部を、ボディに合わせてトリマーで切削する。

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リョービ(RYOBI) 卓上バンドソー TBS-80 674000A



リョービ(RYOBI) 電子トリマ TRE-60V 軸径6mm 628616A



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Making HB 30
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Making HB 27
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Making HB 16
Making HB 15
Making HB 14
Making HB 13
Making HB 12
Making HB 11
Making HB 10
Making HB 9
Making HB 8
Making HB 7
Making HB 6
Making HB 5
Making HB 4
Making HB 3
Making HB 2
Making HB 1


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Dressing UP ドレッシング・アップ [DVDやら映画やら]

桜井さんは自分でもちょっと暴力的というか、勝手に手が出てしまうことを自覚している。「母親のようになりたい」というクラスメートの作文に触発され、幼いころに亡くなった母親のことを知ろうとした結果、暴力的な自分を納得してしまう。そして母のようになろうとする。暴走する桜井さんの結末はさておき、少なくとも転校してきた学校での彼女の振る舞いに否は無いのでは。彼女は自分を守ろうとしただけだし、悪い奴に目をつぶれなかっただけな様子。この映画には三人のタイプあって、一人は桜井さん。そして同級生の女子、長谷さん。彼女はがまんして生きようとする。もう一人は本多くん。彼はいじめられっぱなし。自分が悪いんだとヘラヘラしている。他はその他大勢。うそをつくか何かを隠す大人ばかり。父親も隠すことでおおわらわ。そのためには何はなくとも謝る、頭を下げる。転校前の学校でも何かがあったようだが詳しくは分からない。ただその時のことでカウンセラーの診察を受けていることは分かる。そのカウンセラーだってほんとうのことを言わないだろう。ただ一人真実を話そうとする人は桜井さんのおじいさんになる人。つまり母の父。彼はある責任や呵責から桜井さんに言わざるおえなかったのだろう。しかしこのおじいさんがインパクト大。最初は髪の毛が無いのかと思ったが・・・。桜井さんよりも本多をいじめていた生徒に対して怒りが沸く方が多いのでは。もしいじめっ子と桜井さんのシーンでクラスの生徒たちが桜井さんに拍手喝采していたら、桜井さんはどうだったろうか。映画の上ではサラッと終わってしまったそのシーンだが、周りの机や椅子の乱雑さがどんな暴力があったのかをジワジワと伝えてくれる。おそらく同じ教室にいたクラスメートたちが同情や喝采をささげるにはあまりな有様だったのだろう。「罪を犯す遺伝子は受け継がれてしまうのか」という話しかもしれない。思い込みの世界かもしれないし、周囲が作ってしまうこともあるかも。でも主題は衝動をどう抑えるかということだと思った。母親の件は偶然であり、そんな特殊な事情が無い場合もあるはず。「母親のようになってやる」「母親の気持ちを知りたかった」というのは純粋な探究心だけではなくて、何も知らせてくれなかった父親への反発もあるんだろう。ラスト近く。おじいさんのニュースの件辺りからはおそらく「夢」だったのか。しかし首にはアレの痕がついている。それは父親にもある。最近ついたもの? 夢のようにずいぶんと前に母親によってつけられたもの? それをあえて見せなかった? ホラー・ファンタジーな展開。これが夢だとして、この夢によって桜井さんは何かを・・・たぶん父親も努力していたということを知ったのだろう。ラスト前の長谷さんの教室での様子は、最初はあこがれていた桜井さんの信念を実践しているところ。ラストの桜井さんの長カットで終わり良ければすべて良し。このカットで少し笑みを見せるところは、もしかすると相手も笑いかけていたのかもしれない。しかし、桜井さんしか映らないので分からない。見事なまでにストーリーを解決してくれるシーンだった。でも希望ではなくて気が変になっちゃったとも解釈する人もいるかも。「まだまだやるよ」とか。知らない役者さんばかりの中、桜井さん役を務めた方は主役だけあって、存在感というかなんというか、静かにしていてもなんかすごい。視覚の面で特徴的なのは、生徒たちの中で桜井さんだけが白い靴下。おじいさんの家に下がっていた服が後のイメージで母親のものだったと分かること。そのイメージの中の窓から見える巨大な月。どうせなら映画帰りに出会った男もボコボコにしてほしかったが、警察沙汰になっては話しがまとまらないので止めたのかもなあ。夢っぽい話しが出てきたので、深く考えたくなければホラー・ファンタジーと思うのもいいかも。とにかく主役の方におどろいた。晴れ・ちょっと涼しくなる。


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下衆の愛 [DVDやら映画やら]

マモルのトラブルの件があると無いでは見た後の気持ちがずいぶんと変わってくる。そうやすやすとさわやかな気持ちにはさせてくれない。どうしようもないテツオ。彼をはじめとして税金や保険料を払っているようには見えない人々。テツオは、女性というか女優関係とか口ぶりとか、最初から好きになれないところ多数だが、追い詰められているところを見ていると段々憎めなくなってくるのが不思議。妹アキナのしていることに真面目に説教するところが、実はまともな人なの?と思ってしまう。しかしカエデへの態度はちょっと辛い。ケン役の忍成修吾さんとマモル役の細田善彦さんをいっしょに見れるのがうれしい。悪人でない二人を見れるのは滅多に無いような。二人の寛治も面白い。最年長だろうでんでんさんを筆頭に普通な役をやりそうにない人たち。映画といわず、芸能界でも社会でも、ゴシップで「枕」という言葉は目にするが、それをやるなら一発必中でなければならず、証文でももらっておかないと枕をする意味がない。そうしたことを覚えていく女優や、メジャーな監督を振り切って自分の道を走ろうとする監督。ついていけない周りの人たち。結末がどうなるのか終わりが近づくにつれでハラハラしてくる。絶対にハッピーな終わり方などしないだろうと思いながら見る。ひとつだけ分からなかったのは、ミナミが商業監督カノウと関係するに至るところ。やっぱりインディと商業の違いに賭けたのか。マモル、テツオ、ケンの「簡保」、「健保」、「安保」闘争に笑う。これも青春映画なんだなあ。面白かった。


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エリザベス 神なき遺伝子(CLOSER TO GOD) [DVDやら映画やら]

ヒトクローンを描く映画。クローンが題材の映画は多々あれど、変わった映画だった。過去は白黒。タイトルにもなっている人クローンにより誕生した赤ん坊エリザベス。この子に関して言えばほぼドキュメンタリーな様子。学会の対応、クローンの是非、シュプレヒコールで抗議する団体、目つきのおかしな人にリークする人。実際にクローン操作が行われたら起こるであろう出来事。あまりホラーな雰囲気は無い。せいぜい不気味なのは、カンシャク持ちらしい子供の叫び声、そして誕生から研究者の手によって管理している様子やエリザベスの額くらい。クローンを生み出したヴィクター博士も後々に後悔の様子も見せる普通の科学者。エリザベスに対して実験的なことを行うのも、延命させるためであろうし、そして科学者として当然なことだと思う。やっちゃいけないことだが。けれどもその裏でもうひとつのストーリーがあって、それがホラー。最初はエリザベスはまだ赤ちゃんで科学者たちが見ているのに誰が暴れているの? と思ったが、そういうことだったのか。過去が白黒で現在がカラー。クローン物の映画はたくさんあるので、この映画ではどんな結末になるのか? これがまた現実にありそうな結末。奥さんに「自分が何とかする」と言ったヴィクターにとっては理想的な結末かもしれない。ラスト近くのホラー映画らしい展開は、ありえない話しじゃない。過激な情緒不安定という設定もありそう。それを考えてみるとノンフィクションとかドキュメンタリー映画でもおかしくないかも。そのラストでヴィクターの目の前で壁にアレされるエリザベス。その時の音が印象に残る。抗議団体の「神が、神が」という言葉には、最初はうなずけど、だんだんうざくなる。晴れ。


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tY:近況83(Radiko, K's TRANSMISSION, Guitar とか) [他]

面白かったページ。
キューブリック映画で使われた手法「プラクティカル・ライティング」が映画の歴史を変えた理由 - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170429-stanley-kubrick-practical-lighting/
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「コモドドラゴン同士がケンカすると…怪獣映画みたいなことになる」はだしで逃げだしたくなる写真:らばQ http://labaq.com/archives/51883131.html

NHK FM 夜のプレイリスト
伊藤なつみさんのプレイリスト。良かった。
4月18日「Darkside of the moon(狂気)」ピンク・フロイド: http://www4.nhk.or.jp/yoruplaylist/x/2017-04-17/07/72966/4694536/
4月19日「Queen(戦慄の王女)」 Queen: http://www4.nhk.or.jp/yoruplaylist/x/2017-04-18/07/73206/4694537/
4月20日「Jugged little pill」アラニス・モリセット: http://www4.nhk.or.jp/yoruplaylist/x/2017-04-19/07/73452/4694538/
4月21日「Walking Wounded」エヴリシング・バット・ザ・ガール: http://www4.nhk.or.jp/yoruplaylist/x/2017-04-20/07/73692/4694539/
4月22日「There Is Love In You」Four Tet: http://www4.nhk.or.jp/yoruplaylist/x/2017-04-21/07/73951/4694540/

amazon より;

Walking Wounded



ジャグド・リトル・ピル



There Is Love in You



戦慄の王女




Fender スタイルのネックに Gibson スタイルのブリッジを合わせてみる。

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しかし Fender の R には合わず、サドルの溝を切ったりして弦高を調整しなきゃならない。Gibson スタイルのブリッジの利点は、別にあるテールピースの位置とかでテンションンも調整が容易なところ。しかしそれよりも弦間に利があるのだと思う。
上のブリッジの1~6弦間が約50mmに比べて、下の Fender Strat では約54mm。

gg170429-2.JPG

よく Jazzmaster とかでブリッジを Gibson に変えたりするが、こうした弦間の差を好んでという理由もあるんだろうか。細かく言えばフレット~ブリッジ間距離も少し変わるはずなのでピッチも変わるんだろうなあ。

4月21日 坂崎幸之助さん NACK5 K's TRANSMISSION: http://www009.upp.so-net.ne.jp/ks_transmission/

春歌(「しゅんか」ではなく春の歌)でRC サクセションの「春が来たから」がかかる。コーラスについて語る。
絶望的な春の歌。あの日のことはなかったことにしてねと春に別れる。冬に知り合ったカップルだろうか。でも清志朗さんはスキーに行くようなキャラじゃない。「初期のRCサクセション」に入っている大好きな歌。全曲好きだかこれもせつなくて好き。
RCの面白いところ、特に初期の頃って清志朗さん色が強い。だけど、実は三人とも歌っている。意外と気づかない人が多い。特にこの曲は(ギターで「春が来たから」を弾き語る)清志朗さんから始まるんだけれども、Bメロのところはたぶんリンコさんでないかなあ。破廉ケンチさんも歌ってる。生演奏のときに迫力があったのは、清志朗さんのあの声に他の二人が乗っかっていくから。バンドになってからはチャボさんも歌っているけど、ほとんどが清志朗さん。この頃のフォーク時代のRCって、意外と三人が歌い分けているんです。アルフィーでいうスイッチ・ボーカル。この曲は清志朗さんの切なさが出ていて好きなんです。ダメな男の歌って好きなんだと思う。もう一個仕掛けがあるのは、この曲、「春が来たから~」ってずっと歌ってるんだけども、この前に出てたシングルかな?「三番目に大事なもの」ってのがね。この後に出たのかな? ボクはシングルを持っていなかったけど、最後のほうに「何の歌かな?」っていうのが入ってるんですよ。最後の方に。ちょろっとだけ。デモテープみたいな。そういのがレコードの遊びとしておもろいなあと思って。ビートズとかもそういうのをやっていたじゃない?途中で変な音入れたりとかね。RCって奇抜な人たちだなと思った覚えがあります。

こんな話しをして「春が来たから」がかかる。そして曲の最後に「三番目に大事なもの」の一部が挿入されていた。

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初期のRCサクセション 4






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